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片島紀男 『三鷹事件 1949年夏に何が起きたか』 1999年NHK出版ほか 1-1

2016年08月18日 | 戦後秘史・日本占領期

  ▲ 片島紀男 『三鷹事件 1949年夏に何が起きたか』 1999年NHK出版ほか、三鷹事件関係4冊

 

片島紀男 『三鷹事件 1949年夏に何が起きたか』 1999年NHK出版ほか 1-1

 

片島紀男 『三鷹事件 1949年夏に何が起きたか』 1999年NHK出版ほか

 

片島紀男の本を除き、入手して間もないので、今日は、本の表紙、目次構成のみ。

 

 ▲ 小松良郎 『新訂 三鷹事件』 新訂版は2011年 同時代社から刊行。初版1967年、新版は1998年三一書房から出版されている。 同時代社の新訂版は 定価1500円+税

 

著者の略歴はカバー裏によれば以下のようである。 ▼

 

 ▲小松良郎 略歴 

 

 

 ▼『新訂 三鷹事件』 目次1

▲ 目次1

 

▼ 目次2

 ▲ 目次2

 

 

 ▲ 片島紀男 『三鷹事件 1949年夏に何が起きたのか』 1999年 NHK出版 2000円+税

2005年に、文庫版も出た。初版は518頁。文庫版は900頁以上ある。どちらも、出版から、15年、10年以上経つので版元品切れ状態ではないかと思うが、古書店にまだある。詳しい文献表もある。

 

 ▼この本の奥付にある著者紹介は以下のようである。

1999年刊行のこの本では、刊行までの略歴しかないが、2008年に68才で亡くなっている。

気がつくとNHKで制作した片島の番組はけっこう見ているものがあった。どこかのウェブで、彼が1960年安保闘争デモに参加していたことを知ったのだが、吉本隆明の詩を口ずさみ、埴谷雄高の『死霊』の番組をつくるなど、いかにも1960年に二十歳だった人の面影があった。片島紀男の作る本は敬愛のこもった愛する人への評伝的著作が多いが、どれも素敵な本だ。『三鷹事件 1949年夏に何が起きたのか』 は、その後の三鷹事件再検証へのおおきなうねりを作り出した本で、彼のライフワークのひとつでもあると思う。

 

 ▼ 目次1

▲ 目次 1

▼ 目次 2

 

  ▲ 目次2

 

  ▲ 目次 3

 

 

 

 

続く

 



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