日本の棚田

日本の棚田・長野県の棚田の写真を載せてあります。
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長野県の棚田「姨捨の棚田」

2015年06月16日 07時22分15秒 | 長野県の棚田
この6月に大学のクラブの同窓会が長野で開催された。
50年振りに合った仲間はお祖父さん、お祖母ちゃんさんになっていました。
仲間の笑顔は素敵であった。
再会を約束し、その帰りに長野県北東部の棚田を巡った。
 
 
ここは長野県・千曲市・八幡です。「姨捨の棚田」です。
四十八枚田」です。
四十八枚田は、西行法師が阿弥陀の四十八願にちなんで名づけたと伝えられ、
1反歩(いったんぶ)(=300坪)を48枚に分けた棚田で、
田に水のある春にその1枚1枚に月が映る美しい光景を「田毎の月」と呼ばれてきました。
宝永3年(1706年)に建立された「田毎観音」が四十八枚田を見守っています。
田圃に水の入る田植の頃は、小さな田圃の畦道を一寸歩くだけで、
それぞれの田圃に月が一緒に移動して映る様を「田毎の月」と呼ます。
(月が田圃に映る様を一編に幾つもの月を見る事は出来ません)
 
 
四十八枚田」から姨捨山(おばすてやま・うばすてやま)」が見えます。
正名は冠着山(かむりきやま)。標高 1,252mです。
 
深沢七郎の「楢山節考」。
山に囲まれた信州のある村・・・・・
昔々年寄りの大嫌いな殿様がいて「60才になった年よりは山に捨てること」というおふれを出しました。
殿様の命令には誰ももさからえません。
親も子も、その日がきたら山へ行くものと諦めていました。
ある日のこと、一人の若い男が60歳になった母親をせおって山道を登りました。
 
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