巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

やっぱり世界一おバカな犬だった……

2009年04月05日 03時31分27秒 | Weblog
 それは一昨日のこと。おかあさん(私のこと)は午前中に大事な会合があったため、ジュエルの朝の散歩が12時半までずれ込んでしまった。しかも午後2時には再び外出しなきゃなんないから、暇な時間は1時間半。まっ、かわいい愛犬のため、ランチタイム返上でギリギリまで、たっぷり散歩させてあげよう、と我らは森へ出掛けました。
 フランスはこの日快晴で、気温も上がりポカポカ陽気。
 そして歩きはじめて15分が経過したところで、おバカなジュエルは草むらの中にある油の浮いたきったな~い水たまりにジャボン、しかもその中でごろんと一回転。
 ラブラドールが一瞬にしてヘドロ犬に。あたりにいた散歩中のフランス人たちは一斉に逃げてましたよ。そう『千と千尋の神隠し』のオクサレさま状態。
 ぬいぐるみなら洗濯不能で即ゴミ箱行きですが、生きてる犬を捨てるわけにはいかない。が、そのままアパートに戻ったら、それこそ後の掃除が大変。で、近くのラグビー練習場にある水飲み場に連れていき、ラグビー選手たちが靴についた泥を落とすブラシを借りて、水をバシャバシャ、ブラシでゴシゴシ。
 やっとのことでしたたるヘドロを落として、家のバスタブに入れた瞬間がコレ(写真)。まだまだ汚い! このあと2シャンプーし、ドライヤーで乾かしたら、時計の針は2時ちょうどに。
 バッグを抱えて慌てて玄関に向かう私に、ジュエルは「おかあさんお昼ご飯は~?」の視線。思わず「おバカ!」と叫びましたね、映画の『マーリー』にもこんな強烈なシーンはなかったよ……。