新潟県頸城(くびき)丘陵には多くの棚田があります。
棚田での稲作に天水(雨水、雪)を利用するため、稲刈り後の秋に「代かき」を行います。
秋も冬も田んぼに水をためたままにしておく
です。
秋も冬も田んぼに水をためたままにしておく
『秋水田んぼ』
先ずは十日町市の松之山地区の棚田をご案内します。

ここは十日町市・松之山天水越(あまみずこし)です。
棚田の名前は「天水越の棚田」です。
山郷にあるこの地域は、平地が少ないため、かつて人々は、
山を切り開き、棚田を作ることで耕地を得てきました。
傾斜地に段となって作られた水田、 米作りに欠かせない水は、
豪雪地帯ゆえの豊富な雪解け水に よってまかない、
おいしいお米を生み出しています。