オシンコシンの滝を出発、前日に休憩に立ち寄った小清水原生花園に向かい今回は原生花園の遊歩道を一周した。この場所も花の生育が遅くエゾカンゾウ、ハマナス、カキツバタが咲いているくらいで北海道内の原生花園は何処も花の開花が遅く物足りなさを感じた。其の後に391号線で小清水峠を越えて弟子屈町に入り途中から52号線で摩周湖の第三展望台駐車場に行き写真を取りに展望台に上がった。今回は霧がかかる事なく晴れて居たので湖面は見渡せたが夏の此の時期は水蒸気が上がっているのか?全体がぼやけてコントラストの無い状況、しかし今回で8回訪れて湖面が見えたのは3回だけで霧が張らず見えただけでも儲け物・・・・其の事も有り今回は初めて有料駐車場の第一展望台駐車場に車を入れて写真を撮った。
摩周湖を下り今回初めて近くの「硫黄山」に入った。この駐車場は摩周湖の第一展望台の駐車場と共用券(二日間に限り有効)に成って居たので入って見学したが余り見る物も無く広大な駐車場に停まっている車も少なく寂しい感じ、駐車券が共用に成っている理由が解った。下段の写真は弟子屈町での運用の為に上がった美幌峠の「ぐるっとパノラマ美幌峠」の道の駅、次は「美空ひばり」さんが歌った美幌峠の歌碑、其の次が展望台から見た屈斜路湖、この峠は霧が張る事が多く昼間は晴れていても過去に私が車中泊した夜は3回共に濃い霧が張り視界は100mを切る幽幻の世界に成った。其の次は屈斜路湖の砂湯、観光客は殆ど居なかったが浜を歩いていたら貸ボート屋さんの御主人が居たので「砂湯て何処ですか?」と聞いたら「此処だよ」と砂浜を指差したので不思議そうにしていたら「この砂浜を掘ったら温泉が出るんだよ」と教えてくれた。
此れは後々の話のタネにと思い砂浜を掘って足湯を楽しんだ。最後の2枚は屈斜路の南に突き出した和琴半島の先端に有る無料の露天風呂「和琴温泉」この温泉も今回で3回目の訪問で今回は美幌峠に上がる26日の夕方と下った27日の早朝と2回に渡って入浴した。写真は27日の朝に撮ったもの私が入浴してるのを見付けて入って来た同世代の霧多布岬から来た男性、「浜中町方面は3日間雨が振りっぱなしで嫌に成って逃げて来た此方の天気はどうですか?」と話掛けてきた。私が知床方面から好天の中を南下してきた事を話すと自然に旅行の話に成り30分程、旅の話で盛り上がった。途中でipadを渡され「写真を撮ってくれませんか?」と頼まれ写真を撮ったが初めて使ったので興味が湧き欲しく成った。
この周辺は2009年の訪問時に天気が悪く、摩周湖の写真を撮る為に4日間程、滞在したので良く回った場所、然しながら弟子屈町と私の相性は余り良く無く、摩周湖の第三駐車場では逆Vの片方のエレメントが給電部で切れ国道に飛び観光バスを止めたり、次の年は釣竿アンテナが壊れ、移動運用の実績は散々の結果に挙句の果てには和琴温泉で入浴中に浴槽内を歩いて居たら「其処の若いの藻が上がるでないか」と御叱りを頂いた思い出が有る地、今回はリベンジの為に美幌峠に上がったのだが果たして結果の程は?