昨夜、地域クラブの役員会に出席してきた。
数ある議題のなかに、毎月行っている定例ミーティングのテーマが問題となった。
テーマ無しで集まると、OM諸氏の昔話になってしまい、終始それで時間が終了してしまうとのこと。
昔のOM諸氏の苦労には日頃敬服いたしており、盛岡地域のアマチュア無線の歴史にも興味はある。
「しかし、そうだ。」以前のアマチュア無線雑誌には、「10年後のアマチュア無線は」「21世紀の通信は」等の未来志向の記事が掲載されており、腕時計型通信機や携帯テレビ電話などの話が出ていて、興味と夢を膨らませてくれたものだ、中には「月でDXぺディション」など楽しいものが沢山あった。
考えてみると、今の雑誌には未来が無い、せいぜい現実の近未来、「ディジタル化」程度で一向に夢が無い。
私は半分冷やかしで「昔を目いっぱい心行くまで話す機会を作ったらどうです」などと発言したが、手元には私の近未来の夢、もらったばかりの「FT-2000」のカタログがあった。
アマチュア無線は私にこれから何を楽しませてくれるのだろう。昔話は何を学ばせてくれるのだろう。