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2020/09/19 春日井市にある妙見寺の「飛龍」彫刻を観察した。

2020-10-17 | 尾張文化の会

2020/09/19 春日井市にある妙見寺の「飛龍」彫刻を観察した。
  《 妙見寺の飛龍彫刻 》
妙見寺(みょうけんじ)
 創建は嘉暦年間(1326から29)に鎮護国家の開運の祈願道場として、慈妙上人が妙見大菩薩をこの地に祀ったことがはじまりと云われています。
 本尊の妙見大菩薩は、開運、息災延命、家内安全の霊尊とし、「日本三妙見の一つ」で関東秩父の妙見、九州八代の妙見として古くから多くの人々の信仰を集めてきました。
 その御神体は北斗七星であることから、勝利をもたらす星として古くから信仰されてきました。慶長二年(1597)豊臣秀吉は朝鮮出兵の際に、当寺の神木を軍船の帆柱に用い、豊臣秀吉は神木料として黄金200枚を奉納しています。享和三年(1803)に名工立川和四郎により寺社を改造し、これが現在の寺社であり、本堂には全国的に珍しい「飛龍」が彫られています。
 本堂の彫刻「飛龍(翼のある龍)」は龍の子供ともいわれ、また天地を行き来して水をつかさどる霊獣ともいわれています。
 明治元年(1868)明治政府により神仏混淆の禁令により、寺社は建稲種命を祭神として別に内々神社となり、御本尊妙見大菩薩は寺社内の護摩堂に移られた。この護摩堂が現在の当寺の本堂です。
 <尾州内津妙見寺略縁起パンフより>

・山門

・本堂

・額 「北辰玅見殿」

・手挟(たばさみ)の飛龍「翼のある龍」
頭と翼と胴体そして尾びれが手挟内に刻まれています。
       
・木鼻の彫刻
 
獏と獅子(木鼻)と飛龍(海老紅梁上部の手挟)
・石標 北辰尊
 
・灯籠 北辰尊星王

・女宿

・永代常夜灯、軫宿、危宿、破軍宿、等

・内々神社境内常夜燈
(北斗七星、二十八宿と思われる?)

以上

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