曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

亡くなる方が多かったので…その③

2013年12月12日 | 冠婚葬祭

葬祭関係、亡くなる方が多ければ、忙しい。

忙しいと言ってはいけないけれど、急いで!との無言の圧力はひしひし感じるわけで、本当は、夜中からオットも私も、一睡もしていないので、本来ならば眠くて眠くてだと思うのですが、いわゆるアドレナリン出っぱなしなんでしょうね、やけにぎんぎらぎんなんです。

が!がが!

Bこさんは、違いました。我が道相変わらず突っ走りで、それでも、いつもとは違ったのは、あっちでもこっちでも関係のないところまで、色々口出しして揉めるもとのBこさんなのに、決めごとは息子二人に丸投げ(夫と義弟)

真ん中にBこさん、座らせて、私はちょっと離れたところに座っていたんだけれど、オットはともかく、Bこさんは、一応喪主になるから(まあ、ここからもめたんですけどね。喪主って名前はいやなんだそうで(;一_一))、そのうち

「おじいちゃん、まだ?まだ会えないだね。(まあ、気持ちはわかるが…)こんなこたあどうでもいいだけど、どうでもいいだけど、足が痛いだよ。もう、疲れただよ(ごもっともではございます(;一_一))」

確かに右に大きく曲がってしまっている腰椎なので、じっと同じ姿勢は辛いし、それこそ、静脈瘤もあるので、自分で決める気がないなら、休んで貰った方がいいかと

「ここのソファーで足をあげて横にさせてもらったら?誰もいないから寝ちゃっても大丈夫だから。適当に決めてしまっていいのかしら?」

「いいよいいよ、勝手にやっといて!」

と、足を高くして横になると、本当にいびきをかいて寝てしまいました。

で、あまり出張ってもと遠慮していたんですけど、結局ずりずり真ん中に出て行って、私たち夫婦でいろいろ決めることを決める事に。

義弟も五月蠅い事は言わず、控えていてくれていたし、ムスコも一緒にいてくれていたので、まず、お寺さんと、火葬場の時間を押さえ、それに添って、日程を決め、詳細を片端から決めていき(決めなくてはならないことが、膨大で、あれ、決定力のない人だと大変ですよね。Bこさんが寝ていてよかったわ。と、そこにいる全員が思ったでしょう。

一段落したところで、丁度お昼になるころ。枕経が始まるのにも、他の近い親族が駆けつけるのもあと2、3時間との事で、食事を取りに行こうと、Bこさんを起こして、その事を告げると、Bこさん、「美味しいもんを食べたいよ。」というので、朝食用に買った、おにぎり類は半日持ったまま、たぶん、この後も持ったままの移動かえ?まあ、仕方あるまい。ここで、なんだかんだ言っても「うまいもんを食べたい」には、勝てないからね。

Bこさんを抱えて、あちこちうろつきました。

「うまいもん」はなかなか見つからないし、よさそうなお蕎麦屋さんがあったけれど、日本庭園の中庭もあるところだったけれど、椅子席がなく、あきらめなんぞがあり、それこそ、食べられりゃそれでいいなんて、Bこさん連れていちゃ、無理ですからねえ。

それに、正直、温かいものが食べたかったねえ。さすがにね。

それでも、椅子席のある、お蕎麦屋さんが見つかり、さすがに温かいお蕎麦がはらわたに沁み入りましたよ。丁度、食べ終わり、まだ時間はあるからと、雑談に入ったところで、お寺さんが早目に来てくれたので、すぐもそるようにとの電話が入り、またまた、慌ただしく移動したのでした。

ええ、その後のお寺さんとの話の時も、Bこさん、全く話に加わってきませんでした。

詳しい事はまた夕方お寺でとなり、和尚さんはお帰りになり、と、まだ、部屋も出ていないうちからまたまたBこさん、「まだかね。まだ終わんないだね?○オ(義弟)にお寿司でも食べさせてやってよ(あ~ん?今お蕎麦を食べたのに?いや、Bこさんの言うのは晩御飯の事らしい)

実は、その後も「お寿司を食べさせてやってよ」は延々続くのでした~~!

と言う訳で、しつこく続く~~~(毎度すみませんね)