巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

大統領も首相も目立つほうがいい!

2007年08月20日 05時44分18秒 | Weblog
 先日、日本の週刊紙を読んでいたら ーフランスは大統領のスケールも小さくなってしまったし……ー というリード文を見つけ、なんで? と思ってしまいました。シラク前大統領が親日家だったから、そうじゃないサルコジは日本では小さくに見えるのかしらん?
 でもフランス人の多くは(中流以上の階級)大統領としての評価は期待も含めてサルコジが断然上なんですよ、これが……。私たちが家族ぐるみのお付き合いをしているパリ在住のファミリーのパパもママも「シラクはな~んにも出来なかった大統領。今度のサルコジのほうが、この国はよくなる!」と断言してました。他のエリートたちも同意見が圧倒的。
 プラダとティファニーがスポンサーになってのサルコジ・ファミリーのアメリカ豪華ヴァカンスが、労働者の味方の社会党あたりからは痛烈に批判されてますが、おそらく大統領本人は「ヴァカンスはヴァカンス、仕事は仕事だ」と言い放って、明日からビシバシ改革を進めていくに違いありません。
 それより、「しっかりしてよ!」と言いたくなるのが、我らがニッポンの首相。
ドイツのサミットのときはプログラムの顔写真を当時の赤城農水大臣と間違って載せられ、しかも「コイズミなら間違えなかった」な~んて出版サイドに言い訳されておしまい! 間違えたのがブッシュやサルコジだったら、プログラムは即刻回収、急遽刷り直しの大騒動になっていたに違いない。
 で、つい最近もフランス人の友人が日本の選挙での自民惨敗のニュースを見て「コイズミのほうがよかったんじゃないか」って言ったので、「今の首相の名前は知ってる?」と訊いてみたら「知らぬ」ですって!
 ニッポンのリーダーである首相が、ヨーロッパじゃ顔も名前も覚えてもらえないなんて情けない……。しっかりしてくださいよ、アベさん!

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