毎年(NPOの活動を遡ってみたら2015年から毎年)止めようと思うNPOの活動であるが、今年も順調(?)にその時期がやってきました。
4月から新しい仕事も始めるので、たいして仕事はもらえないしボランティア活動の部分を押し付けられての役員で、なんかさあ、サンドバック状態なのよね~~。毎年仕事バリバリのキャリア組に嫌な思いをさせられての、結局私がやるのね?に嫌気を覚えているこの状態で、しかも年金の受け取り開始の年になって、やんなくてもいいじゃない?
まあど~~せ、若い人をとか新人を育てる為、仕事から降りろとか出てくるだろうしねえ~~。⇒NPOの活動
いやあ、コロナ理由にとんずらしちゃった役員もいることだし~~。
って事は私も「家庭の事情」とか、「年齢が」とか言えばさ、止められるよね~~なんて思いながら、話合いに行ってきた。
話合いの方は順調に進んだが(8人中2人がコロナ感染者が身近に出て自主自粛をしたそうな(^_^;))その後、活動の一番の長の人が(他にも4人役員がいたのにもかかわらず)残ってちょっと話がしたいとの事で、また期末の事務作業の事かな?なんせ2人とんずらしちゃったからなあ。そのお願いだよなあ~~。結局困ったら私に押し付けられるんだよな~~。なんて思っていた。
ら!
なんと手土産を頂き、正直「どした?」と思ってしまったよ。結構私きつく当たられているので(本人はそんなつもりはないんだそうだが、私は結構めげているのよね~~。)ちょっと覚悟しながらいたんだけれど、なかなか本題に入らない。
「報告会までに○○と○○を私がまとめるでいいですか?」と水を向けると「はい。それをお願いしたいです。それと…」と言ってこれにサインが欲しいと言われたのだけれど、それは保険証を受け取ったと言うサインだった。
NPO法人の方で2021年1月1日から12月31日までの年間の保険料を払って加入してくれたのだ。コロナの保証があるので、自分でも加入しようかと検討していたところだったので、ありがたいのではあるが、つまり「止めるな」と先手を打たれてしまったのだ。
今日の話合いでも例年ならば「こういう失敗があったからこれをこういう風に改善するように」と言う指導的なことを言われるのであるが、今回は「こんな失敗はほんとに些細な事で、皆で助け合い補って行けばクリアできるものなので、メンバーを見てもらえばわかりますが、若い人が活動に参加してもらうのが難しいので、とにかく助け合って楽しく活動をして下さい。」と言われてちょっとびっくりしていたところであったのだが、彼女は思いがけないことを言いだした。
とても言いにくそうに「実はNPO法人の事務局の方にこの活動をやりたくないと言ってきた人がいて、その理由がメンバーにキツイ人がいて一緒に活動したくない。参加するたびに不愉快になる。と言う事だったんだけど、よしこさん、何か気が付いたことはあるかしら?今年度の新人に言われたとの事なんだけど。」
ちょっとびっくりした。まあ、2,3人思い当たる人がいなくはないけれど、今年はそのキツイと言われたであろう人とは活動していないのだ。
「今年はわからないけれど、2,3年前にもたもたしている人がいると、きつく叱ったり、反省会の時に強い言葉を使うリーダーはいたよ。(正直言うとキツイ人は4人。うち2人は今年は事業に参加していない。後2人のうちの一人が何を隠そう質問している本人なのだよ。そしてもう一人は過去この事業の一番の長を長年やっていて自分が一番わかっていると思っている人なのだ。けれど、本人目の前にしてあなたとあともう一人は云々とは非常に言いにくい。しかも先に手土産もらっているし。いや買収されるほどのものではないけれど、わざわざ私にだけ渡してきたのであるのであるからして(^_^;))」
と言うと「いや、よしこさん。今年の活動で『不愉快な思いをした』んですって。」
と言うので、
「自分では相手を傷つけるつもりはなくても傷つけていたり、不愉快にさせることはあるかもしれないから、お互い気を付けましょうでいいんじゃないかしらね。今年のリーダーはそんなキツイ人はいない…よね…。と思うけど。少なくとも今年は私はそういう場面には出くわしてないけどね。」
しばらく相手も考えていたが、「実はね…」と今年の活動の事で彼女は非常に思い詰めてしまって(たぶん今年活動に参加を拒否した役員の事が堪えたんだと思う)活動が何とか始まったから少しは良いかなと思っていたんだけど、そういわれてしまって、ひどく落ち込んでしまい体重も落ち、夜も眠れないんだとか。心療内科の受診を勧められたがそんなところに掛かるのは恥ずかしいし嫌なので、市販の眠剤を買って飲んだが全く効かないそうで(いや、心療内科に掛かるのは恥ずかしい事じゃないと思うけれど)文字通り頭を掻きむしっていた。
今まで5人のメンバーのうち止めてしまった2人が彼女と方向性やら考えからが一致していて、中間の2人は何も言えないので、結果4対1となって向こうは考えをはっきり言っているだけなんだろうけれど、もうちょっと言い方があるよねとずっと思っていた私には、苦情を言った人の気持ちがよくわかるのよ。私、ずっと思っていたもの。
けれど、今目の前で頭をかきむしるほど苦しんでいる本人を責めることは出来ない。
「今までの様に役員が集まって話し合いをする場が無くなっちゃったからそういうのもストレスなんじゃない?電話でもいいから直接話し合ったり話を聞いてもらったほうがいいよ。私は今は仕事を入れてないから暇だし。私でよければなんでも聞くよ。」
と言っておいたが、「今年の新人?いやあみんな楽しそうにやってくれたと思うけどな。だれだろうな?」と不思議で仕方なかった。
その後思い出したのは一緒に活動した新人が「今日は楽しく出来てうれしかったです。今日は優しく教えていただいたので本当にほっとしました。」と言っていた人がいたんですよね。今日はって言うことはその前は違ったって事ですよね。その時も「何?誰かに怒られちゃった?」と聞いたらもごもご言葉を濁していたことがあったなあ。ところがですよ、その時3人新人がいて名前が思い出せないんですよ。変な事言って違っていたら困るしな。
たぶんあの人と思っているけれど口に出せないよしこがお送りしました~~。