曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

亡くなる方が多かったので…その④

2013年12月13日 | 冠婚葬祭

結果とすると、Gオさんの亡くなった時には、お葬式をする方が多かったので、結論から言うと、火葬場の空いていたのが、ぎりぎり5日目、お通夜はその前夜ですので、一旦集まってくれた親族はGオさんに対面後に一度帰宅。改めて通夜葬式に参列してもらうために来ていただく事に。

関東地区に就職の為に暮らし始めたGオさんの孫達もそろったところで、Gオさんと対面。

私たちも病院で見送って以来、もう3時間以上が経っていました。と言っても、まだ、夜中から数えても、半日経っただけなんですが、目の前にいるのは、透明なカプセルの様な蓋の付いたお棺に入れられて、ドライアイスに冷やされて、氷のように冷たくなっているGオさんです。

部屋はちゃんとお参りする造りになっているのですが、遺体の痛みをするなくするために、ふたを開けるのは10分程度にしてくださいと、念を押されての対面でした。

もちろん、部屋自身も冷やされていますし、カプセルを開けると、本当に冷凍庫を開けた時のような、仕方のないことなんですけど、改めて、家に連れて帰りたかったなと思いました。

ここに、4夜Gオさんはひとりで眠るんですよねえ…。

駆けつけた孫達は、涙が止まりませんが、Bこさんの、「こんなところには、いられないよ(寒くて)」の言葉で、外に出ました。

なんだかんだもめながらも、結局一度義弟一家と、ウチに戻り、私たち夫婦はお寺に打ち合わせに行く事になりました。

相変わらず、まだ、2時過ぎなのに、夕飯に義弟一家に、持ち帰りずしを買ってこいと(今まではGオさんとオットがお寿司を買いに行っていた)大騒ぎするBこさんに、さすがに私も腹が立ちまして、「まだ、2時過ぎですから、とにかく、一度家に戻りましょう。お寺さんに行くのに、私たちも一度着替えていきたいですから(夜中にとりあえず服を着替えて駆けつけたままなので、顔も洗ってないし)それに、こういう時には、持ってきてくれるお寿司をとったらどうですか?それか、ムスコの車もありますから、ムスコ(Bこさんの内マゴ)と、誰か一緒に買いに行ってもらうとかしたらどうですか?それに、お寺さんに行っても私たちが買いに行く時間はあると思いますよ。」

Bこさんは納得していなかったですが、とにかく家に急ぎました。

考えてみたら、歩くのがよろよろしているので、不憫な感じはありますが、Bこさん、ピンと来ていないのか、涙はありません。まあ、泣き崩れてどうしようもないなんてなられても困るは困りますが、なんていうか、駆けつける親戚が、迷惑っていうような、反応なんですわ。

こちらは、Gオさんは家にいないとはいえ、ウチにいろんな人が訪ねてくるわけですから、すぐ、上がってもらえるようにしたいじゃないですか。

現実、夜中にGオさんが、ベットから救急車に乗っていたそのままなんですから。

私たちもとのまま、飛び出して、朝、Bこさんも何もできずにとりあえず出たままですから、まず、それを整えよう。

それに、Gオさんの遺影だの、他のとにかく用意しなくてはならないものを、大捜索したいわけです。即!即やらなくはならないんですが…。

Bこさん、とりあえずは別にいいでしょ?そのうちに、順繰りにかたずけるから、とりあえず、「お寿司」なんですわ。

まあ、こちらは、お寺さんへ持っていかなくてはならないものと、葬儀に来てくれそうな人のリストを探し出して、Bこさんの事は義弟一家に任せて、出かけてしまいました。

お寺さんからも、不明な事を家に電話してBこさんに聞いてもらうのですが、埒が明かず、しかも携帯電話の電池がなくなってしまい、充電する為に置いてきてしまったので、オットの電話で電話をし、むこうからは、私の携帯に写メを送ってくれた(今家で充電中~~)けれど、見れずに言葉での説明とかありましてね、合間にBこさんが、お寿司はどうするんだとの声が聞こえると言う、うっとうし~~い状態でございました。

まあ、これは、喪主は飾りでしかありやせんね。

施主ががんばらにゃなりませんから、私は適当にばっくれていようかとGオさん生前には心に誓っておりましたが、そうはいかんのねえと、寒さ厳しきお寺さんで、自覚ひしひしでござ~~ました。しかし、そんなに、「お寿司」が気になるとは思いませんでしたぜ。

打ち合わせは、思った以上に時間がかかり、結局帰路はとっぷり日も暮れてとなり、もうもう、オットの携帯電話の電池も怪しげなので、とりあえず、家に戻りました。

と、この時5時ちょっとすぎでしたかね。

弟一家は早々、Bこさんがどこかへ電話してとったという、お寿司を食べ始めたところでございました。お茶は息子が入れておりました。

(;一_一)(;一_一)

ま!いいですけど(;一_一)

続く~~