鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
(2024年1月2日号)
*神韻公演と周庭亡命
賀正
昨年末、神韻公演「神韻2024」を渋谷で観た。神韻芸術団は、ニューヨークに本拠を置く中国系の舞踊団だが、中国共産党とは一線を画し、中国の伝統文化の復興、発展に努めている。
中国で弾圧を受けている気功の学習団体「法輪功」の関係者が2006年に米国で設立した舞踊団であり、「中国共産党は本来の中国伝統文化を破壊し、思想と良心の自由を否定し、民族、人権を弾圧している邪悪な集団である」との認識は、その舞踊劇の随所に表れていた。
私が観劇した、その日に中共は、カナダに亡命した香港の女性民主活動家である周庭(アグネス・チョウ)を「全力で逮捕する」と発表した。まさに神韻公演が示した「中共は思想と良心の自由を否定する邪悪な集団」であることを自ら証明して見せたのだ。
習近平政権は、台湾に侵攻しようにも、軍内部の不協和音で思うに任せず、経済は崩壊を始めた。神韻2024では中国共産党支配が大洪水で流される場面で終わる。この結末を期待しない者が果たして地球上に何人いるだろうか?
https://www.epochtimes.jp/share/195626?utm_source=copy-link-btn
(2024年1月2日号)
*神韻公演と周庭亡命
賀正
昨年末、神韻公演「神韻2024」を渋谷で観た。神韻芸術団は、ニューヨークに本拠を置く中国系の舞踊団だが、中国共産党とは一線を画し、中国の伝統文化の復興、発展に努めている。
中国で弾圧を受けている気功の学習団体「法輪功」の関係者が2006年に米国で設立した舞踊団であり、「中国共産党は本来の中国伝統文化を破壊し、思想と良心の自由を否定し、民族、人権を弾圧している邪悪な集団である」との認識は、その舞踊劇の随所に表れていた。
私が観劇した、その日に中共は、カナダに亡命した香港の女性民主活動家である周庭(アグネス・チョウ)を「全力で逮捕する」と発表した。まさに神韻公演が示した「中共は思想と良心の自由を否定する邪悪な集団」であることを自ら証明して見せたのだ。
習近平政権は、台湾に侵攻しようにも、軍内部の不協和音で思うに任せず、経済は崩壊を始めた。神韻2024では中国共産党支配が大洪水で流される場面で終わる。この結末を期待しない者が果たして地球上に何人いるだろうか?
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