泉区生活支援ネットワーク

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心込めた「結米」好調 宮城農高生が栽培多品種セット(「河北新報」)

2022年02月18日 | 特別支援学校・特別支援教育
(「河北新報」令和4年2月18日(金)付け記事より引用)
名取、岩沼児童・生徒商品化に協力
 宮城農高(名取市)の生徒が育てた銘柄米を,地元の特別支援学校や小学校などの協力で商品化した「結米」の取り組みが花開いた。つやや粘り,口当たりのバランスに優れた「ひとめぼれ」、もっちりとした食感のIだて正夢」などを真空パックした詰め合わせ。生徒らは「心を込めて作った結米を通じて、多くの人を結びたい」とPRする。

16年発売1500箱食べ比べ、贈り物に
 学校と学校、生産者と消費者らを結ほうと2016年から宮城農高校内で、17年からは校外で百貨店のギフト商品などとして販売している。品種の組み合わせや価格は年によって異なるが、累計約1500箱を売り上げた。

 本年度はひとめぼれ、だて正夢、ササニシキ、まなむすめ、ササニシキ系の「東北194号」、玄米食専用米「金のいぷき」の6品種。ひとめぼれ、だて正夢が各6・7合、他の4品種は各2合のセットで、価格は2700円に設定した。

 宮城農高の2、3年生が化学肥料や農薬の使用量を抑えて栽培し、低温でゆっくり乾燥させて精米.県立名取支援学校(名取市)と県立支援学校岩沼高等学園(岩沼市)の2年生が専用の機械を使って真空パック詰めを担い、名取市立高舘小の5年生がバッケージのデザインを考えた.

 県庁で1月中旬に行った販売会には生徒ら約20入が参加し、1日で50箱を完売した.

 宮城農高2年菊田潮さん(17)は「宮城のお米はおいしく、栄養面や体をつくるためにも欠かせない。プレゼントしたり、食べ比べたりしてほしい」と話す。名取支援学校の関係者は「丁寧に仕事をし、責任を持って商品を仕上げる意識を生徒に持たせる上で重要な機会になった」と評価する。

 トヨタカローラ宮城(仙台市)は東日本大震災後、旧校舎が津波で全壊した宮城農高と復興関連イベントなどで連携。本年度は社会貢献活動の一環で結米のパッケージデザ
インを監修するとともに、200箱を仕入れて成約の特典に活用した。
 同社地域貢献推進室の担当者は「結米の取り組みに携わり、子どもたちや地域とのつながりが一層深まった」と意義を語る。
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