きままな旅

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2021/02/21 春日井市の松原神社付近を散策した。

2021-02-26 | 尾張文化の会

2021/02/21 春日井市の松原神社付近を散策した。
散策ルート
落合公園⇒松原神社⇒下原弘法堂⇒高牟天神⇒大池社(八龍社)⇒富士社⇒戸隠神社⇒玉雲寺⇒落合公園
〇松原神社
 神社の起源は古く、元明天皇和銅四年(711)に創建。
天明四年(1784)に山城国稲荷神社から分神され、稲荷大明神、高牟神社、稲荷神社と名のる。のち明治四年に犬山県から、松原神社であるとの確定を受け、現在にいたる。
 祭神は高皇産霊命他5柱です。
・旧社格 郷社、国帳 松原神社・伝、旧は高牟神社、多くが理解できない神社でした。また神社に必ず有る「狛犬」の石像が在りませんでした。後日仲間から神殿と拝殿の間に在りますとの情報で写真を見直の結果、発見しました。

  石柱(郷社 松原神社)

 石柱(郷社 國帳 松原神社)
 
 石柱(稲荷山 白狐義兼神社)
 
   参道   鳥居の額
 
   参道の燈篭   ばんぺいと拝殿

   拝殿   本殿への渡り廊下

拝殿と本殿の渡り廊下に在る「狛犬」の後ろ姿
  
   本殿   本殿の額(高牟神社)
・境内末社
 
  末社(香良須社、神明社、明治神宮、熱田社、金毘羅社、蛭子社)

  末社(御鍬社、大山祀社、山神<自然石>、津島社、南宮社、秋葉社)
・神木
 
   神木   説明版
・松原座跡
 
   石柱   説明版
・白狐義兼神社
 
  参道   祠
・松原神社奥ノ院(後日行ってみました)
 奥ノ院は白山姫命が祀られている祠があり、近くに手洗石(えぐり抜き)がおかれ資料によると「安永八年巳亥」(1779)と刻印がある。
 場所は神社の北を通る東名高速の上に架かる橋から北東に400m入ったところです。
現地の西に豊興倉庫の青色壁が見えます。

 祠と手洗石
 
 祠   手洗石
 
 東名高速の側道より入る  この道の突き当り
〇下原弘法堂

  弘法大師像   参道   お堂
〇大池
 下原、南下原、八幡の三ヵ村の溜池です。

  池の東南から北を望む

   脇を流れる八田川で甲羅干しをしています。
  (同色で解り難いが仲間が観察した)
〇大池社(八龍社)
 祭神はオカミ命で、明治時代以前には「八龍社」とよばれ大池の守護神です。

   祠
・大池堤防増築記念碑

  石碑
〇大池
 北側から南を望む
  
  北側堰堤より上池     下池     堤防のすいせん
・むかし話(大池の八龍さま)

  説明板
〇富士社
 祭神は木花咲耶姫之命(このはなさくやひめ)である。また松原神社の境外社であったといわれている。
『尾張徇行記』(1844)にきさいがあり、天保年間(1830から44)の古地図に記載がある。

行き先を阻む鳥、約1m前で止まりしばし足止めでした。

   参道   祠

   祠の入口にある八田川改修碑
〇高牟天神

  祠
〇戸隠神社
 
   祠   祠の天井   燈篭
〇松原山 玉雲寺(曹洞宗)
 当寺は永正年間天明六年(1504年~1521年)「玉叟道珎庵主」が創建し、当時このあたりには天台宗密蔵院の傘下で寺堂が多数あり、当初は天台宗に属し、五ヶ寺(社後寺、本徳寺、阿弥提寺、松原院等)が合併されて玉雲寺となる。

   山門   本殿

   薬師堂
《後日に散策》
 善光寺橋公園⇒子とり池⇒石仏(善光寺橋)⇒伊勢塚⇒金谷薬師⇒弁財天
〇善光寺橋公園

   公園   公園内の看板
〇子とり池

  石碑   説明版

   松原中学校のフェンス
〇善光寺橋の石仏

   石仏   奉納西国三十三所   奉納善光寺
〇伊勢塚
 大草道と小牧をつなぐ市街道が出会う村の出入口になっており、代参で社寺参詣する人たちの送迎、藩から人足要請があったとき村へのアクセスの拠点であった。
 
   塚   石碑
〇金谷薬師(薬師如来)

   祠
〇弁財天
 
   祠   石碑の説明版
参考文献
・春日井の神社(春日井市郷土史研究会、昭和58年発行)
・春日井の歴史物語(春日井市郷土史研究会、昭和61年発行)
・春日井の風土記(春日井市郷土史研究会、平成元年発行)
・春日井の古くから伝わる民話
 「春日井のむかし話」(春日井市、平成26年発行)
  「大池の八龍さま」、「子とり池」、「願いをかなえる鉄の薬師さま」
以上
後日、仲間の情報で道標を探しました。
〇石仏道標
 国道155号の松原交差点を東約200m進んだ国道沿いに有りました。
 市街道(水野代官所から小牧代官所)の道標であり刻印は「右だいせんじ」「左さかした道」よあります。

 石仏道標

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