語りかける花たち

角島 泉(かどしまいずみ) 花日記
 ~石川の四季、花の旅、花のアトリエ こすもす日々のこと


新潟・十日町の雪景

2012年01月17日 | 旅日記
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十日町に住む友人のキルト作家、円山くみさんと

雪の中を散歩した。

積雪量 1.5m (1月15日時点)

これからまたまだ積もるそうです。

月の明るい夜は、月と雪の明かりだけで歩けるとか。

そして音が雪に吸収された、静寂の世界、

いつか体験してみたい。



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陶と花

2012年01月10日 | インポート
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この小さな壺は、金沢で作陶を続ける

二代目・開発文七(かいはつぶんしち)さんの作品で、

去年久しぶりに行われた作品展で魅了され

思いきって買い求めたものだ。


「この白い肌に現れた青色は、

 何かの作用で偶然生まれたもので、

 もう一度出そうと思ってもできなかった。」

と、開発さんは話しておられた。


青い星の宇宙を飽かず眺めては、

あまりの存在感になかなか花を挿せない日々だったが、

新年になって、突然心が軽くなったので、

雪の中から 椿を一輪 切ってきて 生けてみた。



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開発さんと出会ったのは、

私が東京での花の勉強を終え、金沢に戻ってすぐのことだった。

浅野川沿いを散歩していて

6年ぶりに行われていた個展に遭遇した。

何の知識も先入観もなく、入り口付近に置いてあった

やはり小さな粉引きの一輪挿しに目が釘付けになり、

ほとんど無いに等しい預金をすっきりゼロにして

入魂の作品を買わせて頂いた。


それは、花の道に進む覚悟を決めた瞬間でもあったし、

「いつか開発さんの器にびしっと花を生けられるようになりたい」

という具体的な目標がさだまった日でもあった。


それから15年の歳月が流れ、

一昨年の夏に行った私の花展(個展)に

足を運んで下さった開発さんが、

「私の器にあなたが花を生ける作品展をしたい」

とおっしゃってくださった。

それはこちらから畏れ多くて言い出すこともできなかったこと!

私は天にも昇る気持ちだったが、

すぐにそれは身震いに変わった。

実際は大変な山が待ち構えているに違いないから。


その陶と花の作品展、

いよいよ来月の後半に開催することに。


近日中に、緊張しながら詳細をお伝えします。




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音色を映しとった花たち

2012年01月07日 | アトリエから
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12月のはじめに買ったアネモネが

華麗に舞いながら 果てようとしている。

思えばこの一ヶ月、

彼女たちの 傍らで 次々に美しい音楽が奏でられた。

アイリッシュハープとギターの音色の中で花ひらき、

フィドルやマンドリンの演奏に酔った夜もあった。

だから花びらのすみずみに、音色が沁みて

まるでそこに音楽があるかのよう。

幸せな余韻につつまれながら

花たちは すでに夢の中。



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迎春

2012年01月02日 | 花の作品
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白椿

お多福南天

千両


よい一年になりますように。


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