黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 1.8MHz帯の運用には気を使う話

2017年03月25日 13時45分12秒 | アマチュア無線


   

 

 3月23日に偶々04時前に起き出して7MHz帯をワッチしたら頗るDXコンディションが良くアフリカ~中近東方面が強力に聞えて居たので今朝もひょっとしたら?と欲気を出して03:30JST頃に起き出して1.9~10MHz帯辺りを聞いてみたが残念ながら先々日とは打って変わったコンディションでアフリカ方面の信号を当局の設備では全く確認する事が出来なかった。


 3.5MHz帯は連日此の時間帯は2~3KHz毎に出ている強力な信号で(軍事用の何かの信号だろうか?)弱い海外からのCWの信号は掻き消され思う様に受信出来ないし7MHz帯の方は此の信号は無くバンドノイズ・レベルは低く此の時間は微弱なDX信号が受信し易い状態には有るのだが今朝は暫く受信しても呼掛けれる程の信号強度のDX局の信号は聞えない状態に久し振りに1.8MHz帯まで下がって聞き始めた。


 04:20JST頃に上側のバンドエッジに近い周波数で弱いV633KSの信号が聞えて数局と交信した後にCQを連発して居たが周波数がバンドエッジに近過ぎて呼掛けるとオフバンドの可能性も有る事から暫く聞いて居たら応答する局も無くやがて信号が途絶えた。何時もなら上の周波数帯にQSYする私なのだが今朝はもう一度下側のバンドエッジである1.810MHzまで下り徐々に上がって聞いて居たら1.823MHz辺りでQSO中の信号を見付け聞いてみると先程のV633KSの信号であった。上のバンドエッジから2KHzは離れているのでオフバンドの可能性は無い事から駄目元で呼掛けたら直ぐに応答が有って1ヶ月振りの1.8MHz帯での海外局との交信と成った。


 実は私が初めて1.8MHz帯を運用した時(可成り以前の事だが)に運用出来る周波数帯域を十分に確認せずに
適当に運用して居たら知らない内にオフバンドして居た事が有り相手の局の信号が可成り強力なのにJA各局が全く呼掛けないので「変だなあ~」と思って1.8MHz帯の運用出来る周波数帯を確認したら「ガビ~ン オフ・バンドしているではないか?」と気付き一寸ビビッテ仕舞った。


 昔からアマチュア無線のバンド内の運用面のチェックに関しては当局は余り厳しくは無かった様だがオフ・バンドだけは結構厳しく、私達の先輩の中にもハワイから赤紙を貰った人は居た様で(噂だが)オフバンドだけは良く聞いて居るらしい話を聞いた事が有った。最近のトランシバーはバンド・エッジの周波数に成ると警告音が出る様にセット出来るし、電波も出ない様に成って居るので私も此れを使用して居た事から安心仕切って居たのだが後で此の装置を確認すると1.800~2.000MHzまでは電波が発射出来る様に設定されて居る事に気付いたが既に後の祭り・・・・・其れ以後、1.8MHz帯の運用には十分に気を付ける様にして居る。


 然し此の1.8MHZ帯はバンド幅が10KHzしか無く、海外の局は常に上側のバンドエッジ以上の周波数を可成り使って運用して居るので呼掛ける前には必ず確認しなければ成らず結構神経を使う周波数帯と成って居る。


             今朝の交信


  S21ZEE(10,CW)   V633KS(1.8,CW)   EM9WFF/P(7,CW)


  YN2WL(21,CW)