静岡県のイメージは何と言っても富士山。
世界遺産となった富士山が見える棚田も見逃せません。
そして茶畑です。
「静岡の茶草場農法」が2013年に世界農業遺産となりました。
静岡県の「棚田と茶畑」をご案内します。
ここは掛川市・東山です。
「東山の茶畑」です。世界農業遺産「静岡の茶草場農法」の地域です。
栗ケ岳(標高532m)に登りました。
「茶草場農法」とは、茶園の畝間にススキやササを主とする刈敷きを行う伝統的農法のことである。
茶草の乾燥「かっぽし(刈り干し)です。
茶草場で刈り取る草の中で代表的なものは「ススキ」である。
ススキは10~20年ほどの長い時間をかけて土に還る。
「ススキ」が分解されて出来た土は、手にとるとふんわりと
崩れてしまうほどやわらかい。
茶草場のある茶畑では、その土で茶の木の根元を覆い、茶栽培が行われています。
東山地区の茶草場は茶園面積180茶草場haに対し、
7割に当たる130茶草場haと広大です。
東山の茶草場には可憐な草花や珍しい昆虫・動植物がたくさん暮しています。