巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

パリジェンヌは外国語が苦手

2007年07月11日 02時27分18秒 | Weblog
 パリで「外国人観光客には愛想良くしましょう」という憲章が制定されました。世界一の観光都市なのに、外国人に冷たいという悪評を断ち切るのが目的。で、どーしてパリっ子は、というかフランス人はつっけんどんな態度をとるかというと、それは英語を含め、外国語が苦手ってのが原因らしい。気位も高いけどね。
 まっ、でもそれは言えているかも。友だちのフランス人は「フランス人は,フランス語が難しすぎるから他の語学が覚えられない」って言ってたっけ。現在、わが家に滞在中のエメリーヌとも足掛け10年の付き合いだけど、日本語はからっきし。おとといからいて覚えた日本語は「おやすみ」と「いただきます」のふたつ。それすら言い間違えてる。娘たちの会話は100パーセントフランス語ですもん。
 もっとも、10年暮らしても私のフランス語も進歩がないのが悩み。やっぱ、フランス語って難しすぎるのかも……。
 で、ウチにエメリーヌが居て、めっちゃ助かるのが、自動翻訳機のごとく彼女を使えること、フランス語のメールの返信をしなきゃならないとき、いつもは辞書片手にヒッシ。日本語の文をつくる5倍の時間はかかる。それがエメリーヌが横にいてくれると、正しく,美しい、フランス語のフレーズを即効で作ってくれる。
 彼女はインテリジェンスなお家の子で、家庭ではみんなが美しいフランス語を使ってるんです。そして、エメリーヌはフランス語が大好きで、将来は作家になるのが夢なんですって。だから、私が必要とするフレーズを作るなんてお茶の子さいさい、なのよね。*写真は今日のエメリーヌと馬のイディルです。