きままな旅

きままな旅ときままな日記

2024/09/26名古屋市天白区史跡散策路「清流と神社・寺院コース」散策した。

2024-10-02 | 尾張文化の会

2024/09/18名古屋市天白区史跡散策路「清流と神社・寺院コース」
地下鉄植田駅より栄久寺、泉称寺、全久寺、植田八幡宮、寄鷺橋、島田神社、島田地蔵寺、市バスで八事駅へ向かい帰宅した。
 
地下鉄植田駅
✿稲葉山公園
 標高50mです。
   
 山頂までの階段が続く
✿秋葉三尺坊大権現
 秋葉権現(あきはごんげん)は秋葉山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神である。

お堂
 
秋葉三尺坊

✿栄久寺(えいきゅうじ)真宗高田派 松雲山
 創建不詳。
 松雲山と号し、文明12年(1480)永照法師室賀多門が伽藍を建てる。当初は現在の飯田街道の南に建っていたが、天白川がたびたび氾濫するので水難を避けるため、文化3年(1806)現在の地に移された。
 
石柱 参道階段
 
山門 本堂
 
 鐘楼(周り全体が見渡せる眺めの非常に良い境内です)
 
境内から眺める「東山スカイタワー」東山動植物園

境内から眺める「東山タワー」中京テレビ鉄塔

✿泉称寺(せんしょうじ)真宗大谷派 常喜山
 創建不詳。
 大永3年(1523)浄土真宗第9代実如上人に帰依し、当初は現在の飯田街道沿いに建っていたが、天白川の洪水の被害から逃れるため、享保19年(1734)現在の地に移された。
 
石柱
 
山門

本堂

✿全久寺(ぜんきゅうじ)曹洞宗 福田山
 文明3年(1471)将軍足利義政の命により、遠州横地城から植田城主となった横地秀綱が建立。当初は、現在の飯田街道南側に建っていたが、天白川の洪水の被害から逃れるため、寛政4年(1792)頃現在の地に移された。

石柱
 
山門
 
石標

本堂
 
観音堂

✿植田八幡社(うえだはちまんしゃ)
 祭神は応神天皇、横地太郎左衛門秀綱、横地権蔵秀住の三柱です。創建不詳。
 天正8年(1580)植田城主横地権蔵秀住の家臣室賀久太夫によって修造された。
 境内には大正天皇が皇太子のとき明治41年に陸軍大演習を観覧された折、愛馬「藤園」に御乗馬になった跡の記念碑が建っている。
 神社境内にあった古墳は、約1500年前の古墳時代中期(紀元5世紀頃)の前方後円墳の上に、文明3年(1471)遠江(静岡県菊川市)の有力な武士団であった横地一族(横地氏の祖は源氏の統領で名高い八幡太郎義家)の横地秀綱(よこちひでつな)が植田に移って植田城を築いた以前から応神天皇を祭神とする八幡社が存在していたと言われています。
 その古墳は、昭和49年に八幡宮が大改修された際、後円の下部のみ残し大部分が削りとられて原形をとどめていないが、その大きさは、前方部の長さ40m、後円部の高さ6m、全長80mもある大きな前方後円墳であったといわれている。
 
石柱と鳥居と太鼓橋

説明版
 
拝殿
 
辨天社(市杵嶋姫命)

津島社 山神社 神明社
 
大正天皇御乗馬跡の碑
 
東参道 山門

神社前の馬頭観音
 
馬頭観音

✿天白川・寄鷺橋(きりりょうばし)
 天白川と植田川が合流し、合流点付近に人道橋「寄鷺橋」(ニールセンローゼ型)である。
 
寄鷺橋

寄鷺橋の表示版

✿天白護床工(ごしょうこう)
 河川の合流地点に設置された河川構造物で上流及び下流に、流水による河床の洗掘防止の目的で施工されている構造物です。
 「天白川天白護床工」は、植田川との合流点につくられた河川管理施設、馬蹄形で階段状で美しい形です。

護床工

護床工と魚を狙うサギ

✿島田神社(しまだじんじょ)
 創建不詳です。
 祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命を始め九柱を祀る。
 当神社には島田城主であった斯波高経(牧氏の祖)が貞治年間(1362から1367)島田城を築くにあたり、城の鬼門除けの守護神として熊野権現を祀ったのが始まりと伝える。
 
石柱と鳥居

参道
 
拝殿

天神社

西参道

 ✿島田地蔵寺(じぞうじ)曹洞宗 古厩山(こまやさん)
 嘉吉2年(1442)樵山和尚が島田山広徳院として創建。
 延徳3年(1491)大洪水があり寺殿を破壊されたが、鳴海の瑞泉寺の秀建和尚が、明応9年(1500)本殿を再建、島田山地蔵寺と改称。永禄3年(1560)桶狭間の合戦の折、焼失。
 その後、牧義次の男右近義汎が再建し、古厩山地蔵寺と改名。
 別棟に祀られている地蔵尊は熊坂長範の盗馬変毛の伝説がある。また、雨降地蔵ともいわれる。
 
山門 案内板

本堂
 
毛替(けがえ)地蔵堂   毛替地蔵尊

志まだ地蔵道の碑

尾張名所図会【前編】古厩山地蔵寺5-27

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