巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

フランスのメディアが注目した日本選手は?

2012年08月04日 16時10分16秒 | Weblog
 ロンドン・オリンピックのテレビ観戦で日本の皆さんは睡眠不足になっていることでしょう。フランスとイギリスの時差は一時間なので、こちらでは午前から午後、そして夜とずっとノンストップで中継しています。
 さて、フランスのテレビは当然、フランス選手の登場に合わせて、画面がコロコロ変わりあらゆる競技を生中継しています。
 そんな中、開会式のときから、フランスのメディアが注目していた日本人選手が馬術の法華津さん。71歳での堂々の出場にフランスのアナウンサーやコメンテーターは「素晴らしい!」を繰り返していました。馬術の中継でフランス選手の他に映像が流れたのはエリザベス女王の孫娘と法華津さんだけ。
 惜しくも予選は通過できませんでしたが、背筋をすっと伸ばした美しいライディング・フォーム、手綱捌きは本当に素晴らしかったです。法華津さんはフランスのシニアの乗馬ファンにもすっごい勇気と希望を与えてくれました。

 さて、外国暮らしというのは、まぁ、いろいろ苦労もありますが、よかったことをひとつあげるとしたら、娘に乗馬をやらせてあげられることでしょうか。
 日本ではまだまだ、限られた人しか楽しめない乗馬。もし、娘が日本で育っていたら、どんなに頼まれても、泣いてすがられても、馬だけは諦めてもらうしかなかった、と思うのです。
 フランスでは乗馬は庶民のスポーツとして気軽に楽しめるのです。公立小中高学校のひとクラス(約25人)に3~4人の割合で乗馬を習っているんですよ。

 もっとも、それだけ乗馬人口が多いので、選手になって活躍していくのは至難の技。天性の才能があるような人しかオリンピック選手などにはなれない、という現実もあるわけですが。
 
 

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