曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

Bこさん、転院後の最後の時を迎えるまで

2022年12月24日 | 高齢者

オット母96才。歩行は不自由ではあったものの、自宅で悠々自適な日々を暮らしていたオット母Bこさん。高血圧や胃腸の薬は常用していたものの、脊柱管狭窄症や背中の曲がりはひどくはなってきていたものの、いわゆる異常があったわけでもなく、「おしっこが出ない」だの、血尿が出たとか騒いでも何度検査しても異常がなかったBこさんですが、早朝の転倒以降「坂道を転げ落ちるように」どころか「真っ逆さまに落ちていく」感じで、終末期の宣言を受けてしまいました。でも、面会が叶わなかった為、その実感はなく、療養型病院へ転院の時もいつものように、オットに「ああしろ、こうしろ。そうじゃない。ああだ、こうだ。」と指示しまくっていたので、オットも私はもちろん、義弟に至っては何度もBこさんが危ないなんて言われていたので、まだ今度もかと思っていたのではないかと思います。

久しぶりの面会の時の様子からすると、お正月は迎えられないだろうなと、あわせてくれると言うときに義弟夫婦が来てくれればと思っていましたが、なかなか面会に来ず、やっと義弟が面会に来たのは亡くなる2日前でした。

もう、全く食事がとれない。経鼻経管栄養も誤嚥してしまうため出来ない。もちろん、胃ろうは形成しないとしていたので、全く栄養補給が出来なくなっていました。

自分たちでそれを選んだのですが、それでよかったのか?入院中に胃ろうを形成してもらったほうが良かったのか?そもそも救急車を呼んで入院させてしまった事がBこさんの命を縮めてしまったのではないか?

今更そんなことを言っても仕方がないのですが、もしもコロナがなければ入院と言う事態にはならなかったかもしれないとも思います。Bこさんの場合発熱があったため、丁度掛かりつけ医が休診だったので、別の病院に診察をお願いしたら、救急車を呼んで大きい病院に行くようにとなってしまいました。

コロナがなければ、その病院も診察してくれたのではないかと思いますし、週末になってしまうためお願いした入院がこのような事態になるとは思いもしませんでした。結局何が発熱の原因かはわからないまま、何度目かの発熱で、衰弱してしまったと言う事のようです。

自然に任せる。

つまり積極的な治療をしないと言う事ですから、「食べられなくなったら、数日で死に至る。」と入院時にも念を押されましたが、すでに食べられなくなってから2週間を越えました。

義弟は火曜日しか来れないとの事で、また時間がないと言う事で、オットが駅に迎えに行き、そのまま病院に行き、うちには寄らずに帰宅しました。

Bこさんと話が出来たか聞いたら、酸素マスクをつけて、寝ていたと言うか意識がなかったようです。もう少し前に面会に来ていれば少しは話も出来たと思うのですが、なんせ、うちには寄らなかったので、義弟がどう思ったかも知るすべもなく、2日後の早朝、Bこさんは旅立ちました。

何度か、看護師さんに「家に帰るからタクシーを呼んだから、タクシーが来たら教えてください。」と言っていたというBこさん。

オットはGオさんと同じく(Gオさんは、Bこさん夫=オット父)葬儀場の安置所で預かってもらうと、言い張りましたが、うちに帰りたかったんだから、家に連れてきてあげようよ、と嫌がるオットを説得して自宅に連れてきました。

Gオさんの時にはやはり早朝に亡くなりそのまま、葬儀場に安置してもらい、そのまま、数時間、葬儀場ロビーでの打合せで拘束されて、夕方になって家に帰ってからもその時には義弟1家も駆けつけていたので、休む間はなく、そのまま私達夫婦はお寺の方に出向くという、大変な思いをしたのですが、Bこさんも自宅に帰ってきましたが、私たちも自宅にいたほうが多少でも楽です。

Bこさんは兄弟が多くみんな近隣にいるので、入れ代わり立ち代わりお参りに来てくれましたが、今回はコロナ禍と言う事で、お茶も何も出さずにお参りだけして頂きました。義弟一家は通夜葬式に来るとの事で、葬儀葬祭についてはこちらにお任せで、との事で、いいか悪いか(いや、はっきり言っていなくてよかった)私たち夫婦だけで日程なども決めることが出来ました。

とはいえ、全く何もなかったかと言うとそんなことはなく、やはり嵐は嵐です。Bこさんの甥で口出しをしてくる人もおり、はっきり言ってその人が居なければ平和?だったかと。まあねえ、どこにでもいますよね。そういう人。

Bこさんは、連れて帰って来た時には、骨川筋衛門で、ほおも尋常でないこけ方でしたので、入院直前に遊びに来ていた私のムスメ家族、ムスコ家族は、元気がおばあちゃんが文字通り変わり果てた姿になって帰って来たので、ショックを受けていました。高齢でいつ何があっても不思議ではないのに、それでも、やはり、哀しみは尽きません。

葬儀葬祭に関する諸々は次回に。


Bこさん、転院後の様子2

2022年12月18日 | 高齢者

Bこさん、転院後の様子1の続きです。

思いがけず緊急病棟への入院から療養型病院へ転院するまで40日、転院してから2週間がたった時(その時は病院とはいえ終の棲家となる。一応目標としては自宅にかえるがあるが、現実的にはここで人生の終了を迎えることとなると言い渡されている)また発熱し、なかなか解熱しないので、食欲もなく、いわゆる弱ってきた状態で、年齢から言ってもいつ何があるかわからないので、今のうちに合わせたい人がいるなら面会を許すという連絡がありました。と言っても、もちろん子どもはだめ、県外の人は駄目と言う事で、とりあえず私たち夫婦での面会を申し込みました。

看護師室すぐ横の2人部屋に移動していたBこさん。

私とは6週間ぶりの対面。オットとは転院時以来です。

入院時の様子とは一転、枕元に記名がなければBこさんとは認識できない姿となっていました。

入れ歯を外してしまっていることも原因の一つですが、容貌が全く違っていて、顎は昔の半分、髪は汚れて頭にへばりつき、眼を大きく見開き天井を向いてにらんでいる状態。そして骨皮だけになった両手でベットの柵をぐっと掴んたまま離そうとしません。

呼び掛けてもこちらがわからないのか、耳が聞こえないからか、病院側が言うと通り認知機能が落ちたためか、天井をにらんだまま反応がありませんでした。

何度目かの体を揺さぶりながらの呼びかけに、ちらっとこちらを見るだけでまたすぐに上を向き、「苦しい?痛いところはある?」にやっと、

「痛くなああ~い。くるしくなあああ~い。」と天井を向いたまま、うなるように答えました。

その声も本当にBこさん?と思うような低いうなり声で、今でも、その時のうなり声や容貌が目に浮かんできます。

10分間の面会が終わり、病院側からの説明がありましたが、血圧の上下の変動が大きく、起こすと血圧が下がってしまうので、今までベットを挙げた状態でいたものを平らにしているので、ああやって柵をつかんでいるのだろうとの事でした。

再度義弟の面会が出来ないかと聞きましたが、県外はとにかくダメと言う事でした。ただ、私たちは午後であれば10分間の面会は出来るとの事で、時々面会に行きました。

次に面会した時には、清拭をしてもらって、髪も体もきれいになって、前回のように天井をにらんでいると言うような状態ではなく、普通に横になっているが、ずっとうつらうつらしている状態でした。

落ち着いたように見えたその後、またBこさん、発熱で食事をとれなくなり、尿が出にくい、血圧が下がったままの状態が続いているので、県外の義弟達の面会も許可すると言う連絡が来ました。

私とすると、すぐ来てほしいと思ったのですが、結局「予定があった」とかで面会に来たのはその連絡があってから10日後でした。実子である義弟のみの面会となります(義弟の妻、つまり次男のヨメはBこさんのひ孫を連れてきた2年前からこちらには来ていない)。

義弟夫婦はそんなに忙しいのか?んな訳はありません。もう義弟はリタイアしていますし、その妻義妹は毎日何とか教室だのフィットネスなど出かけるのに忙しい、なにせ子ども達に迷惑を掛けないように努力の毎日だそうで( ̄▽ ̄;)Bこさんの様子を見に来る暇はないそうです。

オットも、あまりBこさんがいよいよになったと言う事がピンと来ておらす、「忙しいだってさ」で済ませておりますので、私がとやかく言う事ではないので、黙っておりました。

Bこさん次男=義弟が来た時の様子はまた、次回。

それでいいのか(・・?のよしこがお送りしました。


Bこさん、転院後の様子1

2022年12月06日 | 高齢者

オット母96才、先日天寿を全うしましたが、思いがけずの入院からまさかの療養型病院への転院の記録です。

コロナ禍であることから、思いがけず入院したBこさんとはヨメである私は対面は出来ないまま、車いすで介護タクシーで「療養型病院」への転院をしました。

その時オットが受けた説明では、もう自宅に戻ることは出来ないとの事で、もしかしたら在宅介護が続くかと思って介護用品なども支払いは停止にしてもらったものの、借りていた介護用品ももう使用することはないと言う事で、介護用品の会社との契約も完全に解除し、引き取りをお願いしました。

考えてみればBこさんのオットG夫さんが、介護が必要になった時に一緒に介護手続きを取ったBこさんは足掛け12年、その会社との付き合いがありました。

デイサービスの方も途中からの利用はしましたが、なかなか行きたがらなかったので、唯一ずっとお付き合いがあったのはこの介護用品の会社でした。

玄関、トイレ、Bこさんの自室には様々な介護用品、また、最近では車いすやカートなども借りていましたので、それらを返すと、家の中はちょっとガランとした感じに。広々とは違う、寂しい感じがしました。

車椅子で段差を乗り越えるためにあちこち私自身が張り付けたものもあり、それらも最後の方はサイズの合わないものをカッターナイフで汚く切り落としてあったので、ばりばりと剥がして元の敷居の姿に戻しました。

ダイニングテーブルや椅子も、Bこさんの移動を考えて無理やりの置き方をしていたので、元に戻し、円背の為幾つも用意してあった椅子ももう転院後は座る人もなく、無用のものとなってしまいました。

転院後は補聴器は使えず、したがって携帯電話も不要、もう買い物に行くこともないので、年会費の掛かるカードは解約、生協の会員も脱退手続きをしとと、なかなかその契約解除も本人確認が必要なので、大変な作業でした。

オットと2人きりの生活と言うのも、結婚して40年にして初めての事でしたが、ほぼほぼ引越しのような状態でしたので、落ち着く暇もない日を過ごすことになりました。

しばらくは転院後の病院からの連絡もないまま、オットも私もBこさんが在宅中には出来なかった事(例えば1日かかる病院への診察など)をしているうちに日は過ぎていき、何年もきっと療養型病院での生活が続くのだろうと覚悟していました。

近づくお正月、昨年まで(こちらで印刷して住所も要れたものを用意して)年賀状も自分で出していたけれど今年はどうするのだろうなんて思っていた時に、療養型の病院からのBこさんの体力が落ちてきたので、何があるかわからないから面会が出来るようにするので、来れたら来るようにとの連絡が入りました。

「転院後の様子2」に続きます。

 


天寿を全うしました。

2022年11月28日 | 高齢者

オット母Bこさん、天寿を全うしました。

御年96才 ある意味大往生でしょう。

入院前にはいつもとはそれほど変わらすでしたから、あっけなく、突然亡くなってしまったと言う感じがします。

まだ、頭がグルグルでして、落ち着いてはおりません。

ただでさえ滞りがちなブログですが、Bこさん転院後からの葬儀までの騒動も何かのお役に立つかもしれませんので、記事にして行きたいと思いますので、よろしくお願いします。


Bこさん、また発熱!

2022年08月16日 | 高齢者

オット母Bこさん(完全同居40年)(御年95才)最近突然(本人元気、朝は平熱)デイで発熱でお迎え依頼(迎えに行けない時はどうしたらいいのでしょうね?)、病院に直行が何度か。

当然、その時は老夫婦2人で迎えに行き病院に連れて行くのですが、お盆の真っ最中(普通の医院は大概夏休み)に発熱…。休みでよかったどうかわかりませんが、朝平熱で、デイに出かけて1時間ぐらいでお迎えにとの電話がかかってくると言うね。もう、今回で4度目ですわ。

血液検査だのエコーだのやっても、どこも異常なし。本人も普段よりもむしろハイになってやたらしゃべってうるさい。デイに行けなくて困るのは、お風呂問題ですわ。

もうあちこち休みだし、本人元気だし、そんな、もうかかったこともないような医院に連れて行くのも、投薬だの、病歴だのほんとメンドクサイ。オットが出来るわけではなく、待合室にただただイラついているだけで、なあんの役にも立たないしね。まあ、車に乗せる時には必要ですが。

はっきり言って、トイレ介助が出来ない人が付いてくるのは邪魔でしかない。

まあそんなわけで、38.5度あったという熱ですが、家に帰ってきたら、ずっと36度台ですわ。いいか悪いか、いや良い事ではありますが、これね、困るのは発熱後最低3日は自宅待機になるんですよ。(抗原検査では、マイナスでしたが)

また、1週間入浴が出来ません。

案の定、背中がかゆいから薬を塗れと。

こりゃ汗疹じゃないの?シャワー浴でもしますか?と聞くと

「わたしゃそういうのはいいよ(シャワー浴はしない)」と宣うので、はあ、そうですかと背中を見ても特に赤くもボロボロもしてないきれいなお肌でしたよ。引っかき傷があるはずだと宣いますが、わたくしめの眼には見えません。

それよか、お尻が~~。

まあ、ご本人が良いと言うので、余計な事は致しませんが、はっきり言ってお尻をめくるともわ~~~と(^_^;)(;^ω^)臭気がやってまいります。

もちろん、マスクはしてるんですよ。でもそれでも臭気はやってくるんであります。洗濯物も相変わらず下着がなかなか出てこない。どう見ても下着を変えておりませんです。

まあ、本人がねえ、いいんならいいですけどさ。本人はパットをしているから汚れない。私は汗はかかないので大丈夫だそうで。

じゃ!あの臭気はなんざんすか?

そりゃあ、褥瘡だってナオリャしませんて。靴下も2枚重ね履きだし。

パンツ+ウールのズボン下(;^ω^)

汗をかかないわけないじゃないですか。

腰回りもただでさえ、屈曲しているためのくびれがあるんですが、その上にパンツ+スボン下+スボンがきっつきつで重なってごろごろして食い込んでいるんですよ。痛いし暑かろうて…。

私はデイに行っての発熱は、デイに行く時に朝から着こんでいるからとにらんでおります。もちろん、水も足りないですけどね。冷房が寒いからと、暑い玄関で待つ時から(その前に部屋から玄関まで出るのにすでに汗まみれと思われます)カーデガンを上にがっちり着て(しかも前を全てとめて)お待ちですから。そして、その恰好でえいこらえいこら、外階段を降り、車に乗り込み…、そりゃ、熱も出るんじゃ?と思いますよ。

で!発熱したら3日はお出入り禁止がご本人理解できず、(いつもはデイには行きたがらないのに)デイに行くと騒いでおります。騒いだって迎えにはきちゃあくれませんよ。そしたらですよ、「じゃ、検査に行く(検査とは言わないで鼻の中に入れてもらやあいいとか言ってますが)。どこへ行きゃあいいだか?」

ほお~~。現在のこの状況が全く分かっておらないようで、いいっすよ。発熱外来に行って、長時間待ち、コロナを移されて帰ってこい。こっちは完全別居にしてやるから。別居だ別居!

と心の中で思い、兎に角食器を別にと思うのに、オットと婆さん、なああああ~~んもわかっておらず、自分の食べたきったない、スプーンで彼方此方かき回し、挙句スプーンを落とし、拾ったスプーンを突っ込みやがった!

子どもなら、手をパチン!ですわ!

普段はわたくし、達観しておりますが、その時ばかりは大声で、遠慮なく「汚い!落ちたものを入れるなんて!」と怒鳴ってやりましたぞ。

流石にビビ食っておりましたが、ほんと冗談じゃありませんよ!

オットはオットで平気であちこちほっつき歩いているし。

いやあ、ありゃ、コロナも、他の感染症も広がるだろうね。と思うよし子がお送りしました~~。


懸案のもののその後(^_^;)

2022年08月05日 | 高齢者

恐れていた懸案のもの=褥瘡のお話。

一度出来てしまうとなかなか完治まで時間のかかる、Bこさん臀部の褥瘡でございます。

皮膚科では気が付くまでに早ければ早いほど直りは早く、出来て次の日に気が付いたら1週間。2日なら2週間。1週間で気が付いた時は1,2カ月。もっと遅ければずっとお付き合い。と言われました。

今回はデイで見つけてもらいましたが、月曜日に行って発見が水曜日でしたから、たぶん1,2日ほどの発見かと思います。出来た大きさは4mm×7mmの楕円形の皮が一枚向けた状態。それから3週間で、そこはかさぶたになったものが、だんだん無くなってきていて、今2mm×2mmのかさぶた。

ただし、恐ろしいことに黒変+カサカサ=もうすぐ褥瘡になるよ~~~の部分は広がっています。

ですので、予防も含め広範囲に時間をかけてマッサージ+塗布としていたのですが、先ほどBこさんから、「かさぶたの所だけでいい。他のところは薬を付けるとかぶれてくる。」

と言うので、正直カッチ~~ン!

誰もあんなところに触りたくもない。はっきり言ってばっちいし。におうしさ~~。好き好んでやるわけないじゃないですか。

見たくないよ!ホント見たくもない!

 

ま!本人がそれでよければよろしゅうおますよ。

「はいはい、じゃ、傷の所だけで。」とちょいとつけて終・わ・り。

終了!

でも癪に障るので、「じゃ、自分でヒルロイドでいいので、足の付け根、お尻、ウエスト、しっかり塗っておいてくださいね。もうすぐじゅくそうですよ~~~ってもう色も変わっているし、かさかさだし。」

と言うとおパンツはあげてあるのに、「じゃあ塗ってもらおうか。」

と「塗ってのポーズ」で待ちの姿勢。

「どっちなのか、塗らないで様子を見たらどうですかあ~~♪」と撤退してやりました。

こっちも短時間で済むことなので、塗らないほうがいいで~~~すという姿勢を貫いたよし子がお送りしましたあ~~(@^^)/~~~


Bこさんの歩行器問題継続中?進行中?

2022年07月24日 | 高齢者

Bこさんの歩行器問題、つうか歩行問題だわね、は、絶賛継続中でございます。

なんだかんだ、ああだこうだ本人は言っていますが、どこへ行っても、

「はい、筋力低下→運動、リハビリの勧め」としか言われないんですよ。

まあね、年が年だから仕方がないですよね~~。それに蝶よ花よのお育ちの方で、筋力なんて使わなくても生きてこれたんですし、現在も私たち長男夫婦ふたりがかりでメンドウを見てもらっているわけですし~~、傅かれて当たり前だと思っているんですから、まあさ、車いすだっていいわけですよ。

何なら、おパンツはあきらめてもらってもいいわけです。

それを今まで通りの生活をしたいと思ってしまうから生きにくいわけで。往生してお願いします~~。面倒を見てくれる人が楽になるようにしてくれればいいですよとなれば、いいと思うんですけどね、今まで通り「威張って」あるいは「命令して」言う事をきかせるなんてことは、もう20年ぐらい前にあきらめてくれればよかったんだと思いますが、まあたぶん一生が終わるまで今のままの「威張り」のままでしょうね。

まあ、こちらも家の中も車いすじゃ手も掛かるので、出来れば日中は歩行器で移動が出来ればと思う訳で、先の歩行器が候補に挙がっていました

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実はBこさん、デイの中での移動は上の方のいわゆる歩行器でして、シルバーカーの方は新たに試しに借りてみようと言うことになり、1週間ほど使用後、やっと行ったデイで見てもらったところ、歩行器の方が良いと言うことで、本人は見栄えからシルバーカーを希望しましたが、デイでは歩行が安定しないので、ダメです!ときっぱり言われてしまいました。

おしゃれ番長のBこさんは「皆、シャレたシルバーカーで来るのに」とご不満でしたが、家の中ではシルバーカーでとなりました。すると、はじめはまあまあ歩けるじゃんと思っていましたが、日々不安定になってきて、シルバーカーでも歩行がマイナス方向に進行してしまい、「デイでは歩行器で結構早く歩いていたのになあ」と私は思っていたのですが、本人が聞かないだろうとそのままにしていたら、やはり先日シルバーカーでも「歩けない!」となり、ご本人様は、「歩行器の方がよっぽど歩ける!」とお怒りでございます。

よって、歩行器にバトンタッチして家でもデイでも歩行器としたんですが、またまた歩けずつうか力が入らないんですな。足を持ち上げる筋力も体を支える筋力もどこか遠い遠いところに行ってしまって戻ってこず状態。(^_^;)(^_^;)

何歳になっても筋力は付きますなんて言いますが、ありゃ嘘ですな。

やはり自然に逆らうことは出来ませんて。

と言う訳で、シルバーカーは借りてわずか半月で返却となりました。

(^_^;)(^_^;)のよし子がお送りしました~~。


結局8日入浴できず(^_^;)やはり懸案のものが出来てしまった!

2022年07月20日 | 高齢者

オット母95才、要介護2(実際には認定を受けてからかなり状態は悪いが、認定審査が先延ばしされている)完全同居歴40年でございますよ。

年々大変になってきていますが、超お嬢様育ち故、生まれた時から世話をさせるのが当たり前で、95年生きてきましたから、我慢の「が」の字もありません。

ですので、デイなんて、面倒の見てくれる人がいないかわいそうな人が行くところ。なんですねえ。ほんと、デイの方には申し訳ないとヨメとしては平身低頭でございます。

で!何かと言えばデイをサボるBこさんですが、はっきり言って入浴が自宅では出来ないし、自分で体を清潔にすると言うこともままならないので(自分で出来ると威張っております。つまりヨメのせわにゃあならくても大丈夫だと(^_^;))、デイに行かないと、汚ばあになりまして、まあ座りっぱなしってこともあり、褥瘡が臀部に出来るんですなあ。

先日の発熱は「泌尿器だ!血尿が出てる!」と言い張り(本人が)デイに迎えに行ってそのままの足で強引に泌尿器科へ。検尿も紆余曲折悪戦苦闘の捨てゲット。

尿検査では出血はなし。女子でございますので、内診もしてもらい何もなし。

エコーで腎臓に腫れが見られるが、発熱をするような状態ではないとの診断でございました。

要するに水分不足のようで、デイでも飲まされ、泌尿器科でも尿を採る為に大量に飲ませしたら、その後何度もトイレに行き、普段出ないと言う尿が大量に出た模様。発熱の方も夕方には治まり、ですがデイには行けない(入浴が出来ない)日が続き、やっとやっと、デイに行ったらば!

懸案の褥瘡が出来ているとな!

確認すると、デイでがっちりテープを使って小さな(褥瘡よりも小さめ)ガーゼが張ってあり、それをはがすときに、しわっしわの皮膚がびろ~~~んと伸び、よくまあそんなに伸びるってほど伸びるんですよ。(^_^;)(^_^;)(^_^;)

よって、テープをはがすとむしろ皮膚が傷つく状態。

今度褥瘡が出来た時の為の塗り薬を塗って、良くなって、一日置いてまたデイに行くと、がっちり貼ってくれてあり、貼らないようにお願いしなきゃ出なと思っていたら、いつも行きたがらないデイの方で、またまた発熱の為お引き取りをとなり、抗原検査を受ける羽目に。結果はマイナスですが、また、何日かはデイに行けない訳です。

流石に自分でも時々立ち上がってみるなんてこともやってますが、大概椅子に座ったまま2つ折れの右に大きく傾いたまま寝てますので、そりゃ、治らないわな。本人は皮膚科にと騒ぎますが、薬はあるし、薬で褥瘡は小さくなってきているし、発熱者を連れて行くわけにもいかないし。つうか逆にコロナをもらってくる可能性もあるし(^_^;)(^_^;)

の~で~、今回は自助で治すっきゃないです。

あの~~とても聞きにくい話題なんですけども、臀部のコウモンまわりが(普通は立ち上がればくっついている部分が広がっているんですが)黒くなるのはこれは病変なのか単に高齢になるとこういう場所は黒くなるんでしょうか?

少なくとも仙骨部分には今は褥瘡は出来ていませんが、ここに出来るととっても厄介なんで、それだけはなんとか防がないとです。

また再度入浴できなくなって6日目になり、本人嫌がっても体を清浄しないとです(^_^;)、本人も嫌でしょうけど、こっちもねえ……。メンドイ。

大雨は何度も降るし、やっとやんだと思ったら、暑いし、コロナはまた感染がひどくなったし、のに~~、オット、(気持ちはわからなくないが)頻繁に外出しちゃうんで、なかなか不快指数度は高い、よし子がお送りしました~~。


デイからの呼び出し Bこさんの発熱?血尿?問題

2022年07月13日 | 高齢者

月曜日にデイをサボり(行くのに気が進まないデイなので、体の調子が悪い体を装いサボる)やっとお気に入りの方のデイに出かけたと(この間歩行が悪くなり家の中でも車いす→お試しの歩行器が届き自力で何とか歩くようになって)思って、文字通り一息ついた瞬間、デイからの電話。

通常ならオットが電話を取るのですが、Bこさんを送り出した直後に買い物に出かけたので(オットが帰ってきたら、久しぶりに車でお出かけなんて思ったいた)、悪い予感はしつつ電話を取ると、なんと、Bこさん発熱とな!

あんなに多弁で元気が良かったのに発熱?測り間違えじゃなかろうかと疑うわたし。「そうなんですよ。ご本人元気はいいんですが、なにせ熱が38度以上あるので、申し訳ありませんが、お迎えに来てほしいのですが。」

「すみません、今オットが車で出てしまっているので、直ぐにはいけないのですが、お昼前には行けると思いますがそれまでお願いします。」と言ってほどなくしてオット帰宅。

オットにそのことを話すと、怒りまくるんでありますよ。まあ、無理もないですけどね。と説明しているところにまたデイから電話。

「Bこさんが血尿が出ているからそれでだ(発熱した)とおっしゃっているんですが。」

「いや、そんなことはないと思いますよ。血尿なら今、ポータブルトイレを使っていますし、普通のトイレを使うときもこちらで流すので、ブツはいつも確認していますから、血尿が出ればすぐわかります。昨日掛かりつけ医の診察日でしたが、そんなことは全く言っていなかったですし。」

「そうですか。出来れば病院に連れて行ってください。とにかくこちらでは38度以上の方はお預かりできませんので、お迎えをお願いします。それと、申し訳ないですが、発熱があった時は3日間はデイの方はお休みをして頂きますので、今週中はデイをお休みでお願いします。」

がああ~~~~ん!

事件ですよ!

さあどうする?

とりあえず1時間は時間が欲しい。

「とにかく直ぐのすぐには行けないので1時間後にお迎えでもいいですか?」ととにかく多少でも時間を稼ぐ。

オット、直ぐ行くと騒いでいますが、ちょいまち!ととりあえず掛かりつけ医に今の状況を話し、そちらに連れて行ったほうが良いか泌尿器科に連れて行ったほうが良いか確認。掛かりつけ医は血尿があるなら泌尿器科の方が良いだろうと言うことで、今度はオットに泌尿器科に電話をさせ、発熱しているが診てもらえるか確認してもらう。

泌尿器科ではすぐ連れてくるようにとの事なので、デイに迎えに行ってそのまま泌尿器科に連れて行くことにしました。

ええ、ええ、懸案の尿検査が待っております。

さ~~どうなる、Bこさん!つうかこっちの運命はでありますよ。本人朝は威張り散らしてデイに出かけましたからね。

「○○(オットの名)が怒るからしょ~~~がない、行ってくる。」と。

発熱もほんとか~~と疑るよし子がお送りしました~~。


Bこさんの歩行器

2022年07月12日 | 高齢者

Bこさんの歩行問題、一応とりあえず家の中でも車いすにしましたが、やはり、移乗から移動まですべて付き添うことになり、かなり大変。

当然のことながら、Bこさん、全てこちらに依存するようになり、当然、今までは何とか自分で立って、ゆっくりながらも歩行をしていましたが、全く歩行しなくなりましたから、このままでは寝たきり一直線ですわね。

家の中で自力で歩行ができるように何とかしなくてはいけないので、介護保険を使って、もう30年も前のバギー型のシルバーカーはもう無理なので、下の2つのどちらが使えるか現在使用、検討中であります。

 

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この方が歩行は安定するので、今までデイの中で使っていましたが、これを家の中でとりあえず使ってみましたが、家の中の段差や絨毯などが引っかかり易いと言う欠点が。

 

 

 

こちらを検討中なのですが、本当は体をひきつけて、U字型の中に体を入れ込み歩行をしたほうが良いのですが、どうしても手が前へ前へ行ってしまいますが、今までのバギーはそういう持ち方だと前が持ち上がってしまい(何しろもう腰が曲がれるだけ曲がってしまっているので腰が後ろになり、不安定になり歩けなくなってしまいましたが、これは安定しています。実際に使ってみているのは車輪が2重についていて前が重く浮き上がらないので、歩行がかなり安定します。

ただ、家の中と、デイのフロアで変わってくることと、ちゃんと、PTさんにみてもらって決めたほうが良いと言うことで、1週間のお試しをすることになりました。

4日ほど、車いすのみだったので、はじめは動きもぎこちなかったのですが、少しずつ慣れてきて、補助は必要ですが、一応なんとかトイレや洗面所にも入れるようになり、それまで、囁くようなよわよわの声が、かなり普通に戻り元気になったように感じ、Bこさんは知らねど、私たち夫婦は待ちかねてのデイに行く日が来て、2つの歩行器をデイの車に積み込み、Bこさんを押し込み、さてとコーヒーを口にした瞬間にデイからの電話……。

もうね、デイからの電話なんてろくなもんじゃありませんですよ。この後ひと騒動となるのでありました。続きはまた~~~(@^^)/~~~