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曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

葬儀に向けて

2013年12月19日 | 冠婚葬祭

なにしろ、Gオさんと長年連れ添い、苦楽を共にしたはずのBこさん。

どうも、楽楽をともにして、苦はすべてGオさんに押し付けていたようで、というのは、わかってはいたんですが、とにかく連絡先ひとつにしても、真っ白状態でして、Gオさんの最後寝室になった客間を大捜索。

親戚の住所電話番号がわからないのには、まいりました。

いや、一応私もメモってはあるんですけど、いつも、通称で言ってたりして、氏名がわからなかったり、携帯電話の番号がわからず、なかなか連絡がつかなかったりで、日ごろからつい、携帯電話からの連絡で、ちゃんと連絡先がわかっていないことの、不便さを感じました。

ほんと、人の氏名はきちんと書いておくべきですね。

ついつい、○○のおじちゃんとか、○ちゃんで、呼びあっていて、さて、住所は?電話番号は?氏名は?

近い人ほどわからなかったりしますよね。

おばあちゃんの名前は知っていたけれど、早くに(Gオんさんが赤ちゃんの時に亡くなっていた)亡くなったおじいちゃんの名前、オットも初めて知り、そして、実はGオさんは7人兄弟だったってことも初めて知ったようです。(赤ちゃんの時に2人亡くなっていて、一人は戦死、4人兄弟のように思っていたらしいです)

そんなこんなで、Bこさんが当てにならないので、落としがあるのかないのか、皆目分からず、結果、お葬式の時に初めて見る方が大勢、しかも祓いの席にも残って下さったのに、さて、お渡しするものをだれにどう渡すのか、見当もつきません。Bこさんは、全く動かないし…。困ってしまいましたよ。

話は前後しますが、そんな訳で、Gオさんが葬儀後、49日までの間の祭壇を飾り、お参りに来て下さった方にお参りをしてもらうための準備。というか、通夜までの間もひっきりなしに弔問の方は見えるわけですから、Gオさんの部屋の片づけは急務なわけです。

ぐだぐだいってても仕方がありません。当てにならないBこさんは脇に置いておいて、とりあえず、介護ベットの返却。亡くなった次の日の朝1番にして、次の日の朝とりに来てもらい、祭壇を置く場所の確保ですが、さてさて、衣類の山や、雑貨の山が部屋のあちこちにあるので、とりあえず、一角にあるのを他片の一角にまとめ、片方の隅をとりあえず確保。

まだ、他方に机に、こたつ、TV台などが、床の間や、押し入れをふさぐような形に置いてあって、とても落ち着きがありません。

Gオさんのいろんなものが(大事なものも含め)置いてあるので、勝手に片付ける訳にはいかないので、とりあえず、私は服類をひとまとめにすることと、出来れば仕切りになるものを買ってきたいと思ったのですが、Bこさんの「そのうちやるから、そのままにしておいて」との声で、とりあえず、布を探してきて、被い、今現在もそのままになってます。

そのままにしておきたいから、Gオさんは家に帰らず、ホールで「保管?保冷?}してもらっている訳で、「とにかく、今はいいから。」「いや、今やらないと困りますよ。」の押し問答。

まあ、Bこさんがいいならいいやと、こたつや机は端に寄せて、服は被いの状態の山は、一向に低くなりませんです。

あとは、写真!

物置を大捜索。

出てきました。昔若かりしGオさんの写真。そこに映り込んでいる、オットとGオさんから見るとひ孫がそっくりと言う事に、みんなびっくり。もちろん、オットとムスメの小さいころにも似ていて、まぎれもなく、Gのさんの血は、引き継がれているなあと、不思議な気持ちになりました。

オットはメモリアルボードがどんなものか知らなかったので、写真を探す大捜索もちょっと気が乗らなかったんですが、その写真を探し出した時には、自分の両親の結婚したばかりのころや、それぞれの顔も知らなかった祖父母の写真も見れて、しばし、感慨にふけってしまいました。

カメラも好きだったようで、たぶん同じ年頃の人よりも沢山の写真を写しており、ちゃんといつどこで写したかも書いてあるので、Gオさんの歴史をしばし、堪能しました。といっても、この時はとりあえず、写真を選ぶに精一杯で、みんなの知らないGオさんを、選び出し、89年の歴史がわかるようなものをメモリアルボードにしてもらいました。

事前にメモリアルボードと、遺影の写真の縮小版を祭壇に飾れるようにしてくれたものを、確認も兼ねて持ってきてくれて、遺影の写真もGオさんのいい顔になって、良かったです。

あとは、お送りする方の準備。あ!こちらは、おしゃれなBこさん、ぬかりはございません。知らぬ間に、ちゃんと美容院の予約を入れており、○時に美容院予約したから(連れて行け)との事後報告がございましたです、はい。

一応、私もちゃんとしなくてはいけませんからね、娘もいろいろ買わなくてはならないものがあり、とどちゃんと一緒に買い物に行く事になったんですが(孫も連れて)Bこさん、

「とども一緒に行くの?」と不安そうな顔。やっぱり、一人にすると不安かねえと

「とどちゃんが、うちにいた方がよければ、居てもらうけど。」というと、Bこさん、

「とどが、一緒だと、うろうろして、邪魔になるじゃないかと思って。」ちゃんちゃん!

さすが、母親でおます!とどの生態をよく、ご存知で。

文字通りうろうろして、困ること多々あり!こういう時はとどではなくて、クマでおます(^_^)v

それにしても、邪魔になると母親に心配される61歳って(;一_一)

さて、無事にとどは、施主を務められるのでありましょうかあ???

続く~~