今回の旅は、「中国・貴州省の棚田と少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。

ここは貴州省の榕江県(ようこう-けん)・忠誠鎮・大利村です。
榕江県の中心地の古州鎮から約25Km先の深い山の中にある大利村。
少数民族・トン族の集落です。
トン族の家です。木造です。
トン族の家は三階建て。湿気の最も多い一階は家畜が飼われています。
二階は人間の住まい。最も湿気の少ない三階は倉庫に使われています。
離れにある台所を見せていただくと土間の台所に囲炉裏が作ってあった。

仏間兼居間、食堂です。
先祖を祀る祭壇といっても板壁の前に棚を吊るしています。
テレビ、ビデオデッキがあります。家族の憩いの間です。
居間に毛沢東の肖像画を飾っています。

こちらでは女性陣が麻雀をしています。
貴州省では、麻雀が長い間娯楽の一つとなっています。
ちょっとした商店の中で、昼間から麻雀をしている人の姿を見かけるます。
貴州人は麻雀好きとして中国でも知られているようです。