グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

カスケードトンネルの今

2005年05月08日 | 実物・歴史
 (ワークスKさんのコメントへの回答です)
 1929年に開通し、1956年に排気ベンチレーションが設置された新カスケードトンネルは、今もBNSFの路線としてそのままに使用されています。トンネルは西から東に向けて上り勾配ですので、東側のポータルに開閉式シャッターと排気ファンが設置されて、今も運用されています(列車が西側のポータルに入るとシャッターが閉じられ、ファンが回って排気し、列車が東側ポータルを抜けるときにシャッターを開けます)。
 旧カスケードトンネルルートは、Iron Gout Trailというボランティアグループによって、シーニックから旧トンネルの西側ポータルまでが遊歩道として整備されています(写真)。年に何回かガイドツアーも実施されています。遊歩道の一部はバリアフリーとなっており、車椅子でも楽しむことができます。また、遊歩道整備のボランティアも募集中です。詳しくは、下記のURLをご覧下さい。すぐそばに国道2号線が通っているのでアクセスはよさそうです。
http://www.bcc.ctc.edu/cpsha/irongoat/

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新カスケード・トンネルのその後 (ワークスK)
2005-05-08 02:02:00
ご回答、有り難うございました。

どうも顔文字を入れてしまったために、あらぬ記事へコメントがついてしまった様です。申し訳ありませんでした。



なお新カスケード・トンネルはBN時代の1989-1990年に、ダブルスタック・コンテナ列車の接触を防ぐため、トンネル全長に渡って天井付近に2つの切り欠きを入れる工事が行われているようです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。