今年は秋雨前線、台風、川の氾濫、火山噴火等の異常気象があった。
野菜の高騰があり、収穫の秋が心配である。
そんな中、長野県北部の棚田に行った。その報告です。
ここは栄村・堺・月岡です。
棚田の名前は「月岡の棚田」です。
2011年3月12日の長野県北部地震で甚大な被害を受けた。
大震災の年は、田んぼが傾いたり水漏れしたりで、田植えができませんでした。
地震で水路が崩壊したり、傾いたりゆがんだりした水の入らない田んぼが広がりました。
農地の被害は、区画だけでなく、水路・道路、ため池でも生じた。
区画には、大小の亀裂、田面や畦畔の隆起・沈下、畦畔法面の崩壊、土砂流入、さらには液状化による噴砂などが生じ、これらが1枚の区画の中に複合的に生じた。