信州四賀から

斉藤一徳が信州四賀の情報をお届けします。

2016.5.3 憲法記念日 in 松本駅前

2016年05月04日 | 徒然日記

福島みずほさんにつづいて、
こちらも、忘備録的。

 

「安保法制」「憲法改正」等で、
今年の「憲法記念日」はいままでとは
ちょっと違っているようです。

 

これまでは、いろいろな団体が、
同じ日に、別々の場所で、
(時には、同じ建物の違う階で!)
催していた「憲法記念日」の集会を、
今年は、一緒に実施しています。
これだけでも、素晴らしい進歩。
(私自身も、憲法関連の集会に参加するのは初めて)

 

 

メインスピーカーは、慶應義塾大学名誉教授で弁護士の
「小林節(せつ)」さん。

 

 

きっぱりと、いろいろお話しいただき、
ますます、「いまそこにある危機」を感じました。

・日本国憲法の三大原則
 国民主権
 基本的人権の尊重
 平和主義

・大日本国憲法(明治憲法」では、主権は、天皇にあった。
 とは言っても、実質は、天皇の周りの政治家や軍部、官僚が
 天皇の名前を使って「主権」を握っていた。 
 自民党の改正憲法案では、主権を国家にする。
 ということは、例えば総理大臣が、主権者になり、
 国民を配下にするということ。明治憲法への逆戻り。

・主権者から、臣民にもどる
 国の主権(物事を決める権利)が、国になると、
 国民は、主権者の命令をきく「臣民(君主の支配対象)」になる。
 いまの憲法では、主権者は、国民。
 この国は、われわれの国。
 決めるのは国民で、議員や役人は、「雇われマダム」

・ アベノミクスは、あほのみくす
 日本の経済は、良くなっていない。
 いいと言われている大企業も、苦しくなってきた。
 「成功成功」と自画自賛しているが、どこが?
 所詮 あほのみくす

・北海道5区補欠選挙
 共産党の人は、「善戦した」と言っているが、
 結果は結果。負け。
 今の選挙制度の中で、勝つ、には、選挙で当選すること。
 そのためには、野党共闘。

・野党共闘
 今回の参議院選挙で、勝たないと、憲法改正の危機が近づく。
 そのために、野党共闘が実現しつつある。
 共産党は、我慢に我慢を重ねて欲しい。
 民進党は、もっともっと謙虚になって、欲しい。
 (自分は野党の親玉感覚ではなく、一員として謙虚に)

・選挙の戦い方
 北海道5区の反対に、「僅差」で勝つ。
 僅差で全部勝つ。
 そのためには、「わくわく」「仲良く」「必死になって」
 若者は、「どうせ自分の1票なんかで変わらない」と思っている。
 「俺の1票で、変わるかも?」と思わせる。
 そんな選挙ができれば、変わるし、そんな選挙をしないと!

 メモしながらの聞き書きなので、若干の表現不良はごめんなさい。
主旨はあっているはず。

 

他にも、松本猛さん、唐沢ちあきさん、等

 

 

松本駅前広場は、
木のブロックが敷き詰められていて、
立っていても疲れにくくて、良かったです。
来週14日も、あるそうです。

 

 


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