ジェッツな「実践と実感の笑っちゃう日々」日記

「ありがとう」「先祖供養」感謝実践での経験を元に綴ります。神計らいと宇宙のリズムを実感すると生き方がオモシロくなります。

木内鶴彦さんのいない“木内ツアー” エピソード10ファイナル

2010年08月07日 12時23分28秒 | 

「あ!ジェッツさんが(来ました)!」
搭乗口へと向かう一行の中、
ある人が走って追いかけてきた私に気づき、
先頭を歩く、今回の主催者Oさんを呼び止めました。
うれしそうに振り返るOさん。
追いついた私は、Oさんと熱いハグを交わすのでした♪
空港での別れ・・・感動的なシーンです(笑)

 ツアーバスは、熊本から高速道に入りました。ここまでの2泊3日のツアー行程はとても順調でした。ありがたいことです。しかし、添乗員役の私にとって、このツアー行程の中で、最大の山場と思っているのが、この帰りの高速道です。春から始まった「ETC土日休日上限1000円」は、休日には、とてつもない渋滞を引き起こすことがあります。実際に福岡・熊本間で「渋滞40km」なんてこともありました。熊本インターから福岡空港最寄の太宰府インターまでは、約100kmで、1時間ちょっとの距離です。ですが、途中、渋滞になりやすいポイントが2箇所ほどあります。ツアー前は、何週間も日曜日の同じ時間帯の渋滞情報をネットでモニターして観察しました。もちろん、ある程度の渋滞を予想して、ツアー行程は組みました。万一、予定より福岡空港到着が遅れたらどうなるか?
 ツアー参加者の中心である、仙台組が飛行機に間に合わず、その日に帰れなくなるのです(笑)・・・笑い事ではありません(笑)

 高速道を、福岡に向かって走るバス。“木内鶴彦さんファン”という共通項を持ち、参加したみなさんが、興味ありそうなDVD映像を流し、車内はなごやかでした(笑)

 結果、高速道は順調すぎるぐらい順調に太宰府インターを通過しました。一番、ホッとした瞬間です。ありがとうございます。
 太宰府インターが予定より30分早かったため、主催者Oさんと打ち合わせをして、インターを降りた後、どこか寄ることになりました。欲張りなツアーです(笑) スポット的には、大宰府政庁跡が最適で、太宰府天満宮は、ちょっと時間が足りないかなといったところです。が、神社好きのツアー参加者の
みなさんですから(笑)、太宰府天満宮に参拝することになりました。もちろん30分でいけるとは思いませんが・・・(笑) ま、天満宮滞在を30分にすれば、なんとかなりそうです(大駐車場から歩いて天満宮を参拝するには、30分だと、急ぎ足になりますが)。突然のリクエストにバスの運転手さんもニコニコと引き受けてくれました。ツアー中、ニコニコととてもよい表情の運転手さんです。
 太宰府天満宮のバス用駐車場は、混んでいましたが、停めることができました♪「さぁ、みなさん、急ぎで参拝してください!(笑)」

 案の定といいますか(笑)、出発時間になっても、数名の人が戻っていません。しかし、おかげさまで、私もこういう状況でイライラしなくなり、ニコニコできるようになりました(笑) 最後の数名が、ソフトクリームをペロペロしながら戻ってきました。のんびりしたものです(笑) いいんです(笑)
 さぁ、福岡空港に向かってGO~♪

 車内で、最後に現地コーディネーターとして御挨拶させていただきました。みなさんの拍手と笑顔が、最高の御褒美でした。ありがとうございます。もちろん、ツアー中、事故も無く、さまざまなリクエストにニコニコと応えてくれた運転手のSさんに、みんなで御礼を言いました。多くの方々のおかげで、ツアーを無事終えることができました。

 福岡空港に到着したのが、仙台便の出発30分前でした。お見事です(笑) ただ、ひとり、高千穂夜神楽で舞い手にハグされたSさんは、羽田便を早めにとっていたのですが、それも、ギリギリ間に合いました。よかった、よかった。私は、たくさんの荷物があるため、近くの駐車場に停めていたクルマを取りに行きました。
 空港に戻ると、仙台組の姿はありません。もちろんです。もう搭乗口に入らなくてはいけないのですから。荷物とクルマを友人に見てもらい、私は、お別れをするために、走って追いかけました。そして、冒頭の別れのシーンです。時間が無い中、数名とハグをして、見送ることができました。
 無事、大きなトラブルも無く、現地コーディネーター役を終えることができました。ありがとうございます。

 2009年7月。皆既日食の時、中国・上海で倒れ、心肺停止になり、またまた生死をさまよった木内鶴彦さん。絶対安静のため、多くの講演会やイベントが中止になりました。そんな中、おそらく、後にも先にも無いであろう、「木内鶴彦さんのいない木内ツアー」(2009/9/11~13)を、当事者として関わることができました。

 感謝☆☆☆

 木内鶴彦さんのファンにとって、この長編連載が、九州を旅するときの参考になれば、幸いです♪

(完)
 

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