巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

フランス流こだわりの犬選び

2006年04月22日 18時44分37秒 | Weblog
 娘の相棒になるために、イエローのラブラドール・レトリバー(メス)を家族の一員として、わが家に迎えたのが今から3年前。
 フランスではペットショップで犬を買うのは一般的ではなくて、大半の人がプロのブリーダーから子犬を譲り受けます。それで私たちも、これに従い、犬の雑誌でラブラドールのブリーダーを探して訪ねました。
 パリの郊外、どこまでも広がる畑のまん中にポツンとあった石造りの農家。そこには生後間もない子犬を抱えた母ラブが4匹いました。
「さぁ、ママンを選んで」というブリーダーのかけ声で観察開始。そして私たちはレイナという3歳のイエロー・ラブを選びました。レイナは7匹の子犬たちにお乳をあげながらも、しっぽだけをパタパタと振り、やさしいまなざしをこっちに向けてくれました。すっごくイイ感じ。やさしくて聡明な母って感じで。だから、選ぶのにはちっとも迷いませんでした。で、レイナの子のメス1匹を予約。
 この国では、生後2ヶ月未満の子犬の譲渡販売は禁止されているので、それまでの子育ては母犬とブリーダーに任せるしかありません。しかも、その間に犬の性格の半分が決まってしまうといいますから、フランス人たちは、ブリーダー選び、母犬選びには、とても慎重になるんですって。
 それから2ヶ月後、チビラブは、その日をずっとずっと待ちわびていた娘の胸に抱かれました。
 さてさて、フランスでの犬のお値段ですが、登録料と1回目の予防接種料込みで600ユーロ(8万円ちょっと)でした。ほとんどの犬種は同じような値段で、これは相場だそうです。


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