ジェッツな「実践と実感の笑っちゃう日々」日記

「ありがとう」「先祖供養」感謝実践での経験を元に綴ります。神計らいと宇宙のリズムを実感すると生き方がオモシロくなります。

ほら貝ストーリーは突然に♪

2009年03月10日 20時54分00秒 | 家族・子育て

「パパ!ほら貝を吹きたいんですけど」

 今年の初め、出雲大社の参道をヤマトくんと歩いている時に、彼が突然言い出しました。な、なぜ、ここで?

 二人で出雲大社に至った旅もおもしろい展開で、今、Web旅行記を編集中ですが、参道で出た彼の言葉にはぶっ飛びました(笑)今まで、そんな会話をしたことがありません。彼は、どこで、ほら貝のことを知ったのでしょうか。大国主命やスサノオ命に触れて、魂の記憶が蘇ったか~っ?(笑)
 愛媛の石鎚神社や山形の出羽三山神社のような山岳信仰の場なら、参道のお店でほら貝を扱っていて、試し吹きも可能ですが、出雲大社ではねぇ・・・
 ただ、私はほら貝を借りることができます(笑)知人に修験道の行者さんがいて、いくつもほら貝を持っているのを知っているのです。

 後日、借りに行きました。もちろん、行者さんにとって、ほら貝は神聖なものです。彼らは、ほら貝に“神入れ”をしてから使います。割れたりヒビが入って使えなくなった時は、神様を抜く儀式をしてから破棄します。なので、簡単に「貸してちょ~」みたいな軽率なことはできません。ただ、知人の行者さんは、お弟子さんなどに、ほら貝を教えるために、“練習用”のほら貝を持っていました。ので、気軽に「いいよ~」と貸してくれました。

 帰宅後、ヤマトくんに渡すと、早速、ブオォ~ブオォ~と吹いていました。「え?そんなに簡単に吹けるの?」と思って、私も試してみたら吹けません。あれ?おかしいなぁ。トランペットの要領だよねぇ(←間違い:笑)。数分後、なんとか音を出せましたが情けない音(笑)10才に負けた(笑)

 数日後、行者さんにほら貝を返す際、その時の様子を話しました。ヤマトくんが吹く姿をデジカメムービーで撮っていたので、行者さんに見せました。行者さんは、目を細めてうれしそうに見入っていました。
 「練習用だから、初心者が吹きやすいように調整しているんだよ。子どもはスッと吹けるけど、大人は吹けないんだよね。色々考えすぎるから」

 考えすぎですか・・・ごもっとも(笑)

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