消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

あれどうなった? あれのその後!

2017年06月09日 08時20分19秒 | 手づくりあれこれ
 どくだみとオラの体重、その後!

 先日、いずこの庭でも困りモノのどくだみを刈って乾燥させています、という記事をアップしました。
   乾燥どくだみの記事はこちら
 それがすっかり干しあがりましたので、晴れ上がった日にざくざく切って保存しておこうと思いましたら、きのうは梅雨入りとか。
 じゃあ、しゃあないからもう切ってしまおうということで思い出したのが、「むかし、うちのおばあちゃんは乾いたどくだみをほうらくで焙じてお茶にしていた」というお話。関東では「ほうろく=焙烙」というが、「ほうらく=法楽?」と呼ぶ地方もあるらしい。

 で、全量の半分はハブ茶などと一緒に煎じるためのざく切りに、あと半分はもっと小さく切ってお皿状のほうろくで焙じてみることにしました。
 オラは、お皿状ではないほうろくで緑茶を焙じてしばしば「焙じ茶」を作ります。このウンチクは別の機会にしますが、それゆえお皿状ほうろくの出番は少ないのですが、和具屋で求めたものが棚に眠っていましたので、それを使いました。
 余談ですが、埼玉県の宮代というところのなんちゃら寺というお寺では、檀家たちが念仏だかお経だかを唱えながらこの皿状ほうろくをさかさまに頭にかぶり、その上(ほうろくの底にあたる部分)におっきなモグサを据えて火を点ける「ほうろく灸」というものを暑さ避けにやっていて、むかーし取材に行ったことがあります。

 例によって話があっちゃこっちゃで申し訳ないんですが、教わった「焙じどくだみ」がこんなふうに出来上がりました。

   

 さっそく、急須にひとつかみ焙じどくだみを入れ、熱湯を注いで試飲してみると、これはいける!
 どくだみ臭さが、焙じたゆえの香ばしさに包み隠され、ちょうどいい塩梅になっているのです!
 昔の人の知恵はすごいなあ、といまさらながら感心いたしました。

 みなさまも、庭のどくだみ、ことしは使ってやってください!
 どくだみ臭さが嫌いという松田まゆみさん、どうぞ、フライパンでお試しください!


 つうわけで、これは落着!
 もういっちょ、オラの体重なんですが…。
 おととい夜から食べ始めたのに、流動食のようなものであるとはいえ3食を食べたきのうの夕方になって、さらに下がって「73.6キロ」になってしまいました。これは、身体の「脂肪食い」の機能がONになったままではないか、このままでは極痩せになるのでは、と期待半分、心配半分の気分になりました。

   

 しかし、けさ体重計に乗ると、「73.9キロ」でしたので、本音でホッとしました。以上、ご報告まで。
   ぷち断食の記事はこちら