伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

Mリグ 黒鯛ゲームに初チャレンジ(2007.09.01)

2007-09-02 | 伊豆の海
 前から気になっていた黒鯛ゲーム。釣友のUra-Zumi氏は既に湘南海岸の各所で良い釣果を揚げているとの事で話に聞き興味を持っていた。リグの事など氏に詳しく聞き、手持ちのラパラCDをMリグにチューン。メソッドなどを根掘り葉掘り聞いて、釣りビジョン見て研究で頭だけは黒鯛フッシャーマンに成っている。

 この処、私が暮らす伊豆の伊東大川(松川)河口で釣友山本氏のポッパーに黒鯛らしきチェイス有りで30~40㎝の黒鯛の姿を多数目撃との事、kidのブログにも同種の記事がでこれは「やるっきゃない。」とばかりに土曜の夕間詰めに初チャレンジ。
 勤務先の土曜の午後、会社幹部は皆休みを取っていて居ないのを良い事に1700で退社、帰宅でそそくさと仕度して松川河口へ。おりしも夕間詰めが満潮と絶好のシチュエーションながら北東風が吹いていて一寸やりずらいが、初チャレ初キャッチを夢見て右岸側の護岸に立ちスタート。ここは地元で有りながら鱸ルアーマンの頃から余り相性が良くないポイントで当時ホームにしていた河津川河口ではランカーヒラなど獲っているがここでは「ボ」な状態。鱸はそうだが黒鯛は別の魚種なんでバッチリと勝手な考え。氏の教えによるとロッドは柔らかめのエギングロッドが良いとの事で手持ちロッドの中ではカラマレッティー・プロトタイプのGOCPS-792ML-SJが適当との判断も有るが、いきなりの大物でイカ以外掛けたことのないロッドでしくじりたく無いので今回は使い慣れたトラウトスティンガー改(TSS-77改)、リールはTZ-2500SC、ラインはヤマトヨSW-PE、フロロカーボンリーダー2号で挑むことにする。

 まだ明るかったので先ずはポッパーからスタート、北東風が吹き風波が押し寄せてくる、ポッパーゲームにはよろしくない感じ。その上その手のゲームを余りやらないので弾が少なくすぐに断念でアスリート7Sを結び狙いをシフトする根性の無さ。で、やっぱり何の音沙汰もない。
 辺りが薄暗く成って来たので本命のMリグ投入。少し前、イカ釣りの時に中野海岸の堤防で試しに底を引いてみたので何となく感触はつかめているつもりだったが、底質が違い一寸感じが違うもののおおむね上手い感じに底を叩いている感触が手元に伝わってくる。これはいけると感じながらも一向に当たりらしきは無し。幸い他の釣り人は無しでやりたい放題だったので移動しながら探る。Ura-Zumi氏によるとリップが底を叩く感じと違う感触が当たりだという。ロッドに重みが乗ってから合わせるとの事だが、大きめの石などに当たる感じが何とも微妙で、私には良く解らないが一度だけ明らかに違う感じの「ググッ」が有り、反射的に思わず合わせを入れてしまった。「クグッ、ググググッ」の感じがライン、ロッドを伝わり手元にでもそれっきり何も無し。今のは当たり?、バラシ?で訳が解らない状態で今一度同じコースをトレースするがその後はゴトゴトに変化無しでした。
 北東風が徐々に強くなりラインが風に煽られ弓なりに成る。これ以上は無理な感じ。その上、風波と下げ潮に転じたせいで濁りが入りだしたので、ひとまずはオレンジビーチ横の船溜まりへ移動するもやはり風がきつく釣りにならない。また河口に戻り今度はアスリート7SRHを結び、キャストするも全然相手にされませんでした。

 黒鯛獲るまでチャレンジしようと、ヨワヨワながら誓うので有りました。