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きままな旅

きままな旅ときままな日記

2018/03/14 秀吉ゆかりの城下町・長浜を歩く。

2018-03-17 | 尾張文化の会

2018/03/14 秀吉ゆかりの城下町・長浜を歩く
①JR長浜駅
 (写真なし)
②長浜鉄道スクエア
現存する駅舎としては明治15年(1882)日本最古の旧長浜駅舎である。
 
 長浜鉄道スクエア   石額
③慶雲館「明治天皇行在所」
明治20年(1887)明治天皇と昭憲皇后が京都から東京戻る際に大津から連絡船に乗船し、ここ長浜で明治天皇夫婦の昼食場所として長浜の実業か浅見又蔵の出資で建てられた迎賓館を内閣総理大臣の伊藤博文により「慶雲館」と命名されたと云われる。その後、浅見氏の別荘として使用され昭和11年(1936)に長浜町に寄贈された。
 庭園は国名勝で地泉回遊式の第7代小川治兵衛作と云う。

 入口と石碑
     
 内部の庭園
〇芭蕉の句碑(日本最大の句碑10トン)
  「蓬莱にきかはや伊勢の初たより」はせを

 句碑
④山内伊右衛門一豊屋敷跡
 
 説明版  碑
⑤長浜城
   
 長浜城
⑥豊國神社(ほうこくじんじゃ)
 祭神は豊臣秀吉公、加藤清正公です。
 慶長3年(1598)秀吉公が逝去されると、町民は太閤さんの恩徳を慕って豊國神社が設立された。
  
 
 鳥居と石柱  本殿  参道と鳥居 出世稲荷神社  

 虎石(長浜城内の庭園より移築)

 亀石
〇豊鑑(竹中半兵衛の子重門の著書)の歌碑
 長濱の起源歌碑で『君が代も わが代も共に 長濱の 真砂のか須の つき屋らぬまで 竹中半兵衛』「豊監巻一 長浜真砂(群書類従所載)」

 歌碑
⑦秀吉と三成出逢いの像
 喉が渇いた豊臣秀吉が寺に立ち寄った際、石田三成は「一杯目にぬるめのお茶、二杯目にはややむるめ、三杯目には熱めのお茶をだし」ました。秀吉はその心遣いに感心し、三成を家臣にしたと言われている「二人の出逢いの像」です。④長浜城(歴史博物館)
浅井氏滅亡後、豊臣秀吉は小谷城から、天正2年頃(1574)に長浜城を築いて長浜に入った。現在の長浜城は昭和58年(1983)に再興された。

 「三献の茶」像
⑧旧開知学校
 明治7年(1874)の旧開知学校
 
 旧開知学校
⑨安藤家屋敷
 北国街道沿いにある安藤家は、賤ヶ岳の戦い天正11年(1583)で秀吉方に協力し町年寄格(長浜十人衆三年寄)として、長浜の発展に力を尽くし活躍した。明治以降は近江商人との婚姻関係から商人となり事業展開し活躍した。
 現在の建物は明治38年(1905)に安藤與惣次郎により建設された長浜の豪商の名残を伝える近代和風建築です。お庭は「古翠園」といい、小蘭亭の前庭として大正3年(1914)に築造された地泉回遊式庭園です。
 
 入口玄関   北国街道碑
  
 小蘭亭入口  小蘭亭
    
 古翠園
 
 座敷から観る庭
⑩黒壁ガラス館
明治33年(1900)に旧百三十銀行(明治銀行)長浜支店として建てられた木造洋館を平成元年(1989)に黒壁ガラス館として会館した。

 舘
⑫大通寺(だいつうじ)真宗大谷派
 慶長元年(1596)に長浜城内に営まれた講の会所が後に大通寺と号した。その後、彦根藩2代藩主井伊直孝より寺領を受け、慶安2年(1649)に現在地に移った。
 東本願寺の別院で伏見桃山城の遺構と伝わる本堂や大広間など構造物の多くが国または市の重文です。客室(含山軒(がんざんけん)、蘭亭)内部の障壁は、狩野山楽・山雷、円山応挙によって描かれており、枯山水と池泉式の庭園(国名勝)がある。
〇ながはま御坊表参道

 御坊表参道
〇山門(市指定)江戸時代
 
 山門
〇本堂 阿弥陀堂(重文)江戸時代「伏見城の殿舎より移築」

 本堂
〇大広間(重文)江戸時代
 
 大広間
〇書院(市指定)
 
 書院
〇高欄擬宝珠(明暦3年(1657)刻銘がある)
   
 高欄擬宝珠(刻名が有る)
〇梵鐘(県指定)貞治2年(1363)総高97.5cm

 梵鐘
〇含山軒庭園(名勝)江戸時代 「前庭東方遥かに望む霊峰伊吹山を借景の庭」

 含山軒
 
 説明額  含山軒庭園(肉眼では後方に伊吹山が観える)
〇千代女の歌碑
 「手をあげよ 同じ流れに すむ蛙 日かげのわらび 腰をのしかね」

 歌碑
⑬曳山博物館
 曳山博物館の展示「曳山」は実物であり、12基のうち2基ずつを3ヶ月交替で公開しています。
 見学じの曳山は2基(高砂山 宮町組 ・鳳凰山 祝町組)でした。
 
 曳山(高砂山 宮町組)の前方と後方
   

 曳山(鳳凰山 祝町組)の前方(天井と装飾が特徴)と後方
   以上

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