伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

吉奈川釣行(2007.09.16)

2007-09-18 | 狩野川水系
 持越川で苦しい戦いを強いられた4戦士は癒しを求めて林道の峠を少し走ったお隣の吉奈川に移動。
 吉奈川は台風前に私が単独で入り結構満足できた川で流れが小さく河床勾配も緩いので、都会人のOsada氏がそろそろ足がやばそうと言っていたので丁度良いかとの選択もあり、移動距離が少なくて済む事も選択した理由のひとつ。小さい川なので2組に分かれて入渓で前回私が辿ったコースにOsada氏と鵜殿さんを退渓点を教え、そこにMyキャラバンを駐車する段取りで、合い鍵を渡して下流の入渓点に二人を降ろしてから約束の所でMyキャラバン駐車で私が前回退渓したエン堤からkidと2人で入渓。

 入渓点はエン堤上な事もあり、河床勾配が緩い。先ずはブッツケの小さい淵からだが反応無し、前回も反応が無かったので魚が付かない何かが有るのではないだろうか。先ずはkidがキャッチでチャラ瀬で彼の自作ミノーで出した。サイズ的にはさほどでもないが下で獲ったのと同じ体側のピンクの帯が鮮やかなアマゴだ。チャラ瀬の上に小さな淵と呼べるかどうかの所、私のトラウトチューンにもチェイスは有ったが掛からず。kidが獲った所よりほんの少し上流の竹が倒れている所でもkidのミノーにチェイスが有ったようだ。
 入渓してから最初の大場所、かなり水深が有るブッツケの淵で中程に木が倒れ込んでいる。流れ込みからアスリートを引きたい処だが出来ない。先ずは淵の尻で小さいのをキャッチ。1匹獲ったので油断して何気なく倒れ込んだ木の所ギリにキャストでそのまま沈め、ワントウィッチ、トゥトウィッチでギラッと大きな魚が翻ったがフックには触らずでその後は出て来ない。淵の流れ込みをチェックしたが反応無しで上流からトラウトチューンのパールホワイトを倒れ込んでいる木の下に送り込み小刻みなトウィッチをかけ逆引きでヒット。トップの画像の魚、これも体側のピンクが鮮やかである。

 川が小さく蛇行しているようで瀬と淵が交互に現れる。各淵ではほぼ必ずチェイスが有り、kidが20位のを追加。瀬の中でもここはと言う所には魚がいる。嬉しいのは狩野川水系の他とは違い小さいのから大きいのまで満遍なく居るのが嬉しい。車で下る時に見た何とかの滝の所まで上ってきた。最後に滝壺をやって退渓する事に、滝壺には大物が潜んでいるハズ。先ずは1匹キャッチしたがさほど大きくない。丁度真ん中辺りに太いツルが垂れ下がって居るが水中にはあまり入っていない様なので果敢に攻めていると、流されたラインがツルに掛かっていたのかトラウトチューンのメッキヤマメがツルにガッチリフッキングでロスト。kidもハスルアーをロスト。でよく見ると何とか立ち込んで届きそうな感じなんで約束の時間までは少し有ったのでkidと協力して何とかトラウトチューンは救助。しかしハスルアーは既に行方不明に成っていまして残念。崩れかけた遊歩道を登り退渓。

 吉奈川は台風で増水の跡は随所に見られたが大きく川の形が変わった様な所も無さそうで魚も結構居たのが確認出来た。トラウトチューンの様に河床を這う様な誘いよりもフローティングで水面直下の誘いの方が良かったみたいです。

 車に戻るとOsada氏と鵜殿さんが既に戻っていて話を聞くと私の説明が悪かったようで予定していた退渓ポイントの下にもう一つエン堤が有りそこから退渓でかなり苦労したとの事で魚は全ぜんで鵜殿さんが1バラシのみとの事で重ね重ね申し訳ない。

1230で狩野川水系の釣行終了。