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2015/12/25 名古屋市守山区の城跡と寺社めぐる。

2015-12-28 | 尾張文化の会

2015/12/25 名古屋市守山区の跡と寺社めぐる。

 名古屋市守山区役所の『史跡散策路 城跡と寺社めぐり』を散策しました。
 JR新守山駅からJR大曽根駅までの約7Kmの行程で、名古屋市守山区推進の『城跡と寺社めぐり』コースです。
 最初は、大永寺から水屋→小幡城跡→浄土院→利海寺→瓢箪山古墳→名守合併記念碑→守山市役所跡→誓願寺→白山神社(古墳)→守山城跡→宝勝寺→矢田の渡し碑→長母寺→白山神社→JR大曽根駅です。
◎コースマップ
 
✿ 
大永寺(曹洞宗)
  本尊は釈迦如来(伝恵心僧都作)で創建は建久元年(1190) 山田庄の荘司山田重忠が小幡に建てた寿昌院。大永元年(1521)重忠の末裔岡田重頼が再興し大永寺と改めた。
 
✿ 水屋
  川に囲まれた「輪中」といわれた低湿地帯で、豪商では水害に対する自衛策として、土を高く盛り、石垣を築き、食糧等を貯蔵して生活できる避難用建物を設けた建物で蔵式水屋です。

✿ 小幡城跡
  織田信光(信長の叔父)の居城で在ったが廃城となった。
 北から南へ急な階段を登る。
  
✿ 浄土院(浄土宗)
  お寺の一角に守山幼稚園がある。
 
✿ 利海寺(臨済宗妙心寺派)
  元亀年間(1570~73)に中区の白林寺の和尚によって建立され,明鏡山圓福寺と称しました。宝暦4年(1754)に現在地に移転してきた。
 
✿ 瓢箪山古墳
 昭和60(1985)名古屋市史跡に指定され、六世紀前半の築造と言われる古墳で、この地域の権力者の墓と考えられる。
   
✿ 名守合併記念碑
  守山市は昭和38年2月に名古屋市と合併の記念碑(「太いパイプを通して結ばれる」を標示)です。

✿ 守山市役所跡
  昭和38年名古屋市と合併し区役所となった旧役所跡。

✿ 誓願寺(浄土宗)
  武田信玄の甥が出家し、尾張地方を行脚して開いた寺で、宝暦年間ころ尾張藩の家老竹腰家の家臣岡嶋宗感が再興しました。
 有名な話は、昭和20年(1945)名古屋北部(瀬古)に2機のB29が墜落、同寺にはその時乗務していた米兵が葬られていた。後に戦後遺骨は米軍に引き取った。又、瀬古の間黒神社参道にある神明橋は欄干部分が新しく、神殿の裏に保管された旧神明橋欄干にはB29爆撃機の尾翼を衝突した痕跡と伝えられている。
 
✿ 間黒神社
   
✿ 白山神社(古墳)
 四~五世紀の古墳と推定される。
  
✿ 守山城跡
 織田信次(信長の叔父)が城主の時代、桶狭間の戦い以降は廃城となった。
   
✿ 宝勝寺(曹洞宗)
 天文4年(1535)松平清康(家康の祖父)死により、大永寺7世大渓良沢がその菩提を弔うため自らが開山となり寛永14(1637)年に守山城跡に建立されました。
 
✿ 長母寺(臨済宗東福寺派)
 治承三年(1179)山田重忠(山田村「現在の山田幼稚園」付近で出生の武将)が創建。後、天和二年(1682)無住国師(梶原氏の末裔)が尾張二代藩主光友の命により再興された。
   
✿ 白山神社
 
是よりJR大曽根駅へ向かう。

  以上

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