新!編集人の独り言

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不二家のケーキ

2007-01-13 13:12:39 | Weblog
不二家がかつての雪印事件みたいな事になってきましたね。

どうなんでしょうねぇ、同族会社っていうのは。
お互いに隠蔽体質になっちゃってるんだろうなぁと。

不二家といえばやはりショートケーキなんですよ、自分のイメージは。
当時自分はケーキというものが食べられなくて、あまり興味なかったんですけど、あの不二家のショートケーキに関しては「きれいなケーキだなぁ」と思っていました。
イチゴの赤と生クリームの白のコントラストがスッごく鮮やかだったんでしょうね。

あれから幾年・・・もう色々なケーキを食べましたけどね、結局行き着くところはイチゴのショートケーキなんですよ。やはり赤と白を好むのは「日本人」だからでしょうかね。

そんなイチゴショートの代表格ともいえる不二家の騒動はちょっとショックですね。

不二家に限らない話なんですが、売れ残ったケーキのスポンジから生クリームをはがして、冷凍保存し、再利用するという事はよくある話だそうです。
ただ、不二家の場合、そのスポンジの衛生管理という部分にも問題があるらしく、以前アルバイトをしていた人間が「私は不二家のケーキは絶対買わない」といってたのを覚えています。
その頃は「まさかなぁ」と思っていましたが、今回の件で「そうなのかなぁ」と、ちょっと考えさせられてしまいましたね。

不二家はこれからが大変だと思います。
ここまでコテンパンにやられてますから。
納豆騒動もそうですけど、今のお客っていうのはメディアに踊らされてるところがあり、「不二家の商品は品質が悪い」というイメージをインプットされてしまいましたからね。
実際、あれだけ大手だった雪印牛乳が今ではあの青ラベルを捨てて「メグミルク」というブランドにしないと売れないという状況になつてしまってますから。

根強いファン層を持つ雪印でさえそんな状態ですから、不二家はかなり苦戦するんでしょうね。
というか自力再建は不可能かもしれませんよ。

いずれにせよ、しばらくは不二家のケーキは買いたくても買えません。


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紅夜叉は利用された

2007-01-13 00:17:09 | Weblog
安田は自分の部屋で風間に渡されたイラストを手に悩んでいた。
これはちょっと・・・こんなんで本当に人気でるんかな・・・
どう考えても笑い者になるだけだ、と彼女は決めつけていた。
「ファイトスタイルは今の安田のままで良いと思うよ、うん」
風間はそう言っていたが、どうして自分のスタイルからこんな格好が思いつくのか。
安田は現在のLLPWの経営が苦しい事も理解しているつもりだった。
どうしても話題が欲しいのは判る。新キャラの話しを聞いた時には少し嬉しかったのも事実だ。
しかし手渡されたのは昔の漫画に出てくるような女番風のイラストであった。
これはダメだ、風間さんには悪いけど明日断ろう、と決心した時に電話が鳴った。
「はい、もしもし。あ、緑? どーしたの? 何かあったの?」
    「どーかしたのは留美ちゃんのほうでしょ!どう?新キャラは、練習してる?」
「あれ、もう聞いたんだ。それがもう最悪なんだよ、これ」
どう考えてもダサい女番キャラ、明日風間に言って考え直してもらう、
と安田は事情を説明した。
    「ふ~ん。でも、私だったらやるけどな。チャンスじゃない」
「そうかなぁ・・・アタシはなんだか自分自身を否定されたようで・・・」
 「私等から見たら羨ましいよ、留美ちゃんは。会社に考えてもらえて」
「わかったよ、緑。これからアタシなりに良く考えてみる。風間さん任せは危険だから」
同期の斎藤緑の励ましに、いつの間にか安田は納得させられていた。
「じゃあ、緑の事も風間さんに頼んでみる。それとも神取さんが良い?」
「あ、私の事なら気にしないで。それにあの人達にイジられたらキツイから」
電話を切ると安田は蛍光ペン買いにコンビニへ買い物に出かけた。
やっぱスケ番じゃなくてレディースでしょうよ・・・まったく・・・

後楽園ホールの全女興行。全試合終了後、プロレス記者は北斗晶を囲んだ。
FMWとの試合を経験している彼女が今後の対抗戦をどう見ているのか、と。
やはり土屋・前泊には興味がありますか?と聞く記者連中に北斗は一気にまくし立てた。
「ああ?あんなチンピラ共じゃなくてもっと他にいるだろーが!畜生!
 クズ共のてっぺんで踏ん反り返ってるヤロウだよ、なに勘違いしてやがんだ!
 長与だぁ?いつまで寝ぼけた事言ってんだよ、女子プロ最強?ふざけんな!」
話しの内容から北斗の怒りの対象がLLPWの神取忍である事は明白だった。
だが神取の全女に対するコメントなどまだ誰も聞いた事など無かった。
随分怒ってるネェ、と傍で試合を終えたばかりの堀田が声をかけた。
「そりゃ怒るよ、あの馬鹿が! プロレス愛してない奴に最強なんて言わせねぇよ!」
「これは神取選手に対する挑戦と受け取って良いんですね?」
「なんでアタシがあんなのに挑戦しなくちゃいけねぇんだ!ふざけるなよ、お前」
北斗の怒りに動揺する記者達の後ろで、宍倉は薄ら笑いを浮かべ腕組をしていた。
・・・良いぞ北斗、もっと怒れ・・・宍倉はダメ押しの言葉を吐いた。
「神取は長与でさえ対決を熱望した実力者ですが? 勝てる自信は?」
北斗が長与を嫌ってるのは知ってる。北斗を煽るのは簡単な事だった。
「ふざけるな!長与なんてとっくに越えちまってるんだよ!コッチは!
 潰れそうな団体でもチケット代くらいあるだろ? 見に来いよ、バカヤロウ!
 コッチはプロレス愛してるんだよ! 心のプロレスってものを見せてやるよ!」

「これ、神取さんの事ですよねぇ? ナメてますね、こいつ」
ハーレー斎藤の差し出したプロレス雑誌に、何がぁ?と神取は視線を向けた。
北斗・神取に宣戦布告の見出しと共に先日の北斗のコメントが掲載されていた。
一通り目を通すと神取は不思議そうな顔をして首を捻った。
「神取さん、コイツとなにかあったんですか?」
「・・・いや、わからない。ダメだ、全然記憶にない」
これアタシの事じゃあ無いんじゃん? と他人事のように呟いた。
「今度デカイ大会あるみたいだから見に行ってみます?コイツん所の団体」
「いいよ、面倒臭い。それにそんな無駄金なんか無いよ、LLは。かはははは」

もちろん自分が挑発された事は間違いない。しかし唐突な感は否めない
言いたい奴には言わせておけ・・・それが神取の本音であった。
雑誌には全女の川崎大会で尾崎・関西組がWWWAタッグに挑戦すると書いてあった。
見てみたい気もするが、風間がなんと言うかが気がかりだ。
まぁどうせ風間も全女なんかに興味は無いだろう・・・

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