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電子工作やパズルのブログです。主にLEDを使った電子工作をやっています。

M51957の代わりにPST600Gを使ってみた

2011年08月02日 22時38分22秒 | M16C
マイコン自動車のMPU基板のリセットが掛かると言う問題がありました。
これは、廃品種のリセット用IC M51957の代わりにM51953で代用しようとして、うまくいかなかったのでした。

それは、M51957では電源のリセット電圧を外部で設定でき、基板上で2.5Vに設定されていたのに対し、
M51953ではピン互換があるものの、リセット電圧は内部で4.25Vに固定されていて、
電源のちょっとした低下に対して敏感過ぎたのです。

それで、とりあえずの処置として、M51953を取り除いて、
電源電圧の変動に対してリセットが掛からないようにしていました。

でも、やっぱりこのままではマズイので、代替可能なリセットICを日本橋で探してみました。
ところが、なかなか有りません。最近はリセットICを使わないのでしょうか?
何とか千石電商に有ったのが、以前使った事のある PST600 です。
リセット電圧はサフィックスで表します。そこで3.3Vの PST600G を買いました。

この2つはパッケージ形状が違うのですが、このように差し替える事が出来ます。


基板上も違和感なく収まりました。


実際の動作上も問題有りませんでした。