稲の苗が大きくなってくると、
株と株の間が見えなくなって、
田んぼが一面稲の葉で覆い尽くされます。
「出穂(しゅっすい)」前の葉は、
本当に綺麗な「きみどり色」で、
遠目に見ると、
まるで「ベルベット」のなめらかな布のような感じです。
もう少し経つと、
緑が強くなり、稲の葉先も鋭くなって、
なめらかな肌触りのような感じではなくなります。
ほんの一時期だけの美しさ。
東北を考えると、
無事に稲を育てられる幸せ。
葉の先に「露」がつくと、
出穂間近かだそうです。
もう少し、この、きみどりを楽しみましょう。