巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

まず考えるのは「自分でできるかな?」

2008年06月27日 05時31分45秒 | Weblog
「マモン(おかあさん)、これ上手にできたと思うから、あなたのブログにのっけて」と娘に頼まれたのがコレ! 娘の最近の手作り作品いろいろです。
 ちょっと季節外れですが毛糸の靴下(右)、クロスステッチ刺繍のペンケース(左)、毛糸の小物入れ(上右)、そして木工細工のタマゴ(上左)。ぜんぶ学校の家庭科の課題作品です。
 私にはどれもとてもできそうにありません。そう、わが家では娘のほうが手先が器用なのです。

 さて、フランスに暮らしていると「モノを買う前に、まず自分で作れるか考えてみる」ようになるんですね。それはなぜかというと締まり屋のフランス人たちがそうだからです。既製品を買うと高いけど、作れるのなら材料費だけですむと彼らは常に考えるのです。で、それは上級家庭のマダムなんかでも同じ発想なんですね。
 たとえばフランス人の家に招かれたとき、手土産のお菓子は手作りのケーキやタルトを持ってくのがフツー。どうしても時間がないときや作れない人はパティスリーで買って行きますが、そうすると言い訳しなきゃならない。「実はかくかくしかじかで焼いてる時間がなかったの……」的に。
 日本人の発想としては名立たるブランドのお菓子を持って行けば喜ばれるはず……、が、フランスではあんまり感動されません。愛情のこもった手作りのお菓子のほうが、この国ではず~っと受けるのです。
 というわけで、私も手芸はまるでダメですが、お菓子はいろいろ作れるようになりましたよ。だってそれがフランス暮らしには必須ですもん。

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