曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

相変わらずの拗らせ女子?ならぬ拗らせBABA

2021年07月31日 | 介護

実家母Yこさんが入院しても、我関せずと言うか我しか考えられない(年を取ったからではない。もともと「黙って私の言う通りしろ!」と言うオット母Bこさん。何にも変わりません。と言うかむしろひどくなっている。

まあ、無理もないとは思います。思いますがそれが体が思うようにならなくなったからと言うのではないので、傍から見れば「かわいそうに」と思われるような状態が、私には到底思えず、ますます拗らせがひどくなった嫌なBA-sannだと思います。

ぜ~~~たいお友だちにはなりたくない、我儘勝手なオット母Bこさんなんで、もうちょっとかわいげのあるBA-sannだったら、面倒の見方も変わると思いますけど、最近じゃ、わたくし氷の微笑ってやつ?本人が何かできなくてうんだこんだしていても平気ですり抜けて向こうへ行ってしまいますわよ。

もうね、自分の事しか考えられないから、どこそこ連れてけ(○○医院だの▽▽医院だの、だからさ掛かりつけ医に聞いてみてからねが通じない。)のオンパレード。申し訳ないけれど、実母の方が数倍大事でございます。そりゃさ、かわいげのあるBA-sannならともかく、マゴに「イジワルが顔に出ている」と言われるほどの顔貌でございますよ。それがほんと出ているどころではなく、顔面ほとんどイジワルで出来ているんじゃないかって程、人相が悪くなってしまいました。

持ち論、もちの論!そりゃ、足が動かなくなったのはほんとにお気の毒ですが(一度変形し始めると一気に進むんですね\(◎o◎)/!そのお~~、気の毒とは思えないほど人相が!

そんなこと言ったらいけないとお叱りを受けるのを承知で言いますが、般若か鬼婆か山姥かってほどの顔貌であります。

いやそれが、ちょっと写真を整理していて見つけた数年前の写真と見比べると別人ですわ。一緒に写っている何人か、今のお顔を承知していますが、ほとんどお変わりありません。ところがBこさんだけ顔貌がよくない。はっきり言うとBこさんの顔の人相って言うんですかね、顔貌が悪い方に急下降しちゃってます。

その顔貌で、こちらは実家母の付き添いに行きたいのに、病院に連れて行けと言われるとね~~。先日はきっぱりと、「実家母も長くないと思うので、申し訳ないですが、母についていたいと思うので、オットに連れて行ってもらうか行くのは落ち着いてからにしてほしい。行けません!」と言い切りました。

Bこさんのその様子と、実家母の様子は次回に(@^^)/~~~


終末期医療は…本人の意思とは関係なくすすんでいく…

2021年07月28日 | 医療

実家母Yこさん、無事?入院できました。

やはりこのご時世ですから、簡単にはいかずではありましたが、本人の状態は「即」入院しなくてはいけない状態。

病室に入れたのはもう夕方6時は大幅に回っていて、手続きは明日改めてと、その日行った検査などの結果他、同意書数枚、記入して持参する書類等々渡されて弟は自宅に帰りました。

入院するのに連帯保証人も必要なため、私のオットが保証人となり、まあそれはそれで通るとは思いますが、職業欄無色もとい無職と書かなきゃならないんですけど保証人になるんですかね?今はまだ弟も仕事をしていますが間もなく定年で、無職になるわけです。となると?双方無職。それにこの連帯保証人が2人ってなかなかいない人もいるんじゃないですかね?遠方で書類に記入できないなんてこともありますし。どうするんですかねえ。ひとり暮らしの人とか…。

まあそれは置いておいて、実際これからYこさんはどうするかと言うと、消化器官に異常があるのは確かなので(血便と腹水)胃と大腸、双方のカメラを飲む、入れるをするそうなんですが、まあ例えばそこで異常が見つかったとしても今更手術の選択はないので、特に大腸の方は術前術後が大変で、もうほぼ寝たきりになっているYこさんの負担が大きすぎると思うのですが、医師は「病名を付けなくてはならない。悪いところを見つけなくてはならない。」と検査の同意を迫られたそうです。

まあ病名が必要はわかります。その根拠が必要も。

でも今後手術をせず終末期を静かに過ごしたいと言う本人及び家族の意思はどうなるのでしょう。

入院するとなった時、Yこさんは「入院したくない」と泣いたそうです。泣いている母親を置いて帰ってきた弟。勝手な思いですが、オット父が入院したくないとゴネタ時は「わがまま」と思ったんですが、実母だと「かわいそう」と思う自分。

今も痛みのある中胃カメラ決行とのメールが来ました。

胃カメラ飲んで病名が付いたらとにかく痛みを取る事だけ考えてくれればいいと思うんだけれど、入院してしまうと「決行」となってしまいますね…。

一応Yこさんは、延命治療は拒否する署名はしています。

が、なんだか、そんなことは無視されているような気がするよし子がお送りしました。

 


実家母、終末期に入る…。

2021年07月27日 | 医療

実家母Yこさん、88才。

先日からどこがどうとは言えないのですが、いわゆる弱った?と言う状態で、食欲もなく元気がない状態が続いていたのですが、いよいよ終末期に入ったようです。

この連休に孫の何人かは会えたし、自分も先日会うには会ったんですが、私はコロナが心配だし、自分の子ども達孫たちが近くにいるので急いで合わせなくてもいいかななんて思っていたんですが、急に入院してしまって、このいきなりのコロナ感染の急増で、たぶん面会はかなわないかなと覚悟しています。

年齢的には充分生きたと言えるし、子どもも孫も曾孫も近くにいて触れ合えたので、良かったと思うしかないなあと思っています。

そんなわけで、オット母Bこさんの事が一時ぶっ飛んでしまったんですが、こっちはこっちで、せっかく手配したデイに行かないとか言いだしましたよ( ̄▽ ̄;)

もう、これもホオッテ置くしかないですかね。本人の意思でが介護プランの中心なので。

正直言うとオット母よりも実家母なんですけどね、現実はオット母に深~~く付き合わなくてはならないという、よし子がお送りしました。

 


いよいよ、間に合わないので(トイレ問題)

2021年07月26日 | 介護

オット母94才。

いよいよ歩行がおぼつかなく、どんなに頑張ってもトイレ往復30分…。

尿の方は何とかパットでなりますが、大の方は明け方間に合わず、大騒動となります。しかもそれをヨメのわたくしめに言うのはブライドが許さず、オットに始末をさせるわけですが、トイレからオットの部屋までの間(と言っても、トイレの真向かいの部屋なんですが。そこにBこさんが部屋替えすれば問題は解決なんですが、ど~~~しても今までの部屋から離れられないのであります)汚れたものを引きずりながら移動しちまうもんで、問題は拡大するのでありますが、本人ズボンなどが汚れていてそれで床が汚れると言うことが、まああったくもってわかっておりません。最近は携帯電話を肌身離さず持って、トイレの中にも持ち込むのですから、それでオットに電話をすればいいのに、ずんたずんたお引きずりで歩くもので、大騒動になるわけです。

しかも、オット!ちょっとでも汚れたものは廃棄してしまうので、履いていた介護用の室内履き(たまたま手に入れたものですが、ネットなら売っているのですが、そういうもんは眉唾らしく、どうしても実際に売っているものを買いたいのですが、合うものがなく、何度か洗いながら使っている)も廃棄してしまい、他は代わりのものがあるものの、室内履きだけは代わりがないわけです。

で!オット!腹を立てているもので、自分のスリッパをよこせと言われ履いたものの当然歩ける訳もなく、「裸足で歩くしかない!」と怒り狂っております。

仕方なく私の履いていたスリッパを(私は人のものを履きたくはないですけどね( ̄▽ ̄;))履かせてみたんですけど、右足がほぼ90度に近いぐらい内側にぐ~~と曲がり、足首のくるぶしが床についてしまうほどねじって歩いてしまうんです。テーピングテープで固定してみましたけど、歩けず、トイレから移動させるのに、手引きをしてみたりBこさんの膝の下に私の足を入れ持ち上げたりしてみたんですけど、え~~~!足がこんなに変形しちゃっていたの?と言うかぐにゃぐにゃになってしまっていたのか\(◎o◎)/!と呆然としてしまいましたよ。(内反足と言うらしい)

とにかく踵の支えのある室内履きは、く~~さい中にもう入れてしまったので、拾い出すことも出来ず、そうだ!外歩きの時の靴(介護用)を同じものを何足も持っているのを思い出しました。

この際、外歩き用の靴だっていいので、とにかく自分で時間が掛ろうが何だろうが、移動が出来るのは大きいので、外歩き用靴を履かせ歩かせることに。これでいつも外出はしているので、一応歩けます。

ただ、一日中ずっと靴を室内で履くのに抵抗があり、「私の」スリッパに戻してみたり、やっぱり歩けないので靴に戻したりを繰り返しております。

何店舗か周り、代わりに買って来たものも何足も変形の為入らず、外科で発注してもらって片足ずつ作るしかあるまいって感じです。あれだけ曲がっちゃっているんじゃね、市販の靴じゃダメだよね。まあそちらはすぐには出来ませんから、とりあえず問題のトイレ!

ええ!もうね、観念してもらいます。

1,部屋を変える

2,自室にポータブルトイレを置く

のどちらか選んでもらいました。

結果、ポータブルトイレを置くとなり、

まあ、こんな感じのものを手配することにしてもらいました。重さが13kg!ウオシュレット付きだと30㎏にもなるそうで、金額もかなりの高額。こう言うものは買い取りで返品は聞きませんが、買った金額の9割(上限10万円)が戻って来るので、使えるかどうか(けっこう買っても使わないと言う人が多いらしいです。)デモ用のものを貸してくれることになりました。掃除の仕方なども聞いて、今、Bこさん自室に置けるかどうか、オット奮闘中。まあ、Bこさん、その都度捨てないとどうのこうのと言ってますが、夜だけなんで、朝捨てるからと言い聞かせ中です。上の蓋を外して便座が現れるのですが、椅子の様に奥の方に座ってしまうので、確実に外にもれます~~の位置を修正させておりますが、うまくいくでしょうか?

ペット用のシートや消臭剤でもいいそうなので、ドラッグストアでゲットですな!つうか、外に漏れてしまって自室が汚れてしまうとなったら、トイレ向かいの部屋に移動するかもしてないので、私としたらそれを期待しています。

あと、デイでの風呂問題もありまして、365日土日も預かってくれる、お泊りもあるところにお試しで行ってみました。お風呂はひとりだけでの入浴のできる所なので、せっつかれて着がえもうまくできないと言うことはなく、それは良かったようですが、なにせ、デイに行くのを嫌がる人なので、ちっともそこへ行くかどうか決められないんですよ。本人の意思がないと契約も出来ず、解約が出来なければ利用も出来ないんですが、なかなかそれがBこさんに伝わらず…。

また、どうせ新しいデイに行くなら行く日を私が仕事に行く日にしてほしかったのですが、それは嫌だそうで、一日おきの入浴の方が良いと思うのですが、すごく偏った(3日続けて4日間が開く)デイサービス利用になりそうです。

ま!本人がいいならいいですけどね!褥瘡が出来なきゃいいですけどね~!

まあ、私のお尻じゃないから、いいですけど~~(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

いやあ、しかし薬を付けるの私じゃんね!

やりたくありませ~~ん!

でもま本人の意思を尊重して介護計画を立てるので、仕方ありませんね。

私のいない間にこけてしまった場合、オットだけじゃ対処できないし、オットの対処の仕方じゃね…自分も大変だと思いますけど、ま!本人とキーパーソンがそれでよければ「他人」がとやかく言う事じゃないんで、ほおっておきますですはい!という、よし子がお送りしました~~。

 


コロナウイルスの対策?対応?考え方の違い

2021年07月20日 | コロナ禍

我が家では高齢者家族ゆえ、コロナワクチン接種は3人とも2回目まで終了。

で、どうも、世の中夏休みなんだな。

関東圏に何家族か親族(オット母の)がいるのだけれど、(もちろん、市内にはごろごろいる(^_^;))この夏、泊りがけで、親戚ツアーを目論んでいる家族がいるのよ。

いやあ~~、お宅ら緊急事態体制じゃないの? 

静岡県も独自の6段階の警戒レベルに従っているわけだけれど、警戒レベル4もしくは5を行ったり来たりしている状況。とにかく県外特に感染の大きいところにはいったり来たりしないように。となっている訳。はっきり言って、今のところ静岡県は県外に行って感染してきたり、県外から帰省して家族に感染と言うのが圧倒的に多いので、県外への外出禁止、県外から来静禁止となっているわけですよ。

もちろん、入院中の面会なども禁止になっている。(オット母Bこさんに言わせると、あそこはだれとも合わせてくれないひどい施設だとなるのですが)

我が家では新暦のお盆ですが、お盆に以前は大挙して親類縁者が訪れるという恐怖の時期ですが、お参りに来てくれたのは一組でそれもいつも一族総出で来てくれるのが、血縁のある2人だけで、彼女たちも仏さんがいるのだけれど、おっさんが来てくれる日だけ飾って、あとはかたずけてしまった。と言っていた。そうだよね~~。仏さんは文句言う人じゃないものね~~と言いあって笑っていたけれど、オット母Bこさんは何かにつけて文句を言う人なんで、この人が仏さんになったら怒り狂うんじゃなかろうかと思うけれど、今の仏さんはほんと、いつもにこにこしているオット父Gおさんと、両親とも甘々で一度もおこられたことのなかったという、叔父さん夫婦なんで、今年はいいにしてもらおうね。なんて言う、静かなお盆だった。

の~~に~~、ここへきて、我が家と同じく老々親子がですね、今年で最後だと思うからと、静岡に叔父さんを連れてきてやりたいそうで、「コロナワクチンが終わっているなら心配ないね。」と言う感じ。はい、もう日程も宿も抑えての来静であります。

いやね、車で来るならまだいいんですけど、車がないんで、結局今までもどうしていたかと言うと、亡きオット父だのオットだの(私ってこともあったな...( = =) トオイメ目)が車で彼方此方送迎ですよ。観光にしても、親戚巡りも結局ずっと付き合う訳で、ホテルに泊まるから(しかも市外だよ( ̄▽ ̄;))大丈夫じゃないんだよね。

まあ、私は県外の人と接触したら2週間仕事に出れないので、(本当は家族もダメなんたけどさ~~)お会いできない、ご一緒出来ないとは言ってあるけれど、Bこさんはもうね、自宅トイレの往復もゆうに30分掛かるようになっているので、結局、うちにも来るんじゃないかと思うんですよね。当然ねえ、来るよね!

今私、山間地への医療のお手伝いに行っているんだけれど、集合場所まで、公共交通機関は使用禁止なんで、歩くか自転車で往復、移動中は感染予防のためタクシーの窓はフルオープン。風の強い日なんかほぼオープンカー状態で1時間半乗っているわけですよ。普段も出来るだけ買い物も行かないようにしていて、通常買い物はカードでしていて毎月数万円カードを使っていたんだけれど、先月ついに2678円だけだった!という、超引きこもり生活よ。ほんとにね。

なのに、わかるよわかる!気持ちはわかる。わかるけれど、どうなの?

しかも、自分の弟も実家母Yこさんを故郷に連れて行く計画を立てておるのだよ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

がしかし、実家母は故郷に帰る?なにそれ?誰と会う?え?もうとっくにみんな死んじゃったよね?いつ葬式したかも覚えてないから、私行かなかったんだよね。だから、別に行かなくてもいいと宣っておりますよ。

んんん~~、じゃあさ、まだ会えていない静岡にいるひ孫に合わせたほうがよくない?って思うんだけれど、たぶん弟自身が故郷に帰りたいんだよね。けど、順番としたら、ひ孫に合わせたら?と思うのはおかしいかしら?

とにかく、どこか遠くに出かけないのかな?

なんか、そんな気は微塵もなくなってしまったよし子がお送りしました~~・


コロナワクチン接種2回目も終了

2021年07月13日 | コロナ禍

コロナワクチン接種、無事2回目も終了しました。

一応家族3人とも高齢者枠なので、オット母Bこさんは超高齢者枠で掛かりつけ医で、高齢者枠のオットはネットでの大規模接種会場で、私は医療者枠の中で受けました。

つい先日急にワクチン接種予約表が郵送で送られてきたのですが、その時は即来週にもと言う感じで予約が取れ、(掛かりつけ医は1ヶ月以上先)どんどん受けてしまったのですが、前日まで会場のほとんどで100人以上空きありだったのに、突然!予約中止となりました。60歳以上にまで枠を拡大したとたんに、中止で、我が家はぎりぎりでセーフでした。

で、私、一回目結構強く副作用があり、掛かりつけ医でカロナールを出してもらったのですが(本当は掛かりつけ医で接種した人だけですけど、たまたま接種会場の問診に当たってくれたのが掛かりつけ医でして、明日診察に来ればカロナール出すよと言ってくれて)2回目はほとんど痛みはありませんでした。

どこでもそうだと思いますが、打ったワクチンのコードのついている証明書を出してくれるので、今後、ワクチン接種の証明書が必要になったり、強い副作用が出た時に必要ですので、しばらく保管をしておいてくださいね。

終わったら、終わった~~!ってほっとしますけど、これでフリーで出かけられるわけではなく、一応医療従事者の私は公共交通機関は使えないし、県外外出も出来ません。

ま、なんか、そんなことになれてしまって、というか当たり前になってしまって(消毒は普段からしてるし)学習会や講習会、会議もZOOMになって、今までは参加できなかった遠くの会場で開催されていたものにも自宅で参加でき、しかも期間は限定されますが、2日間の間、いつ接続して南海でも見れると言うような講座もあって、ある意味世界が広がったような点もあります。

たまには親族で集まってわいわいっていうのもしたいとは思いますが、あまり会いたくもない、世話も大変みたいな親族との付き合いをしなくてもよくなり、盆暮れ正月、と~~ても楽になりました。来る方の側は、今までこっちでいろいろしていたのを自分たちでそれぞれやらなきゃならないので、大変みたいですけどね~~。

と言う訳で、静かな新暦のお盆に入ったよし子がお送りしました。


悪天候で地域医療日程延期

2021年07月02日 | NPO法人の活動

4月から始まった山間部での医療活動。

残念ながら大雨の為、2日続けて中止。代替で診察日を延期して行うことになりました。

一昨日からの大雨で、道路も通行止め。

もともと土砂崩れで鉄道も一部バスの代行運転が行われていたぐらいで、いくつかルートはあるけれど、全て通行止めで車が入れなくなってしまいました。

この、3ヶ月地域医療に携わってみて感じるのは、「下」とか「市内に行く」と地元の方たちが言う言葉の重み。

私もほんとに田舎での暮らしを知っているので、今は医療的にも気候的にも恵まれた環境にいてすっかり忘れていた「地域」はっきり言えばへき地の暮らし。

今私が訪問する地域ではほとんど子どもはおらず、高齢者ばかりの地区。一応政令指定都市に入っているけれど、町中に行く時は「下」に行くとか「市内に行ってくる」と言います。

以前診察してもらったのはどちらの診療所ですか?との問いに

「市内です。」と答えるのです。

「上」にいるのは平日だけで、とか、冬は「市内で過ごします。」とか、「上は時々来るだけで、下に(あるいは市内に)ある家に居る時に市内で治療してもらった。と言う言い方をします。

今までやっていなかった診察もぼちぼち出来るようになってきましたが、これでまた大きながけ崩れとか起きると、しばらく行けなくなるかもしれません。

診療室内の道具も器具も薬剤も何もかも20年はタイムスリップしたような診療室が、少しだけ前進しましたが、修理に出した器具や注文したものが届かないまま、またストップしてしまいました。

へき地…とはそういう事なんだと、激しい雨音が恨めしい…よし子がお送りしました。