曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

Bこさん、ついに歩行が…せん妄が…その8

2016年06月24日 | 介護

腸炎による下痢→脱水→歩行困難及び首垂れ→夜間せん妄

と、うわさに聞いた下降線を急降下でたどったBこさん。

夜間せん妄を起こした時にはすでに、下痢直下型から、緩やかに回復してきていたようで(もともと本人は腸炎の自覚はなく便秘だと思っている)入院は回避

しかも、夕方また点滴とな!

明日も…。

どっちが楽なのか?

けれども、私もどうしてもの用事もいくつかあり、2時間ほど、娘に頼んで出かけたよ。

もう、こういう時は、無理に離れるっつうのも、必要だよね。

で、それって、とっても良かった!

リハパン拒否のBこさんを、うまあ~~く、誘導。

なんと、プライドが邪魔して使わないのかと思ったら、

紙パンツ、紙おむつつうもの自身をご存じなかった模様

 使う使わないの前段階だったのだあ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

でもって、娘がレクチャーしたのだが、どうも、紙パンツが使い捨てだとか、一枚で履けばいいとか、言うのが理解できず、オットモ一緒になって、

「洗って使うのか?」とか、「トイレに流すのか?」とかのたまっておったそうな。

Bこさんは、とにかくゴムが嫌いで、下着も靴下もゴムの部分を切ってしまって、パンツもずるずる、靴下もお風呂洗いの時に使うブーツのようになっておるんであります。

そんなですから、リハバンのウエストの部分や足の付け根になる部分の細かいゴムを外したい模様で、それを切ったら意味ないから!これだけ汚れたら取り換えれば、ズボン下だの、ズボンが汚れないで済むから、一度使ってみたらと、説得し、前後もわからず、うろちょろするBこさんに、「初めての紙パンツ」履かせ作戦は成功しました。

娘はBこさんは兎も角、オットが何もわかっていないことに愕然としたそうな!

おかげで、その後は、上まで汚すこともなく、また、下痢も治まってきたので、夜も長く寝るようになり、そうすると、また回復もよくなるってことで、10日掛かりましたが、何とか、今回の騒動というか、養生と言いましょうか、病状と言いましょうか、介護と言いましょうかは、一段落したのであります。

が、その間、デイには行けないので、(ただでさえ週1回だし)24時間付き添い状態ですからね。(とか言いながら、買い物ぐらいはおいて出てしまいましたが)何しろ、ただでさえ筋力の衰え著しいので、足が上がらず、家の中でもカートでの移動(私の見ているときには、見えを張って杖で歩こうとするが段差は上がれず、ヘルプミーとなるんであります。

そのほうが、みじめだと思うんですけどねえ。

そして、いい加減、何とかして体をふくなり、洗うなりしないとなあの状態でございますよ。

が、わたくしめは、手を出さないようにしようと思っているし、向こうも拒否ですからね(いまだに部屋の入り口は開けておくのがいやのようでありますよ)

一応部屋の片づけは娘がやってくれて、何年物いや、何十年物の寝かした食料や食器、ダイレクトメールの山などが一角にあったんですが(わたしん片づけるだから触るなゾーン)その、不落の城を、ついに落城させ、少し、歩きやすくなりました(共同スペースは)。

いやあ、びっくりしたのは、なぜか20年前のベットボトル(1,8lのやつね)の水が出てきたんですが(食器の奥に!)ぺこんと半分ぐらいに圧縮状態でした!あけで中身をこぼしたものの、ぺコンとへこんだまま、元には戻らないという(^_^;)今のペットボトルと材質が違うのか、あるいは、変質してしまったのか、固い全く動く気配のない硬質プラスチックのようになっておりましたよ。

膨らんで爆発しなくてよかったですけどね。

さあ、しかし、今度は体の洗浄でございますわ。

どうするか?

いやあ、何とかしなくちゃ仕方ないんですけどねえ。

と、ここでまた、事件です。つうても、まあ、今までの事を思えば小さいことではありますが。

→しつこく、続くのだあ(つうか、これって永遠かあ?)

 

 

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Bこさん、ついに歩行が…せん妄が…その7

2016年06月20日 | 介護

前日に夕方やっと、病院に連れて行き、明日朝の点滴の時の様子で入院手続きをと言われていた、オット母Bこさん。

夜間せん妄が出て、やっと朝5時にベットに押し込み、その後いびきをかいて熟睡中。

この様子じゃあ、入院だよなあと、その算段をしつつ、でもこの状態で入院ってどうなるんだろうなどど、余計な心配をしておりました。

オットは休みを取ったといえども、あまり戦力にはならぬというより、むしろ邪魔になる可能性もある。そこで、結婚して近くに住んでいる娘(Bこさんから見ると孫娘)におばあちゃんの様子がおかしいから来てほしいと電話すると、即来てくれた。

まだその時はBこさん熟睡中で、本来なら病院に連れて行っていなければならない時間。何時までなら大丈夫か聞くと、10時前には入ってもらわないとというので、オットに起こしてもらう。

何とか起きて、顔を洗いだか、トイレなのか自分でもよく分からなくなっていて、トイレに連れて行くと洗面所だと言い、洗面所に連れて行ったら、持ってくるものがあるんだったと、Uターン。そして、部屋から出てこない。

オットは娘に何やら話を聞いてもらっていて、様子を見に行かないのさ。

途中で、もう時間がないから早くしたくさせて、もう朝食抜きで行くしかないよ。と様子を見に行ってもらうと、な!なんと!

半ケツ状態で、2つ折れのまま顔に何やら塗ろうとしたまま、寝ておった!

もう顔はいいから、とりあえずハンケツを何とかしてとにかく行くよ。と、何度せかせたことか。

そして、こっちはもう入院のつもりだからいつも飲んでいる薬ももっていかなきゃ、さらに、昨日もらった抗菌剤などももっていかなくっちゃと、探すも昨日の肝心な飲み薬がない。

仕方ないので、Bこさんに確認すると、なんと!汚物を入れてあるビニール袋数個の間の黒いレジ袋(薬が入っているので黒い袋らしいのだが)を引っ張り出し(きたねえなあ!)これだとのたまうBこさん。

いや、まさかこっから出てくる?危うくオットが、全部汚物だからとちょうどごみの日、捨てちまえってって言っているのを、私が止めたものでありましたよ。しかも、自分の食事の時の座る椅子の後ろ。なんでそんなところに汚物を置く?たぶんはじめ、今日もらった薬の袋をそこにポンと置き、夜の徘徊時になぜかそこに汚物を袋に入れて、自分では片づけたつもりでしょうが。

ちょっと、こんな状態の汚状さん(お嬢さんならぬ)を連れて行くのは何ではありますが、とりあえず、Bこさんを連れて行かねばならぬ。

なんとか、10時ぎりぎり病院に押し込みました。

とりあえず本人の診察と点滴をしてもらっている間、オットは相変わらず不機嫌な顔で腕組みをしてふんぞり返っております。

で、Bこさんご家族の方と呼ばれるも、オット知らん顔。

仕方ないので、診察室に入ると、数値がよくなってきていて、下痢も治まってきているので、入院はしたくて大丈夫です。

なぬ~~。

え~~?

夜こんなだったんですけどと伝えるも、夜間せん妄は入院の対象の症状ではありません。

その代わり(は?その代わり?)夕方また、点滴に連れてきてください。明日も朝点滴に連れてきてもらって、状態が良ければ、一日開けて、次の日に診察+点滴で治まるでしょう。

だと!

え~~~?

また夕方?つうか、入院は無し??

さて、この後の奮闘記いやさ、フン闘記、いかがでございましょうや??

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Bこさん、ついに歩行が…せん妄が…その6

2016年06月18日 | 介護

腸炎の為、下り腹のオット母Bこさん。

お衣装ならぬ、汚衣装となったものが、部屋に散らかったまま(本人は自分で始末する気でおりますが)そして、業を煮やして私が用意した(買ってきた)紙パンツ2種と、パンツ2枚、そいつああ、Bこさんの部屋の前でスタンバイのまま、ついに開封されることなく、夜を明かしたのでありました。

強烈なにおいの為、こっそり、窓を開けてあったのを、締めに行った時も、ちょうどそのときまさに下しておる最中なれど、別にという顔でこっちを見るBこさん。

その時すでに12時を回っていたので、そおっと窓を閉めて、ただ、「替えのものは、そこにありますからね。」とだけ言って2階に上がってきた。そのときすでにオットは熟睡中。

そして、カートも使わず、二つ折れになったまま、遠い遠い道なりを、杖で夜中歩くのあります。

ごとごと、たぶん帰れなくなって(1センチほど段差が一人では越えられず、その場を足踏みしているものと推測しながらも、さすがに日中の騒動で私もくたびれ果て、とても下へ降りて行く気力も体力もなかったであります(-_-)/~~~ピシー!ピシー!)その音を遠くに聞きながら、うとうとしておりました。

と、早朝、Bこさんの、オットを呼ぶ声。

そして、オットが駆けつけると、な、なんと

「困った困った、トイレに階段があって出られない。」

オットが戸を開けると、トイレの中の洗面所の下に(パイプのあるところ)に体を突っ込み、出られなくなっておったのであります。

そして、オットが外に出そうとすると、

「いやあ、あんた、宇宙人じゃないかね!○○(オットの名)は、どけえいっただ!」

「黒い塊が襲ってくるから出られない!」

と大騒ぎでございまして、なんとか、トイレの外に引きずり出すと、今度は玄関のほうに行こうとして、カートを箱にしまわないといけない。そこの箱に入れるんだ。

これは、返すもんだし、外で使うもんだで、つかええないだよ(使えない)。

いやあ、あんた、宇宙人になっちゃっただね。

という調子。

なだめなだめ何とか部屋へ連れて行きベットに横にならせようをすると、

「何を言うだねあんた!わたしゃ片づけもんがあるだから、寝ちゃあいられないだよ。一晩中掛かって(よるという認識はあるらしい)片づけていただよ。

え?もう?5時?

じゃあ、起きなきゃ!わたしゃ片づけをしていて寝ちゃあいないだけが起きなきゃ。」

と、何度やっても起きて上がろうとするので、

「少し寝たらどうですか?夜中おきていたんじゃ、疲れちゃったね。まだ早いから寝ましょう。」

というと、何とか横にはなり、でもまだ、無駄な抵抗をしておりましたが、オットに

「布団をかけてやれば寝るんじゃない?」というと、オット、乱暴にBこさんの体の下にあった掛け布団を引っ張り出し、ばさ!っとBこさんの上に投げつけ、

「寝ろ!」と叫びながら、電気を消してしまったんであります。

ろくに体の上に布団は掛かっちゃおりませんです。

せめて、体にかぶせてやってよ。と言っても、乱暴にばさっとかぶせて、部屋を出てしまいました。

と、さすがに、Bこさん、いびきをかいて寝てしまいやれやれと思ったら、今度はオットがパニックでありますわ。

「ついにボケたのか!歩けえないし、ボケちまったら、俺はついに介護せにゃあならないのか?介護離職しなきゃってことか!?

どうしてあんなになるだ!

第一、なんで、あんなに出るだあ?ボケてああなったのか?」

 

確かに宇宙人の顔でございますわ。

たぶん脱水から夜間せん妄を起こしたんでありましょうと容易に私には見当が付きましたがねえ。実家父も入院した時はしっかりしていたのに、数時間を夜間せん妄を起こして、夜中に呼び出しを食らうってことがありましたから、私のほうは経験済みですしね。

だって、もう90ですからねえ。まあ、認知症になろうが、車いすになろうが、不思議ではなく、5年前から私のほうは覚悟していたんでありますがね。

第一夫の年じゃあ、もう定年なんですから、介護離職つうよりも、定年を迎えて母親の介護にいそしむつうところじゃないですか。去年、Bこさんをダシにしてもう退職するつうてたのはダレでしょうね。

慰めても収まらぬ夫を一喝

「おたおたするんじゃない!

私だって腸炎で下痢がひどい時はトイレを住処にしてしのいだわ。トイレから部屋まで歩けなかったし。

だいだい年を考えなさい、年を!云々カンヌン」

 

今頃何を「ついに介護」だ!

とっくに介護だわい。

子どもたちが変わりばんこに下痢した時だって、一晩じゅう、こっちは世話をしたんだい!

その時自分はなんて言った?

うるさいっていたんだよ。子供が泣くのがうるさいって。

ぜんそくの発作で2人そろってせき込んでいる時だって、咳がうるさくてねられねえ!って言ったんだよ。

母親が子供の世話をするのは当たり前だし、子供は年老いた母親の面倒を見るのは当たり前じゃないのか?

覚悟せい、覚悟!

ばあちゃんは、痛くて苦しくて、そして、プライドずたずただよ。だから汚れ物を何とかしようと一晩あがいていたんじゃないか。

出したくて出しているんじゃないんだよ。腸炎で下しているんだから仕方ないでしょ?

少し寝かして、掛かりつけ医に連れて行って、場合によっては入院だから、そのつもりで準備していかないとね。悪いけど、私は入院の手続きとかはできないよ。もしかしたら、万が一もあるんだから、そういう時に私が判断する立場にないからね。

等を言っている間に、朝食の時間でありますよ。

はてさて、今日はどんな日になるんでありましょうや?

さすがにオットは会社は休む手配をしておりましたです。

さあ、無事病院に連れて行けるんでありましょうかあ?昨日のように夕方5時にとだけは阻止。なんとか10時までには連れて行かねば(つうか、本当は朝8時半までにだったんですけどね。)

奮闘記、まだまだ続きます~~。

 

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Bこさん、ついに歩行が…せん妄が…その5

2016年06月13日 | 介護

下痢による脱水から、ただでさえよろよろのBこさんですから、もうもう、本当に足が前に出ない。自分の体を支えることが出来ず、食事中もこんな感じ

歩く速さが尋常でなく遅いので、物置から勝手にBこさんが昔買ったカート(たぶん7年前ぐらいじゃなかったかな?おデパートでお買いあげも、ああだこうだいい、結局お蔵入りしている。もう一つ新しいものも、おデパートでお買い上げを、2年ぐらいたってやっと、今外出時のみ使用=それこそおデパートに出かけるとき、それを使うことを条件に連れて行く)を、家の中に入れて、使わせてみた。

「これ?誰が買った?」と、Bこさんもオットも覚えていない様子。私は今まで入ることのない、物置の奥の奥に入っていたが、この際、強行突破であります。

多少、時間はかかるものの、それでも杖歩行よりはよほど早い。1センチほどの段差なら、Bこさんでもなんとか乗り越えられる(というか、段の上に乗れる=今まではまたいでいたがとてもとても跨ぐどころではない)。かなり抵抗はしていたが、もうそんなことは言ってはいられないというのも、本人も観念した模様であります。

が、しかし!

紙おむつというか紙パンツは、一向に使う気配なし。

相変わらず、パンツのすそゴムを切って履いている、ずるずるパンツにパットをあて、上からズボン下にズボンをづるづる履いて歩いているのであります。

だってね、途中で何度もズボンが落ちてくるんですよ。歩くときは停めとけツウんですけど、外しておかないと間に合わないとかのたまって…。ただでさえカメより鈍い歩みですよ。揚げようとすると「いい!」とか言って、重みでパンツも落ちてくるわけでして、汚れたお尻をハンケツという(@ ̄□ ̄@;)!!

当然その辺も汚れるし、家じゅうもんもんとした匂いで満ち溢れ(文字通りあふれかえって、外から家に近ずくと、え~?どこの家の臭い?うちじゃん!((+_+))

いやあ、ほんとに鼻が曲がっちまったぜえ。

もちろん、Bこさんだってものすごいことになっているわけでして(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

ほんと、往生しろよって思いましたよ。

もう仕方ないじゃないですか。

もう、いやでも身を任せにゃ、どうしようもないんですが、相変わらず一番遠い部屋でご就寝(ひとりで!)さらにあふれかえった汚物いや失礼!お衣装などが、始末できずにあるのに、それをオットにも手を付けさせず、自分でやると…。

オットもさすがに鬼の形相。食事だって正直食べたいとはこっちは思えない。そんな中

「フライを食べる」ですものね。

当然ですね、栓がなくなったお尻のほうはツーカーになり、ダダ漏れですわ。

そして、紙おむつをしないまま、その晩が暮れて行ったのであります。

一晩中、がたごと言ってはおりましたが、行っても「大丈夫だ」の一点張りなんでほおっておきましたのさ。

そして、早朝の叫び声でさすがに出て行かざるを得なくなり…。

せん妄状態のBこさんと、その状態に混乱(錯乱と言ったほうがいいかも)するオット。

その二人の対応やいかに~~~次はいよいよ「せん妄」の様子です~~。

結構、怖いぞお~~と言っても、自分だってそういうことになるだろしねえ、それが一番恐ろしいかもゾゾ~~

 

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Bこさん、ついに歩行が…せん妄が…その4

2016年06月13日 | 介護

今までの自分では「介護」と思っていたのはほんのさわりに過ぎなかったのだと、実感させられた今回の事ですが、(ということは今は安定期にはなっているということですが)暗雲というよりも、いきなりどジャブリというところでしょうか?

それでも、私はもう15年前に実家の父を、長い闘病の末おくっていますし、オット父Gオさんもおくってますし、実家母も何度も入院手術リハビリに付き添ってきました。介護認定なども私がやってきていますし、それなりに、調べてもいますし、いずれBこさんが動けなくなることは、十二分に覚悟をしていました。

そして、たった一晩で人はまるで別人のようになってしまうことも経験してきました。

が、しかし、ぼんぼんのお気楽なオットは、わかっているようで全く分かっていなかった。

ようやく連れて行った病院で即、診察室に入れてもらい、検査だのお尻のほうを見てもらい、そして、点滴の処置に入りました。

いつもは付き添うのですが、この日は即、処置室に一人で入れられ、何やら処置を受けておりました。

半分は「大したことはないだろう、いつもの事だ」半分は「いや、今回は容易ならないぞ」の思いが交錯する中、診察室に呼ばれ、Bこさんは点滴を受けているとのこと。

あ!この後は、イエロー一色に染まりますが、それでもよろしい方のみ、お読みくださいね。

 

 

 

 

病状は

腸炎。かなり白血球の数も増え、それが原因の下痢で、痛みもかなり強かったはずとのこと。

しかも、本人が「便秘」と言っていたとおり、固い便が大量に詰まっており、来院時は便の間から粘液状の便が出てくる状態。今便は掻きとって、傷に中から薬を塗ってあるところ。点滴には抗生剤を入れて行っていること。

年齢的にもこの状態が続くのは危険なので、明日朝もう一度点滴に来てもらって、場合によっては入院を勧めるとのことでした。

便をかきとったことで、塞ぐものがなくなったため、液状の便が垂れ流し状態になるやもしれぬとのことでした。

実は、玄関ではまってしまったのは、ここ!

頭がもう体が二つ折りになったかと思うほど、前に垂れてしまって、膝の位置、しかも、右に傾斜しているので、まず、右に頭を突っ込みます。しかも下の部分。

そして、戻ろうと回転してしまったので、さらに

 

 お尻が後ろにはまり、写真だと広く見えるかもしれませんが、手すりの下のバーは、60センチぐらいの高さなので、逆に私がかがんでも届かないようなところにすっぽり入ってしまったんです。その時は、よく、ベットの安全柵に頭を突っ込み窒息の文字が浮かびましたよ。

たぶんはまったことを理解していなかった、Bこさんは自分で強引に向きを変えたので、偶然、頭が抜けたのですが、どうしようかと思いましたよ。

とりあえず、病院になんとかたどり着いたものの、私は今目の具合がよくなくて、手術待ちの身。夕方の運転はどうよって状態なんです。それもあり、帰り、Bこさんを連れてひとりで帰る自身もなく、とりあえず今の状況をオットに連絡。

さすがに、迎えに来てはくれたのですが、ぶそっとしたまま、待合室で腕組みをしたままふんぞり返っております。

どうやら、ここへ来る前に家により、その惨状を見てきたもよう。

落ちていた便も汚れていたトイレもきれいにしてきたそうな。

が、匂いはどうしようもなく、憤然としていたようであります。

なんとか、二人がかりで家に連れて帰り(Bこさんには詳しいことは一切しらせず、ましてや、入院するかもなんてことはシークレットでございますよ)

とりあえずあり合わせで(Bこさんはおかゆしか食べれないし)夕飯を作り、オットの前に昨日Bこさんが手を付けなかった、エビフライを置くと、

「これ、わたしん食べる」と手を付けようとして、慌てて取り上げるという。

「え?わたし食べちゃいけないの?」

「はい、しばらくおかゆにしておきましょう。そして、薬は必ず飲まないといけないのがあるので、とりあえず3日間は、いやでも飲まないと駄目ですよ。」

でも、先生は相当おなかが痛いはずというのに、こんな、傾きながら

ごめんなさいね、個人情報保護の為、いろいろ加工してあるので、わかりにくいですけど、真正面に見たところです。手前のご飯とみそ汁は完食。さらに

斜めりながらも、ゆでたジャガイモ、約1個分を食べております。

こんな格好で食べるのもすごいし、食べるのもある意味恐ろしい感じがします。

もちろん、今までは斜めにはなってましたけど、ここまでは行きません。

そして、「下痢」ということがどういうことなのか理解していない風であります。

フライを食べようあるいは、食べられると思うところも困ったもんでして、さらにオットも食べちゃダメなのかみたいな反応なんで。

もちろん、腸炎を起こしながら大量に食べれば当然下るわけで、この後さらに下りの特急は速度は加速させていくのでありましたあ。

くちゃあ~~いお話し、さらに続きます。(いやあ、ほんと、入院予定日、日延べしておいてよかったわあ(^_^;)

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Bこさん、ついに歩行が…せん妄が…その3

2016年06月12日 | 介護

オットが、ひとり楽しくツアーに出かけたその間に、オット母Bこさんは、お尻に栓をかったような状態(便秘の為=しばらく出てないのに毎日飲まなくてはいけないマグラックスを飲まないでいた模様)で、マグラックスのおかげか、便は柔らかくなったのに、出てこれない状態のようで、ぐずぐず言っておりました。

でも、実は本当なら自分が入院する予定の前日の出来事。

今までのことや、入院の延期もBこさんの事があっての延期であり、オットが出かけてしまったことへ不満もろもろありまして、オットが帰ってきたら、Bこさんの事は任せて、二階に上がってきてしましました。

一応歩行が困難というだけで、ほぼ自立と判断されているBこさんであります。

いまだに私を自分の部屋には入れさせないし、トイレも自立と思っており、褥瘡の手当てで散々お尻も見られているのに、肝心な介助は拒否しております。

以前にも便が間に合わず、出てしまったことがありますが、そのことをひたすら私には隠しております。

という訳なんで、私がしたに残ったとて、肝心なことをやらせてくれるわけではないのですからね。

それでも、気になったので、2時ぐらいまでは起きて何かあったら出て行くつもりでおりました。さすがに2時過ぎたら、何やら音は聞こえておりまして、たぶん、歩くのが大変になって、部屋に戻るのに時間がかかっているのでしょうが、まあ、オットは下に寝ているので、なんとかなるでしょと、いつの間にか眠ってしまいました。

明け方、何やら騒いでいる声がするので、部屋の入り口を開けると、ぶ~~んと、階段から強烈悪臭が!

出ちゃったんだろうとは、思ったんですが、出ちゃっただけでなく、足がなえてしまって、

1センチほどの段差が超えられず、トイレから出れなくなってしまったんです。

トイレは引き戸になっていたので、まだよかったんですが、戸を開けられないのと、この段差)部屋までは廊下にてさらに2部屋向こうの奥の部屋なので、まあ、...("= =) 永遠にこの道は続くのかいってほど、遠くに感じましたね。

更に後始末は私がやるのは、相変わらず拒否なので(あんだけ証拠物件がありながら、白を切るという)幸か不幸か、オットがあとしまつ。

 オットは仕事に行きましたから、そのあとはわたくしめが、やらなきゃならないわけで。

何度も汚れてしまうので、たぶん、もう下着もないだろうと、この際、使い捨てのパンツにしようと提案。店が開くのを待って、紙パンツを買ってきて、すすめるも、履かず…。でも何とかせにゃ、病院にも行かれないじゃないですか。

仕方ないので、パンツ他の下着も適当に買ってきたんであります。

といっても、そのころにはPI-ピーでございますから、しょっちゅうトイレに連れて行かねばならず、その隙間を縫って、ぶっとんで買ってきたんでありますよ。

が、しかし、それも履く気配なく、Bこさんの部屋の前におきざりになっております。

他の高い敷居のところには張ってあるスロープですが、1センチの段差にはまだいいだろうと、買うだけは買ったけれど使ってなかったものを、急きょ張ってみたりして。

 

 でも、これも反対側にはいため、ないよりはましという状態。

とにかく、部屋の中から玄関まで、そして、玄関の段差(中が3段、外階段5段)そして、なんとか車の中に詰め込まなきゃ、病院にも連れていけないわけでして、その日は、なんとか病院に連れていくための奮闘、8時半から実際連れていけたのが、夕方の5時であったという、こっちもへろへろ、そして、Bこさんの部屋は汚物にまみれ、時々そこで転倒して「よしこさ~ん」の声に強烈なにおいの中、Bこさんをやっと、荷物いや汚物をかき分けて引っ張り上げ(しかし、なんで歩くのが大変なのに、物を通路に置くかね)何とか部屋の外に連れ出すと、「大丈夫大丈夫」と部屋に戻ってしまうという…。

お~~い、もう昼だい。

取り合えず、おかゆを食べさせようとスタンバイしていると、「お待たせしました」

ご本人、病院に行くつもりですわ。

あのねえ、もうお昼だからというと、え?なんで?病院に連れて行ってくれるんじゃないの?

はい、もうお昼だから、午後の診察が始まったら行きましょうと、なだめ、しかし、当然その後も出てしまい、しかも、また、何枚も下着を履き、下のパンツはゴムを切ってしまって履いているのでパンツに下着にズボンに、すごいことになったんですわ。

よろよろなんで、タンスの引き出しも開けられず、開けたら〆られず、脱いだものは自分で何とかもできず、それでもできると言い張り、悪臭だけが漂う、いや、漂うなんてもんじゃありません。時々窓のところに行って、金魚のように口をパクパクして息をしないといられないような状態になったんでありますよ。

いい加減に往生したらって、思うんですけどね、よく、汚物を隠しちゃうっていうじゃないですか?認知症が進んでというよりも、プライドが邪魔をするんですな。ある意味理性があるせいで、なんとか自分で片付けよう。でも、できないから隠しちゃう。という、感じですかね。

午後は何とか3時には出たいと思ったんですが、なかなか出てこなくで「よしこさ~ん」救い出してはまた後戻り、やっと出てきたと思ったら濡れたズボンをはいており、それを履き替えるだなんだでまた、一時間。やっと出てきてなんとか玄関まで連れて行き、段差も何とか抱き下ろして靴を履かせたら「トイレ」と言って、そのままくるっと回ってしまったので、段差につけてあった両サイドの手すりに、頭を突っ込み、さらにお尻も突っ込んでしまい、コントか状態ですわ。「だから、私はトイレに行くんだよ!」とお怒りのBこさん。

わかってますけどね、これから抜けなきゃトイレに行かれないでしょ?段を上がらなきゃトイレに行かれないでしょ?だから、紙パンツにしてくれればいいのに、また間に合わず…。でももう、適当にして(トイレは、帰ってきてからだよ。)とにかく何とか、病院に連れて行かねばならぬ。まだ、この先階段もあるし、車に乗せるのもできるかどうか、病院までお尻が持つかどうか、危機一髪いやさ、危機10連発が続くのでありました~~。

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Bこさん、ついに歩行が…せん妄が…その2

2016年06月06日 | 介護

了承なしに(まあ、本人は別に言わなくったっていいんじゃね?なんぞ思っているんでありましょうや(^_^;))日帰りツアーに出かけた、うちのオット。

今年に入って何度目だ?

その都度言っているんであります。

行くことをとやかく言っているんじゃない。こっちも、オットの休みの日でないと出かけられないので、ちゃんと、行ってくれないと予定が立たないから困るよと言っているんであります。

なぜならば、要介護1のオット母Bこさんがいるからであります。

一応当時(つい1週間前だけどね)傾斜激しくても、まあまあ、一応トイレだってお風呂だって一人でやっていたし、外出も付き添いは必要で歩くのは非常に遅いものの、手すりがあればなんとか段差も一人でクリアしておったんであります。

今思えば、それってすごいことだったんなと思うんですが。

さて、話は戻りますけど、オットのいない休日って、なんかいや~~です。

オットがいれば、オットとBこさんに食事を出して、食べている間にちょこまか用事をしたり、Bこさんを任せて、数時間なら出かけることもできるわけですが、日長べったり、Bこさんにつきあわなきゃならないでしょ?

実際、お茶だって入れてやらなきゃ飲めないし、ご飯だってチンしたものを斜めって段を上る頃はできないので(台所とダイニングの間にスロープ付きの段差がある)、食べさせるってほどではないものの、少なくとも用意はしてやらないとなので、正直面倒ですわねえ。

そして、Bこさんは、少しの体調の変化だの気になることがあると、その都度病院に連れていけっていうんですわ。

で、その都度なんでもありません。なので(^_^;)

オオカミ少年ならぬオオカミばあちゃんなんです。

この日も「ねえ、よしこさん。便秘でだと思うだけど、なんだかおなかが痛い。」

というので、休日だし、そんな緊急性もなさそうだし(以前はよく休日にも当番医に掛かりに行っていたなあ...("= =) トオイメ)今自分(由子自身)が調子が悪く、車の運転はしたくないっていうのがありましてね、ましてや、掛かったことのない病院はいやなんで

「様子を見て、明日朝、病院に行きましょうか?便秘はいつから?」と聞くと、本人はずっと出てないとのたまっておりましたが、一日2回飲むはずの便秘の薬は飲んでいないというので、とりあえずそれをちゃんと飲みましょうか?ぐらいで、相手にしないでおりましたですはい。

そして、もちろん、便通のよくなるものを自分でも飲んだり食べたりしておりました。

いつもはけろっと平らげるのに(風邪だのなんだのと言いながらも普段はよく食べる)夜は珍しく食べれないと言い、そのうち台所ににいる私のところに来て、なぜか

「薬屋さんに電話をしてほしい。」というのです。

こっちは「??」で、よくよく聞いてみると、どうも固い便がつかえていて、柔らかい便が汁のように出てくるがこれって薬のせい(副作用と言いたいらしい)じゃないか、聞きたいのだそうで、

「もう夜だし、第一休日なんだから、薬屋さんには電話してもだめでしょ?(実は緊急の時の電話番号は知っているが、迷惑じゃないですか。オオカミおばあちゃんの事ですし)明日、掛かりつけの医院に掛かりましょう。」と言っても、なんだかぐずぐず言っているんです

まあ、要するに固い便がつかえているから何とかしてほしいってことですわね。

う~~む、これはいよいよ摘便をせにゃあかえ?

でも、勝手にやっていいんかい?薄いグローブしかないしな、オイルも食用のしかないし、まあ、正直ご勘弁願いたい

はっきり言って逃げたんですな、わたくし。

かたやオットは、のんきに旅行でございますよ。こっちは便々と格闘かえ?

納得いかないや

まあ、明日は連れて行ってはやるがさあ~~(^_^;)

と、Bこさん、「これってどこへ行ったらいいだか?」って、散々前の週も3日もなんだかんだ言って掛かりつけ医を困らせておいて、しかも、専門が大腸・肛門科っていうのに、他へ行こうってか?

と、このときは単に便秘の時に、よくなる症状と甘く見ておったんでありました。(実際便秘は便秘ではあったんですけどね。)この後の大惨事については、続く~~でありますよお。

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Bこさん、ついに歩行が…せん妄が…その1

2016年06月04日 | 介護

Bこさんの介護人を、オット(Bこさん長何もとい、長難もとい、長男)に謹んで進呈したわたくしでございます。2回目の移譲というか挑戦?暴挙をいたしたんであります。

予想通り順調とは行かないも、ぼちぼちと、介護人として、成長?のみぎりであったんですが、今までの行動の抑制は聞かず(オットの!)5月末の週末に「勝手に」ひとりで日帰りツアーで、出かけたんでありますよ。

カレンダーにひそかに書いてあるだけで、はっきりと言葉で言やあしない、オットでございますよ。( 一一)

まあ、今に始まったことじゃあありません。

一応平日はわたくしめが、Bこさんの面倒を見ているわけで、オットの休みの日は当然オット当番でございますよ。その時にわたくしめは、必要最小限の用事をするわけですから、まあ、オットも大変ではありますから、息抜きが必要は重々わかっておりますです、はい。

だからこそ、お互いの意思の疎通とかですねえ、そんな大げさなことではなく、単に

「この日、出かけたいけどいいかなあ?」とか、

「この日、悪いけど頼むわ。」ぐらい、言うべきと思うわけですが、結局前日の夜、Bこさんが

「明日何時に出るのか?」と聞いている尻馬に乗っかって、

「私、明日出かけるって話はまだ何にも聞いてませんが?え?何時に出るんですか?」

と不気味な静けさで聞いたりましたぜ。

と、オット「いや、明日は、ごはんはいらない。」

「だから、何時に出るの?いつ帰ってくるの?」

「いや、ちょっと…」

「だから、何時に出るんですか?いつ帰るんですか?」

「いや、いいよ、ご飯は…」

そんなことを聞いているわけじゃあありませんよお~~。

結局、早朝出かけ、帰りは10時ごろでしたかねえ、...("= =) トオイメ目そんなことがひどく遠いことのように思える長~い一週間の幕開けとなったんであります。

今回は予告だけ…。正直どこからどう書けばいいのか、...("= =) トオイメ目、ひたすら、...("= =) トオイメ目でございますよお~~ 

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