黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 自分も移動運用した思い出の場所とのQSO

2017年03月05日 16時47分31秒 | アマチュア無線


   

 


 今朝は朝から此の地区で年に2回ある「道路愛護Day」と言われる奉仕活動が有る日で朝一番から直ぐ隣に有る元、中学校の校門前の桜並木の道の清掃活動に参加した。日頃はあまり遣らない作業を1時間以上に渡って行なうと薄っすらと汗が出て長袖のシャツ一枚で作業をして調度良い感じ、季節は完全に春が近付いて居る事を実感する様な一日で有った。


 作業後の懇親会を早めに中座して所用を終えて我家に帰ってコタツの中で横に成ったら疲れていたのか?何時の間に眠り込んで気が付いたら16時を回って居る。今朝は無線を全く聞いて居なかったので私の運用目標である「一日に少なくても一局との交信のノルマ」が達成出来て居なかったので各周波数帯をチェックして見たがDXの信号は余り聞えず此の時間帯だと最終的に7MHz帯を聞く事に成った。


 最近の私は国内通信に至っては完全にSWL状態で毎日昼間の7MHz帯は数時間は聞いて居るのだが声を出す事は殆ど無くワッチのみで終る事が多いが今日は当局にとって「余り聞かないな?」と思える北海道厚岸郡浜中町(01003B)と長野県筑摩郡山形村(09015H)から移動運用する二局の信号が聞こえて居た。特に山形村の方は可成りの局が呼掛けて居たが何とか交信する事が出来た。


 此の二箇所からの移動運用は私も行なった思い出の場所、北海道の浜中町は2009年の夏に霧多布岬の高台にある灯台の横で運用したが7MHz帯で運用中に3.5MHz帯での運用リクエストが有り7MHz帯の運用途中の遅い時間帯に私の移動運用で初めて3.5MHzのフルサイズのエレメントを1~3mの凹凸のある場所で何回も転びながら漸く張り終えて運用を開始したら11局と交信したら後は呼掛ける局が無く成りガックリポン状態に・・・・「此れなら7MHz帯で続けて運用した方が良かったのに」と感じて此の年は以後3.5MHz帯の運用の要望が有っても応じる事は無かった。夜の間は鷗の鳴き声がして結構不気味な感じの場所であった。今日も交信後にグーグルアースのストリートビュー機能で運用場所を見るとピョンピョンⅡ号を駐車した場所やアンテナの両端を固定した場所なども映像で完全に確認出来て非常に懐かしく当時の事を思い出した。


 長野県の山形村での移動運用は2010年の初夏に行なったが道の駅近くは田園地帯で農道の何処でも運用出来そうで有ったが知らない所でクレームが有ると運用出来ないので山手に入り慈眼山清水寺の上側の別荘地帯の一番上の貯水池の横1400mHの山中で運用したが運用場所の高さが仇に成り九州や北海道の信号は強力に入ったが1エリアがスキップゾーンに入り交信数が伸びない結果に終わり苦い思い出と成って居る。


 移動局はパワーが無いので私が移動運用する場所は総じて何処も高さの有る場所からの運用が多かったが運用場所が高いほど良いと言う訳では無く私の経験上300~600mH位の高さがベスト、それ以上の高い場所で運用すると近距離のエリアがスキップ・ゾーンに入り交信数に可成り影響を及ばす事に成り特に局数の多い1~3エリアの近くで移動運用をする場合は注意が必要で有った。


 流石に山形村の運用場所は突拍子も無い辺鄙な場所でストリートビュー機能では映像は出て来ない。車中泊の翌朝に山草取りに来られた地元の人に「熊の居る此の場所で車中泊をしたの?」と呆れられたり山を下った麓の信州蕎麦の「水舎別館」で食べた蕎麦の味は忘れられない。此の場所はストリートビュー機能で入り口の映像が確認出来て思い出が次々と浮かぶ今日は7~8年前の移動運用場所や其の時の思い出を懐かしく思い出す1日と成った。