伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

宇佐美港奥小堤防(青物)釣行(2007.09.09)

2007-09-11 | 伊豆の海
 日曜日、この処は狩野川水系に通い詰めている。本日も狩野川水系に入る予定で釣友の鵜殿さんとご一緒させて頂くのだが、台風9号の影響で水量が多くどの支流に入れるか微妙な感じなのでどうせ狩野川の釣り人は少ないと予想して朝一は青物をやろうと言うことで伊東港0500に待ち合わせ。
 雄登、kidは学校の奉仕活動が有るので0800上がりの予定で誘ったが、雄登はパス。kidは断るわけもなく0500少し前ピックアップの約束で今回は私が寝坊で0508ピックアップで伊東港に行き、鵜殿さんと合流するも、伊東港白堤は満員御礼状態、堤防に行く事もせずにカマス狙いで宇佐美港奥の小堤に釣り場変更で即移動。
 宇佐美港奥の小堤に到着、何か様子がおかしいのです。そうです、堤防の先端が無くなっているのです。先端部分を形成していたケーソン2基が台風9号の波で動いてしまい、1基が残っている堤防の右角前方に、もう1基が更に右側に有る。いつも乗っていたトウフ(方塊ブロック)は堤防先端に頭を少し出して沈んでいる状態。基礎の捨て石はほぼそのまま元の先端だった辺りで急に深く成り、ブレイクを形成している。後にこのブレイクに苦しめられるのです。堤防の状況はこんな感じで釣り場としては最悪な状態に成ってしまっていました。それでも地元の常連のオヤジが3名先端を占拠している。カマスサビキを遠投用の磯竿で投げていてナイスサイズのカマスをそこそこの数を捕っていた。

 私達には足場の良い場所は残っておらず仕方なく、脇のテトラに陣取ってスタートするも、足場悪い、数メートル先まで石が見え隠れ状態で掛けても取り込みが厳しそうな感じな上、まともに乗れそうな場所は僅かに2箇所で先ずは鵜殿さんとkidが先発スタートで鵜殿さんが30cm位のワカシをあっさりヒット。詳細は聞かなかったので解らずですが、前側の見え隠れしている石をかわすのに苦労してのキャッチようです。鵜殿さんのワカシを見て堤防先端に陣取っていたオヤジ達は一斉に弓づのにチェンジして引き始め始めました。
 今度は私の番、足場が落ち着かないが何とかキャスト。タックルはエギングロッドのブリーデンの89Deep、リールはTZ-2500SC、ラインはヤマトヨSW-PE1.0号にフロロカーボン2.0号リーダー。先ずは定番のイワシカラーから、確かPボーイジグの18g位のやつです。エギングロッドでメタルジグをキャストするとぶっ飛びです。着底からハイピッチ・ショートジャークで探るが反応無し、今度はショートジャークでこれも反応無しでカマスにはスローなジャークとばかりに着底からスロージャークで誘うと、ガツッと当たりが出た、やはりカマスにはスローなジャークが効くみたい。が、直ぐにフックアウト、構わずスローに誘うと直ぐに当たり、またもやフックアウトしてしまったが、またまた直ぐ当たりで今度はしっかりフッキングで魚信が手元に伝わってくる。引きが弱い、カマスなので難なく寄せれるが油断しているとたまに頑張って引き込むことも有るので慎重にやり取りでキャッチ。獲れたカマス君は次の画像です。恥ずかしながらもろに汚い顔をサラけ出しの画像ですが魚だけ見て下さい。


 そうこうしている内に堤防先端に陣取っていたオヤジ達は弓づので一向に当たりが出ないので撤収の様子、お声掛けして頂き場所を譲っていただきその上カマスを何匹か頂きました。さてさて堤防先端に場所を移動で足場は良くなったものの前に有るケーソンやら方塊ブロックが邪魔で戻ってきたメタルジグの回収にも苦労する状態。魚を掛けても取り込みには方塊ブロックと石の間の僅かな隙間をすり抜けて来なければ取り込みが出来ない様な厳しい状態。そんな状況下で掛かっちゃいました。キャストして着底からミディアムピッチ・ジャークで中層にさしかかったところでゴゴッゴンと来ました。なかなか引きが強いが何とか寄せてきてもう少しの所、前筆のブレイクが魚に見えると猛然と突っ込みをみせ、ドラグが出る何回かの突っ込みの後、運良く石の間をすり抜けて来て足元まで寄ってきて何とかキャッチ。30cm位のカンパチでした。やり取りの最中に背中の色が青くないのでカンパチだろうとは思っていましたが本当に獲れたのはラッキー。

 何とか獲れたカンパチ


 さて、kidですが、何を血迷ったか持ってきたタックルはトラウトロッド、それも管釣りで使うような自作のウルトラライトなやつでおまけにラインは3Lbとこれまた超ライト。伊東港でメッキと遊ぶつもりでのチョイスだったと思うが、フィールドが変わったことで大変な事に成ってしまったようだ。何とかカマスはキャッチ出来たが30㎝を超えるワカシが掛かった時には為す術も無くラインを出され、それでも何とかしようと頑張ったものの最後は石の向こう側に回り込まれてラインブレイク。
 その直後、カラーをピンクに変えた処で私にもワカシがヒットしたが、kidとは違い少しはやり取りしたものの、結局はkidがやられたのと同じ石に回り込まれてリーダーがブレイク。ラインのチェックをしたところメインラインのSW-PEの素線の半分くらいが切れてました。

 大カマス、青物、アオリイカ、ジンドウイカ、ケンサキイカなど何回も良い思いをさせてもらったお気に入りのポイントが台風9号の直撃で掛けてからがかなり厳しいポイントに成ってしまった。
 その後は当たりが遠のき、kidが奉仕活動に行くにはそろそろあがないといけない時間0800で終了。鵜殿さんのお土産も十分獲れて満足出来る朝の青物ゲームでした。