新潟県頸城(くびき)丘陵には多くの棚田があります。
棚田での稲作に天水(雨水、雪)を利用するため、稲刈り後の秋に「代かき」を行います。
秋も冬も田んぼに水をためたままにしておく
です。
秋も冬も田んぼに水をためたままにしておく
『秋水田んぼ』
十日町市の松之山と川西地区の次に柏崎市の棚田をご案内します。
ここは柏崎市・高柳町門出(かどで)です。
棚田の名前は「大開(おおびらき)の棚田」です。棚田百選の一つです。
展望台から見た棚田です。
農道の傾斜を緩やかにするため、菱形に整地された棚田です。
展望台の周りは草木が生い茂っています。
この地区の米は「門出」「大開」と縁起が良いことから、
結婚式の引き出物として喜ばれています。
めでたい、めでたい!
(大開の棚田は字名で高柳町門出にあります)
大開の棚田の中に入って来ました。
看板には「門出を祝う米づくり」
田んぼの農作業や維持管理作業を応援するECHIGO棚田サポーター活動が、
毎年6月に実施され、多くの参加者で農道や水路の草刈りなどを行っています。
「大きく開け二人の未来、みんなの未来」と書かれています。