信州四賀から

斉藤一徳が信州四賀の情報をお届けします。

四賀地区小学校統合検討委員会 第9回

2008年01月31日 | ちょっと堅い話

 

 今日の会議で、「基本設計」の校舎配置が決定しました。

 

 紆余曲折ありましたが、何とか、市側にとっても、保護者側にとっても、

 

より良い方向に進みはじめた、第一歩と思っています。

 

  今日の会議で、保護者の想いを伝えた「言葉」

 

 教育理念の作業チームで検討して、四賀の新小学校の教育理念と教育目標が作業チームとして決定しました。決まった結果だけ見れば、どこにでもあるような理念と目標かもしれません。しかし、ここに至るまでには、さまざまな意見が飛び交い、まったく何もない所からひとつの形として出来上がりました。私もそうですが、作業チームの方々も、その過程が非常に大切だと思い、そうして出来た理念、目標には魂が入っている思っています。作業チーム全員が苦しんで、また楽しんで創りあげていった事を、なんとか子供たちに伝えてゆきたいと思っています。

 基本設計の検討についても、同じような事が言えると思っています。松本市の方針として、旧市内の他の小学校と比べて、あまりにも良い学校を建てられないという事情は、私たち検討委員も良く解っているつもりです。それでも、これから50年、60年と使い続ける校舎を、少しでも良くしたい。少なくとも、今、四賀にある4小学校のなかで一番新しい「中川小学校」のレベルにはしてあげたい。出来れば、少しでもレベルアップさせて、次に検討される旧市内の学校のレベルアップの礎(いしずえ)にした。そう思って知恵を出し合い、意見を出し合って検討を進めて来ました。今日、その結果として、基本設計の配置が決定されます。これからも、教室のレイアウト、実施設計と、まだまだ検討は進んでゆきます。そして、平成23年4月の開校を向えた時に、入る子供たち、その後もずっと入学してくる子供たちに、その当時の検討委員や親たちが、どれだけ一生懸命に頑張って、この校舎を建てたかを、ずっと語りつなげるようにしてゆきたいと思っています。それが、私たち検討委員の大切な使命だと思っています。

 

 

 

 なかなか「想い」を伝える事は難しいのですが、「想い」が伝われば、きっとうまくゆく、と思っています。実際、そうなってきていると思います。もっともっと、良い方向に。