▲『アメリカ帝国の基礎知識』ー永久戦争の帝国ー 作品社 2004
『アメリカ帝国の基礎知識』ー永久戦争の帝国ー 作品社 2004年 1-2-4
これまでの『アメリカ帝国の基礎知識』ー永久戦争の帝国ー 作品社 の紹介・抄録に、既に知っている事項が多いよ!と言う方のために、このブログで紹介したことのある本の画像を下に入れて置きます。このブログのどこかで触れているはずですが、論旨も紹介せずとばしているものもあるのですが、それはご容赦願う。探せば公共図書館・古本屋でみつかります。
アメリカが、自身の国で、世界で、アジアで、ヨーロッパで、日本で何をしてきたか(の一端が)わかります。
もと中央情報局の情報官で、アメリカの外交政策を疑わずにいた愛国者のチャルマーズ・ジョンソンのように、沖縄を訪ね、つぶさに沖縄の現状を観察したあげく、アメリカ帝国の傲慢さ、醜さに気がつき、下のような『アメリカ帝国への報復』『アメリカ帝国の悲劇』などの著作を残し、アメリカ帝国批判者として人生を全うした人物もいれば、占領下日本で工作活動したキャノン機関員のように、息をひきとるまで、国家意志の奉仕を胸に沈黙を守った人間もいます。それぞれ愛国の流儀に従ったまでだといえば、世界は何でもありの、暴力・謀略、戦争のカオスです。
ではどうするか、
昔暗記した教科書の通史・歴史(もうとうに忘れているので心配はいらないか)ではなく、あるいは、テレビ・ドラマ・映画などでうっかり先入観・宣伝に乗ってしまうこともあるわけだし、何が宣伝(プロパガンダ)なのか、冷静・冷徹に真偽を見極めるための情報収集が鍵。
今日は、『アメリカ帝国の基礎知識』ー永久戦争の帝国ーの抄録を一時中断して、これまでの要約じゃ物足りないという人のために、本を紹介させていただく。
▲ 年代別 アメリカ先住民の保有地 『アメリカインディアン 奪われた大地』創元社1992
つづく