今回の旅は、「中国・貴州省の棚田と少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。

ここは貴州省の黎平県(れいへいーけん)・双江郷・四寨村です。
肇興郷で雨が降り出し天気が怪しくなりました。これから訪れる標高が高い棚田地帯(厦格村、堂安村、紀堂村等々)は雲の中。
厦格村、堂安村、紀堂村等々は後日来ることにして、
急遽、従江県・加榜郷の棚田地帯に向かう事にした。
ルート変更は一人旅の良い点。ツアーでは出来ないことです。

ゆっくりと地道を進みます。
少数民族トン族の村・四寨村です。
トン族の象徴である鼓楼と風雨橋が見えます。

目の前の川に沿って水車が何基も数珠つながります。
数珠つなぎになった水車の周辺はわずかに耕地が開け、田圃がつくられている。
水車小屋が見当らないのは潅漑用でしょう。