自分が高校時代のお話。
修学旅行といえば、ある意味高校生活でも一番のメインイベントですわな。
こういうときは気の合うメンツとグループで一緒に同じ釜のメシを食う訳でして。
ちなみにこの時のうちらのグループはというと
・自分(ちなみにPTA会長の息子)
・生徒会長
・生徒副会長
・クラス委員長
・クラス一のモテ男
・クラス一の秀才
自分以外はみーんなマジメ風(風ですよ)なので、先生からは信頼度バツグンです。
で、こういうグループ訳をすると必ずツッパリ連中もたむろする訳で、そうすると先生のマークもキツくなるのは世の常でございましてね。
こういう輩は大抵バッグの中に煙草やらウイスキーだとか忍ばせてくるんですよ。
んで見つかるんですわ、バカだから(笑)
で、ある日、うちのツッパリ元締が相談に来たんですよ。
「わりぃ、酒あずかってくれよ」
「お前らね、俺ら巻き込むんじゃないよ」
「頼むよ。1本500円払うから」
全員1本ずつ預かっても3000円かぁ。オイシイなぁ。
「よっしゃ、商談成立な」
結局ツッパリ連中から20本、締めて10000円をゲットしました。
当日、案の定荷物検査。
こちらはというと、用意周到。
カモフラージュにコーラとかもぶちこんで難なくパス。
そりゃそうでしょ。だって信頼度バツグンだも~ん。
ツッパリ連中は持っていないのに完全にカバンチェック。
信用されてないとこんなもんです。
宿について、酒を渡す。
もうこっからはどうなってもしらんもんね~。
「で、この10000円どーする?」
「確か次の宿ってすき焼きだったよな。夕飯」
「あ、そうそう。そうだよ」
「神戸牛買っちゃう?」
「あ、それいいかも」
「でもさ、とりあえず先生に探りいれてさ。すき焼きじゃなかったら悲しいし」
先生に聞くと、やっぱりすき焼きとの事。
心の中でガッツポーズ!!
「うっしゃあ、すき焼きじゃあ」
翌日、自由行動なので、大阪で遊んだ後、高島屋で神戸牛を購入。
「切り落としでいいだろ?」
「でもグラム500円かぁ」
「買えるだけ買っちゃえよ」
「待て!1.5kgだけ買って、後はさばの棒寿司を買おう」
「おおおっ」
こうなると頭のいい奴(ずる賢い奴)の頭はフル回転です。
さて、夕食時。
案の定、もも肉の安い牛肉が出てきてます。
「うわー・・・肉質が全然違うよなぁ」
「どーする?残すと怪しまれるよ」
「まーかせなさぁい。編集人、付き合って」
天才の後ろを肉持ってついていった先は、何と例のツッパリ連中。
「あのさぁ、やっぱさあ、悪いから、これ差し入れな」
「おっ、いいのかよ。お前らの肉なくなっちゃうだろ」
「昼間同じようなの食べてるんだよ。だから、残すのもったいないから食べてよ」
「悪いなぁ、そうか、じゃあありがたくいただくよ」
部屋を出て天才がニヤリ。
「証拠隠滅!」
こやつ悪魔だ。
自分達の部屋に戻ると、何故か女子グループが・・・
「何なんだ?この状況は」
「あ、俺呼んだ」とモテ男。
「だってさあ、1.5kgも食べられんぜ。男にくれてやるのはシャクだしさ。やっぱ女の子と食べなきゃねぇ」
「いただいてま~す」
ここからはもうすき焼き合コンみたいになっちゃいました。
ジュースをお酌してもらったり、そりゃあもう大騒ぎ。
途中先生がやってきて、本来はこういうのはダメなんだけど
「お前達はマジメだからなぁ。さっさと食べ終わったら部屋に戻れ」という事でお咎めなしでした。
こんな自分達は悪魔でしょうか??
修学旅行といえば、ある意味高校生活でも一番のメインイベントですわな。
こういうときは気の合うメンツとグループで一緒に同じ釜のメシを食う訳でして。
ちなみにこの時のうちらのグループはというと
・自分(ちなみにPTA会長の息子)
・生徒会長
・生徒副会長
・クラス委員長
・クラス一のモテ男
・クラス一の秀才
自分以外はみーんなマジメ風(風ですよ)なので、先生からは信頼度バツグンです。
で、こういうグループ訳をすると必ずツッパリ連中もたむろする訳で、そうすると先生のマークもキツくなるのは世の常でございましてね。
こういう輩は大抵バッグの中に煙草やらウイスキーだとか忍ばせてくるんですよ。
んで見つかるんですわ、バカだから(笑)
で、ある日、うちのツッパリ元締が相談に来たんですよ。
「わりぃ、酒あずかってくれよ」
「お前らね、俺ら巻き込むんじゃないよ」
「頼むよ。1本500円払うから」
全員1本ずつ預かっても3000円かぁ。オイシイなぁ。
「よっしゃ、商談成立な」
結局ツッパリ連中から20本、締めて10000円をゲットしました。
当日、案の定荷物検査。
こちらはというと、用意周到。
カモフラージュにコーラとかもぶちこんで難なくパス。
そりゃそうでしょ。だって信頼度バツグンだも~ん。
ツッパリ連中は持っていないのに完全にカバンチェック。
信用されてないとこんなもんです。
宿について、酒を渡す。
もうこっからはどうなってもしらんもんね~。
「で、この10000円どーする?」
「確か次の宿ってすき焼きだったよな。夕飯」
「あ、そうそう。そうだよ」
「神戸牛買っちゃう?」
「あ、それいいかも」
「でもさ、とりあえず先生に探りいれてさ。すき焼きじゃなかったら悲しいし」
先生に聞くと、やっぱりすき焼きとの事。
心の中でガッツポーズ!!
「うっしゃあ、すき焼きじゃあ」
翌日、自由行動なので、大阪で遊んだ後、高島屋で神戸牛を購入。
「切り落としでいいだろ?」
「でもグラム500円かぁ」
「買えるだけ買っちゃえよ」
「待て!1.5kgだけ買って、後はさばの棒寿司を買おう」
「おおおっ」
こうなると頭のいい奴(ずる賢い奴)の頭はフル回転です。
さて、夕食時。
案の定、もも肉の安い牛肉が出てきてます。
「うわー・・・肉質が全然違うよなぁ」
「どーする?残すと怪しまれるよ」
「まーかせなさぁい。編集人、付き合って」
天才の後ろを肉持ってついていった先は、何と例のツッパリ連中。
「あのさぁ、やっぱさあ、悪いから、これ差し入れな」
「おっ、いいのかよ。お前らの肉なくなっちゃうだろ」
「昼間同じようなの食べてるんだよ。だから、残すのもったいないから食べてよ」
「悪いなぁ、そうか、じゃあありがたくいただくよ」
部屋を出て天才がニヤリ。
「証拠隠滅!」
こやつ悪魔だ。
自分達の部屋に戻ると、何故か女子グループが・・・
「何なんだ?この状況は」
「あ、俺呼んだ」とモテ男。
「だってさあ、1.5kgも食べられんぜ。男にくれてやるのはシャクだしさ。やっぱ女の子と食べなきゃねぇ」
「いただいてま~す」
ここからはもうすき焼き合コンみたいになっちゃいました。
ジュースをお酌してもらったり、そりゃあもう大騒ぎ。
途中先生がやってきて、本来はこういうのはダメなんだけど
「お前達はマジメだからなぁ。さっさと食べ終わったら部屋に戻れ」という事でお咎めなしでした。
こんな自分達は悪魔でしょうか??