新!編集人の独り言

名無しの悪質なコメントがありコメントはなくしました。
名乗ることもできない奴にコメントする資格はありません。

給食の話2

2007-01-27 16:35:36 | Weblog
給食といって思い出した事。

当時うちの小学校では9/1、つまり防災の日に『簡易給食』なるものを出してました。
つまり、緊急事態になったとき、配給されるもので給食を出すという事なんですが・・・

簡単に言ってしまえは「菓子パン2個」と牛乳、それとみかん。

これがまたいやでして・・・

大抵において、このパンが「あんぱん」と「ジャムパン」だったりするんです。

あんこキライのアタシは本当に地獄でしたねぇ。

さらにジャムパンの代わりにメロンパンとかなった時はもう最悪でした。
あんぱんの次にきらいなのが、何を隠そうメロンパン。
元々メロンの存在もきらいだしね。

こういう時は牛乳でむりやり流し込んでましたけど。


そんなある日の給食。
この日は学校でも人気の高い給食「カレーライス」だった覚えがあります。
ところが・・・
カレーを載せたリフトが故障してしまい、給食が食べられない事態に・・・
他の学年はカレーライスを無事に食べられたのですが、我々の学年だけが急遽簡易給食になってしまいました。
しかもメーカーから取り寄せる(400個も急遽取り寄せる事になります)から時間がかかるので、学校側は5時間目を前倒しして授業をする事に。

子供達からすればブーイングですわ。

カレーは食べられない、すきっ腹で5時間目の授業受けさせられる。外では他の学年が遊んでる
『あいつらはカレーライス食べたんだな』
もう子供達からすれば、踏んだり蹴ったりの状態です。

さて、5時間目が終了して簡易給食の到着。
普通ね、カレーライスが食べられなくなったんだから「カレーパン」かなぁと思うじゃないですか。
出てきたそれは「あんぱん」と「ジャムパン」
さすがに子供達ブーイングです。

「先生、これはあまりにもひどくないですか」
「カレーライスが食べたいです」
「せめてカレーパンにならなかったんですか」

先生、平謝りです。
別に先生が悪くはないんだけど、まあ配慮は足りなかったと思いますわ。

子供は甘いもの与えておけば文句言わないだろという考えがどっかにあったんでしょうな。

翌日、我々の学年だけ特別にヤクルトがおまけについてきました。

今考えると何か・・・うまく誤魔化されたような・・・ま、いいか(笑)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅夜叉は利用された

2007-01-27 07:26:09 | Weblog
現役続行を宣言したブル中野は全女側と今後をフリーのような状態で試合する事で合意した。
制約に縛られず色んな選手と戦いたい、という対抗戦を見据えての決断である。
もちろん全女のブル中野として対抗戦を戦うつもりだ。
今後の身の振り方についてブルはLLPWにも顔の利く宍倉に相談した。
  「中野さん、なんかまた痩せたんじゃない?」
「そうですか?皆からは若返ってるって言われてるんですよ」
そうですか、と宍倉は笑ったが何か淋しい感じがしてならなかった。
「今後は今まで戦ったことの無い選手と戦っていきたいんですけど・・どうでしょう」
  「ああ、対抗戦ですね。もう赤いベルトには未練は無いのかな?」
「ええ・・・それよりも他にファンの人達が望んでるカードがあるなら」
そうか、ブルの表情から王者としての険が消えたのか、と宍倉は気付いた。
  「中野さんならデビルや関西との対決も見てみたいけどな」
誰か戦いたい選手はいるの?と宍倉はブルに訊ねた。
はい、と急に真顔になりブルは宍倉に鋭い視線を向けた。
「LLPWの神取選手です。宍倉さんは彼女と仲良いんですよね?」
  「うん、仲良いよ。LLの連中とは結構ね」
宍倉は得意げに答えると、なぜ神取なの?と訊ねた。
「うん・・やっぱり女子最強と言われるほどの選手ですからね・・興味あります」
  「しかし神取は北斗が狙ってるからねぇ・・どうなんだろう」
「神取に勝って欲しいです。アタシと戦うまで神取は最強でいて欲し い」
神取-ブルか、それも悪くない、と宍倉は思った。
  「今度の後楽園大会に神取も来るだろうから挑発してみたら?」
「いいえ。神取とは別の機会に。余計な因縁とか関係なく戦いたいんです」
チッ・・ノリが悪ィな、と宍倉は心で舌打ちした。

会場はその全てが全女最強論支持者と言っても良い状況であった。
今日の試合に名乗りを挙げたハーレーの実力を確かめる、そんな気は毛頭無い。
ただ北斗が神取をどのように挑発するのか、その一点に観客の意識は集中していた。
女子最強は全女にこそ存在すべき、そんな選民意識が会場内に充満する。
半田は緊張の面持ちで出番を待っていた。言葉は無い。
イーグルと神取が平静を装い明るい口調で会話を進める。
ハーレーはただじっと目を閉じ北斗との戦いをイメージしている。
北斗は間接の取り合いが下手だ・・・それがハーレーが抱いた北斗のイメージだ。
いつも神取と練習しているLLPWが北斗に負けるはずが無い・・・
神取が何事かハーレーに声をかけ、肩をポン、と叩く。
何ですか?と聞き返すハーレーに神取は「何でもないよ」と笑った。

ゴングの音と観客の声援が聞こえる。セミファイナルが終わったようだ。
北斗が鋭い眼光で三田と下田を睨みつける。
「あんな奴等にナメられるなよ・・」
一方のLL控え室では神取が場を和ませようと軽い口調で呟く。
「さ、さっさと片付けてかえろうよ」
そして・・・・全女とLLPWの対抗戦が始まる。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする