この6月に大学のクラブの同窓会が長野で開催された。
50年振りに合った仲間はお祖父さん、お祖母ちゃんさんになっていました。
仲間の笑顔は素敵であった。
再会を約束し、その帰りに長野県北東部の棚田を巡った。
ここは長野県・千曲市・八幡です。
「姨捨の棚田」は名勝、棚田百選、重要文化的景観に指定された
日本を代表する棚田である。
姨捨の棚田は、千曲川を見下ろす斜面に田が広がります。
眼下に善光寺平を一望出来ます。
見る場所により棚田の表情がいろいろ変ります。
姨捨の棚田は全体的に凸状に棚田が広がりますが、
この場所は凹状に棚田があります。
正面に見える山は「鏡台山」です。
名月「姨捨の月」の月が昇る山である。
その名前のいわれは古代鏡を置く台に似ているからです。
鏡に見立てられているのが姨捨から見える仲秋の名月です。
「姨捨の棚田」から見るとちょうどこの山より、仲秋の名月が昇ります。
「姨捨の棚田」から見るとちょうどこの山より、仲秋の名月が昇ります。
姨捨十三景のひとつとされ、古くから多くの歌人、俳人の手により、詩歌が作られています。
つまり姨捨の月があって初めて、この山は広く世に知られるようになったわけです。