静岡県のイメージは何と言っても富士山。
世界遺産となった富士山が見える棚田も見逃せません。
そして茶畑です。
「静岡の茶草場農法」が2013年に世界農業遺産となりました。
静岡県の「棚田と茶畑」をご案内します。
ここは掛川市・大野です。
「大野の茶畑」です。世界農業遺産「静岡の茶草場農法」の地域です。
「お茶といえば静岡」と連想されるほど、日本茶の産地として有名で、
生産量も国内最大を誇ります。
1244年、聖一国師(しょういちこくし)が宋よりお茶の種子を持ち帰り、
静岡市郊外の足久保に植えたのが始まりという言い伝えがあります。
のちに松尾芭蕉が「駿河路や花たちばなも茶のにほい」と詠んだ
ことからも、古くからのお茶の産地であったことがうかがえます。
明治維新のころ、徳川藩士などによる牧之原台地の開墾により、
日本一のお茶生産地となりました。